【私の個人登山体験記U】

横岳・硫黄岳 阿弥陀岳・中岳・赤岳 高峰高原 本社ケ丸・清八山 石老山 伊豆ケ岳 高尾山・城山 川苔山 鍋割山 赤城山 上州武尊山
後方羊蹄山 トムラムシ山 十勝岳 旭岳(大雪山) 両神山    高畑山・倉岳山 大岳山 雲取山 谷川岳縦走 白馬岳 十二ケ岳・小野子山

登山日 2015年8月8日(土)
山名 横岳 硫黄岳
標高 2829m
コース <八ヶ岳縦走登山>(2日目)
赤岳(6:00)→横岳(7:15/7:40)→硫黄岳(8:10/8:50)→赤岳鉱泉小屋 (9:50/10:15)→美濃戸登山口(11:25)
体験談 朝焼け、日の出を堪能し、2日目のスタート。
赤岳から硫黄岳までの稜線歩きは、快晴の中、これまでにない最高の眺望を提供してくれました。南アルプス、中央アルプス、北アルプスを見ながら、自分たちが縦走してきた、またこれから通る雄大なコースがよく見えます。
途中、クサリ場、梯子、ヤセ尾根もあり、絶壁に作られた道も経験でき、楽しみとスリルを味わうことができました。それに360度の大パノラマ展望が硫黄岳に到着するまで続きました。約2時間のアップダウンの登山の疲れを吹き飛ばしてくれます。
ところどころに可憐な花もたくさんあり、全く飽きるこがありません。後ろを振り返ると富士山が雲の上から出ています。
この登山の最後の 硫黄岳は頂上らしくない広大な広場でした。ここで休憩していると、雲が出始めあっという間に赤岳、横岳を覆ってきました。我々はこの後は下山だけですので、快晴の中、最高の登山であったことに天候に感謝です。
ここから約3時間の樹林帯を延々と下山し2日間の登山が終了しました。
写真
登山日 2015年8月7日(金)
山名 阿弥陀岳 中岳 赤岳
標高 2805m 2705m 2899m
コース <八ヶ岳縦走登山>(1日目)
美濃戸登山口 (7:30)→行者小屋
(9:40/10:05)→分枝(10:45/11:00)→阿弥陀岳(11:20/11:30)→分枝(11:50/12:30) →中岳(12:35/12:45)→キレット分枝→赤岳頂上(13:50)
体験談 標高2780mの登山口は朝7時では肌寒く都会の蒸暑さと違うと思いながらのスタートでした。苔むしたシラビソの木々に囲まれた道を緩やかに登りながら進んでいきます。途中、沢を何度も渡り、広い河原をとおると目の前に大きな山が見えてきました。すると間もなく行者小屋に到着。ここでは冷たい水を補給し小休止。上空を見上げると、横岳、赤岳、阿弥陀岳がそびえて見えます。
ここから徐々に急な登りに変わり息を切らしながら、ふと右にカモシカを発見。逃げようともせずこちらとニラメッコ。行者小屋から約40分で分枝に到着したが、周りはガスに覆われ視界はほとんどありません。
小休止したあとに、リュックをここに置き阿弥陀岳に挑戦。まさに岩登りというくらいの険しいところです。途中振り返るとこれから登る赤岳方面の稜線のガスが取れ綺麗に見えてきました。しかし、この頂上はガスに覆われ全くの視界なし。しかたなくさっさと下山し中岳方面に向かう途中で、ほとんどのガスがとれ、快晴状態に変化。中岳頂上ではほぼ360度の大パノラマ状態に感動し、しばらく立ち去ることができませんでした。
ここから赤岳までの稜線歩きでは素晴らしい景色を見ながら、砂道、岩道、ガレ場、ザレ場、クサリ、梯子を通り最後の急登を登りきると約3000mの赤岳に到着。狭い頂上であったが、遠方は雲に覆われていたものの、それでも十分に満足できる眺望を与えてくれました。
写真
登山日 2015年7月6日(土)
山名 高峰山 水ニ塔山 東篭ノ登山
標高 2106m
2202m
2228m
コース 高峰ビジターセンター(9:20)→高峰山(10:15)→高峰温泉(9:10)→水ノ塔山(11:50/12:10) →東篭ノ登山(12:45)→池の平湿原入口(13:15)→見晴台→三方ケ峰(14:20)→池の平湿原出口(15:00)→高峰高原ビジターセンター(16:00)
体験談 梅雨の合間の晴れ登山を期待して登りましたが、結果は全ての山がガスで覆われ視界が全くなし。もし晴れていれば岩場を登りながら、稜線を歩きながら、さらに各頂上では素晴らしい景色が見えたと思われました。とても残念です。
