第49回2025年11月ハイキング(2回目)(鳴虫山)
登山口に向かう途中の紅葉
神ノ主山(最初のピーク)
根っこばかりの登山道
途中で男体山が見れた
青空と唐松と・・男
鳴虫山 山頂
鳴虫山直下の階段
もっと綺麗な唐松
独標(下山途中のピーク)
憾満ケ淵のお地蔵様
憾満ケ淵の流れ
下山口の紅葉
これも綺麗!
慈雲寺
東照宮の参拝券を買う長蛇の列
参拝を諦めて写真のみ
東照宮の紅葉
最後にカフェ&スィーツ
神橋付近
<体験記>
紅葉シーズンの日光は道路が大渋滞するので東武日光駅から歩いて行ける鳴虫山を選びました。残念ながら参加者は3名のみとなりましたが、天候に恵まれ終日日差しが絶えることなく、宇宙飛行士顔負けのチームワークで予定通りに行程を完歩しました。
満席の東武特急を降り、東武日光駅から賑わう参道に早々に別れを告げ10分ほどで登山口に入りますが、他のパーティーは一組だけ。歩き出してすぐにこのコースは想像以上に手強いことに気づきます。初めこそよかったものの、すぐに木の根っこが露出した登山道となります。その歩きにくいこと。最初のピークの手前10分ほどから急登になり、息を切らしてまずは神ノ主山に到着です。展望は残念ながらありません。ここからはずっと木の根っこを階段の代わりにするような登りが続いていきます。ピーク手前では、真上に登るかと思うような急登ですが、何とかしのいで本日の最高地点である鳴虫山に到着です。残念ながら絶景と言えませんが、男体山や女峰山が目の前です。「誰ですか?これをハイキングだといったのは!」と言いながら、ちょっと早いランチにします。山頂では二三組のパーティーしか見かけません。
さてこれからは下り一辺倒と気を取り直して出発しますが、いきなりの急な下り坂、落葉と根っこだらけ。すぐに急な梯子階段に出くわします。下りでよかった。急な下りは続きますが、落葉で滑りやすい上に木の根っこは足をとられやすいので慎重な足運びが必要で脚がくたびれてきます。また、下り一辺倒との予想を裏切って、何度かアップダウンもあって、その都度ギアチェンジしつつ降りていきます。それにしても登山者が少ない。まれに平らな道はたくさんの落葉に覆われていて、サクサクとした足音が心地よく感じたものでした。
この登山道は根っこだらけの道の幅がしばしば広くなり、道を見失いそうになります。そういえば山道によくある赤いテープがほとんどありません。慎重に踏み跡を探しながら下山し、独標と呼ばれる小ピークを過ぎ、山頂から一時間半弱でようやく憾満ヶ淵に到着しました。
ここからはやっとハイキング?らしくなり、古い水力発電所を見ながら水量の多い渓流を見ながら歩きます。今が見頃の美しい紅葉に囲まれ、思わず写真を撮りまくっているとコケを身にまとった多くのお地蔵様が出迎えてくれます。これまで頑張って歩いたことが報われます。
含満公園を出て日光甚五郎煎餅本舗で土産を買い東照宮へ行きます。見事な紅葉ですが、参拝券を求める長蛇の列(ほとんど外国人観光客)に圧倒されてしまい参拝は断念して、写真撮影だけにとどめ、門前のカフェにて休憩した後、参道を下って東武日光駅へと向かいました。
(今回は駅から徒歩で登れるといううたい文句につられ安易にハイキングを企画してしまったかもしれません。今後は事前にもう少し慎重にコースを吟味します。予想以上に厄介なコースを頑張ってくれたメンバーに感謝します。)