第48回2025年11月ハイキング(西沢渓谷)
ルート図
入口
ループ橋
代表して安全ハイキング祈願
入口にて
田部重治文学碑
二俣吊橋
五段の滝
折返し休憩地点
展望台
<体験記>
目の前のループ橋の先に上高地を思わせる景色(梓川と穂高連峰)が広がっているところに市民駐車場がありました。平日(土日の大混雑を避けるために平日開催とした)でも沢山の車が駐車しています。全体を通して、スタート地点付近の紅葉が一番綺麗でした。
今回、ハイキングしたルートは沢に沿って、登り下りを繰り返し歩きながら標高を上げていき、2時間程歩いた先の折り返し点から山を巻き下りていくルートを一周するものでした。累積標高差が600mを越えていましたので、決して楽なハイキングではありません。
入口から色鮮やかな紅葉を見ながら歩きだします。時折日差しを受けて映える紅葉は、特に真っ黄色と真っ赤な赤色が素晴らしい。歩きながら滝の多さには驚きます。チョロチョロ流れるような赤ちゃん滝、糸を引くような滝、豪快に音を立てて豊富な水量を落としている滝、最後は5段の滝壺を形成している目を見張る絵になる滝からマイナスイオン(森林のセラピー基地に認定されている)を沢山浴びて心も洗われました。
名前のつけられている大きな奇岩(特に人面岩は判別不可能、蛙岩はその通り)、沢に落ちないよう危険な道では鎖を持って歩き、高度差があり揺れを感じて足元が救われる吊り橋、綺麗な透き通った渓流などが次々と姿を変えて我々に感動の景観を見せてくれました。
途中の展望台では秩父連邦の高い山々の壮大な景色などを見れ、まさに自然の芸術空間にいるような時間を5時間にわたり過ごすことができました。