しかし下山後の池の平湿原の散策ではたくさんの花、そして珍しいコマクサの群生地帯が見られ、ここまで来た甲斐がありました。
写真
登山日 2015年5月2日(土)
山名 本社ケ丸 清八山
標高 1630m
1593m
コース 笹子駅(9:20)→登山口(8:20)→庭洞山(9:10)→角研山(10:15)→本社ケ丸頂上(11:25/11:45) →清八山(12:55/13:10)→登山口(14:05)→笹子駅(15:25)
体験談 笹子駅からスタート。今日は晴天で好展望が望めそうな感じです。コースは右回りの本社ケ丸、清八山の2つを登ります。
まずは車道を少し歩くと、登山口を見つかり、ここからは急な登山道を登っていき、一気に1000mまで達する勢いで進みます。道は比較的整備され、登りやすい状態です。1300mぐらいまでは新緑が楽しめ、時々吹くさわやかな風に癒されます。大汗をかきながら頂上に近づくと、時々富士山が顔を出してきました。好展望を期待をし頂上に到着すると、南方向に雄大な富士山が見え、また360度の大パノラマを楽しめ感激です。この頂上は狭いので、少し下がったところで昼食をとり、次の清八山に向かいます。ここでも雄大な富士山が少し雲がかかり始めましたが、それでも抜群の景色を提供してくれました。さらに南アルプス方面も遠方に見えています。ここから約2時間かかり笹子駅まで下山していきます。この下山は車道に出てからの長さには少し閉口しました。
写真
登山日 2015年3月28日(土)
山名 石老山
標高 702m
コース バス停(8:45)→登山口(9:05)→顕鏡寺(9:20)→融合平見晴台(9:50)→石老山頂上(10:25/10:40) →大明神展望台(11:20/12:00)→相模湖休暇村キャンプ村(12:30)→バス停(13:00)
体験談 天気予報では最高20度になるとの予想でした。しかし相模湖駅に着いた時には、肌寒い!
ここからバスに乗り10分程でスタート口に着き、そして20分程で登山口に到着。
緩やかな山道を進み、とても大きな石のところで、上着を脱ぎ、山の中にある顕鏡寺を右に見て、階段を登っていくと、右側が開けた見晴台に到着し、スタート地点の風景が見え、意外と早く登ってきた感じでした。
見晴台から緩やかな道を登り約30分で石老山に到着。頂上の眺望は真っ白な富士山方向の一部が開けただけものでした。
まだ昼には早いので次の展望台で食事をしようとなり、早々に下山開始。ここからはすこしづつ下りながら左手に富士山をみながら稜線歩きを楽しみ展望台に到着すると、なんと、ここは360度の大パノラマになっている休憩所でした。富士山はもちろんのこと、丹沢連峰、遠くに南アルプス、高尾から陣場山までの尾根も見えています。ここでカップラーメンをたべ、コーヒーを飲みながら、ぽかぽか陽気の中、大パノラマを楽しみました。
約40分の休憩後、今度は岩道を下山し約1時間でバス停に到着。
写真   
登山日 2015年2月28日(土)
山名 伊豆ケ岳
標高 851m
コース 正丸駅(9:10)→正丸峠分枝(9:40)→長岩峠→伊豆ケ岳頂上(10:40/10:55)→高畑山頂上(11:10/11:50) →中ノ沢ノ頭(12:50)→天目指峠(13:10)→395号→正丸駅(14:40)
体験談 コースは正丸駅から伊豆ケ岳頂上を経由して西吾野駅にいく予定でした。しかし、最後に道を間違え、また正丸駅に戻ってしまいました。駅を出発した時には風もあり少し寒かったが、森林地帯に入ると穏やかな陽気となり、適度な坂を楽しみながら、すいすいと登り、伊豆ケ岳の最大の難関である男坂に到着。女坂を選択しようかと迷ったが 前に1人で登っている女性に負けるわけにいかず、男坂を選択しました。
大きな岩壁をクサリを使い45度に近い壁を登っていきます。意外と長い壁です。スリルがありとても楽しめます。ここを登りきると頂上です。 頂上では、すでに4、5人が休んでいました。この頂上はあまり展望がよくなく、木々の間から周りの山々が見える程度でした。ここでは小休止をしただけで、さらに稜線上を進み次の高畑山まで、下ったり登ったりしながら20分程で到着。ここのベンチでカップヌードルによる昼食。いつもどおり昼食後の景色を見ながらのコーヒーは最高でした。 約40分の昼食後に県道395号まで降ります。ここを延々と歩き正丸気に14時40分に到着。どこで道を間違えたのやら?
