第23回 2023年5月ハイキング(益子町散策)
ルート
益子駅
立ち寄ったカフェ
西明寺
権現平(展望場所)
『気持ちい!』
<--ここから城内坂通り
城内坂通り-->
益子駅
<体験記>
真岡鉄道の益子駅に1両電車が入ってきました。とてもローカルな駅で、ここが本日のハイキングスタート地点です。駅には世間遺産(世界遺産ではない)と書かれていた看板がありました。
観光者は誰もいません。GWに陶器市が開催されている時は非常に賑わうそうです。
益子町のメインストリート(城内坂通り)を歩いていると、コーヒーの香りに誘われて途中のカフェに寄りコーヒーを買って飲みながらのどかな田園風景の車道を歩き、1時間程で国指定文化財の西明寺(室町時代に建設された風格のある寺院)に着きました。この寺は獨鈷山(どっこさん)に建てられています。急な階段とその上に見える寺が年数の経過した木に囲まれ神秘的でとてもいい感じです。境内には三重塔、瓦葺の建物、見ごたえのある本殿があります。ここでお参りしてから本殿の裏側にあった登山口から本日の登山開始です。(登山口を探すのに苦労した)
里山なので緩やか坂を登りながら各種の木々の鮮やかな新緑を見て、またさわやかな若葉の香りをかきながら登っていくと開けた権現平(展望場所)に着きます。ここに建てられていた展望タワーに登り益子の街を眺めてから、この広場のベンチでランチ休憩をとりました。この付近は高舘山(たかだてさん)と言い、昔、城があったそうです。
この山から下山するまで益子の森を散策します。ガビチョウ(外来種)、ウグイスのさえずりが聞こえます。湿地帯、芝生広場、東屋、吊り橋(揺れが怖い)もあり、わずかなアップダウンで歩きやすく気持ちの良い道で散歩には最適であると思いました。
途中に木造の立派な展望台が設置されていて、そこを登るとほぼ360度の展望があります。しかし遠方は霞んでいたため見えませんが、それでも素晴らしい景色が楽しめます。展望台の周りにはヤマボウシが満開に咲いてとても華やかです。
益子の森を抜けるといよいよメインストリートである城内坂通りです。道の両側は陶器店が軒を並べていましたが、今日は観光客が少ないので静かなところになっています。
一番賑わっていた窯元共販センターでコーヒーカップを購入してから駅方向に向かう途中の陶芸の丘に設置された陶芸美術館に寄ります。置物、皿、カップなどを並べらた物は珍しく、高価な焼き物であるとは思いましたが、その陶芸の良さがわからず単に一回りした感じです。益子の歴史も紹介され益子焼で使う土は非常に各種工程を経て長時間かけて作られているとのことを知りました。この道は電柱が地中に設置され綺麗に整備され景観がよいところでした。でも食べ歩きするようなお店はなくカフェが数件あるだけで少し残念です。益子駅には15時30分頃に着き無事ハイキングが終了しました。