写真
登山日 2015年1月31日(土)
山名 高尾山・城山
標高 599m・670m
コース 高尾駅→登山口(8:15)→稲荷山(9:00→高尾山頂上(9:40/10:00)→城山頂上(11:00/12:20) →小仏峠(12:40)→小仏バス停(13:30)
体験談 前日に関東は雪でしたので、高尾山は当然かなりの雪があるだろうと、少し心配していました。登山口に着くと、やはりアイゼンが必要な状態でした。しかし登って20分ぐらいたつと、ぐちゃぐちゃの雪道になり、アイゼンは必要ないと判断し、外したまま頂上まで登ることができました。高尾山は非常に階段が多い山です。
途中、丹沢連邦、富士山も見え、空は真っ青でとても快適です。最後の急な階段を登りきると高尾山頂上に到達。ここでは少し雲のかかった富士山、丹沢連峰がぐっと近くに見えます。左のほうには相模湾に飛び出た江の島も見えています。
ここからはアイゼンがまた必要になり、一度下って登り約1時間で城山です。ここでは多数の人が景色を楽しみながら食事をしています。我々も高尾と同様に雄大な山並みを見ながら、餅入りうどんを食べ体を温めました。気温は暖かいので80分もゆっくりしました。
城山から小仏峠経由でバス停まで降り、本日の登山終了。
写真
登山日 2014年12月22日(月)
山名 川苔山
標高 1363m
コース 鳩ノ巣駅(8:00)→大根ノ山ノ神(8:45)<→大ダワ(9:40)→船井戸→川苔山頂上(11:10/12:10) →曲ケ谷北峰(12:20)→赤杭山→三ノ戸山→小里駅(15:00)
体験談 登山コースは計画では川乗林道を登り、古里駅に下山する予定でしたが、青梅線の架線凍結の影響により途中の青梅駅止まりとなったため、代替輸送のバスに乗り鳩ノ巣駅から登るコースに変更しました。
林道の中を登り高度を上げていくと落ち葉で道が分からなくなるような細いところを通り、頂上に近づくと、崖に作られた道、木橋を渡りながら最後の急登を登りきると、広い頂上に到着。
途中、木陰では非常に寒くなるが、太陽のあたる場所では暖かく汗が出てきます。
頂上には誰もいなく、我々3人が大展望を占領したようなものです。ほぼ北側から左回りで南側までの眺望ができます。特に西側の山々はとても雄大なものです。三頭山、三ツ峠山、雁腹摺山等が見えています。そして真っ白な大きな富士山が私たちに景色を楽しませてくれました。
約1時間の昼食の間、暖かった陽気が、急に風が吹き始めると途端に体が冷え始めたため、急いで下山開始しました。途中、東側の展望(曲ケ谷北峰)が見える場所を通り、そこでは赤城山、榛名山等の山々が見え、これで川苔山からほぼ全望できたことになります。
ここからが長く約3時間のだらだらとしたほとんど展望できない尾根を歩き下山しました。
(帰宅時の温泉)梅の湯
写真
登山日 2014年11月3日(月)
山名 鍋割山
標高 1273m
コース 大倉バス停(7:50)→二俣(9:15)→二俣分枝(11:10)→鍋割山(11:45/12:50) →後沢乗越→栗の木洞(14:10)→櫟山(14:25)→寄自然休養村管理センター(15:30)
体験談 大倉バス停に到着しバスを降りると、多数の登山客が準備しています。さすがに丹沢地区だと思いました。
ここから左側のコースから登るルートを選択しました。大半はバカ尾根と言われる大倉尾根から登るようでした。しばらく車が通るハイキングロードを進み、川を横切った先に二俣登山口があり、ここから登山道に入ります。以外に急な坂を二時間程かかり登りきると、鍋割山までの手入れのされた稜線を進みます。稜線上からは木々の葉が赤、黄色に紅葉し、また右側の斜面が一面に染まっている雄大な景色もみることができます。
鍋割山に12時前に到着すると、多数の人が頂上名物の鍋焼きうどん(1000円)を食べています。私たちは寒さをしのぐために、景色もろくろく見ずにラーメンを作りはじめ体を温めました。
遠方の景色はほとんどガスの中で、富士山も含めて何も見えません。昼食後に早々に引き揚げ、栗の木洞、櫟山の稜線をアップダウンを繰り返しながら歩き、すっかりと秋らしくなったススキを見ながら下山しました。
写真
登山日 2014年10月4日(土)
山名 赤城山
標高 ・黒檜山(1827m) ・駒ヶ岳(1689m) ・ウバコ山 ・鍬柄山(1564m) ・鈴ケ岳(1564m)
コース 赤城湖畔駐車場(8:50)→黒檜登山口(10:05)→猫岩(9:20)→黒檜山頂上(10:10/10:30) →駒ヶ岳(11:10/11:20)→大洞登山口(11:50)→移動→鈴ケ岳登山口→ウバコ山→鍬柄山(13:00/13:50) →鈴ケ岳頂上(14:20)→大洞登山口(16:30)
体験談 人気の赤城山に登りました。紅葉シーズンなので、途中会った人から推測すると200人以上登っていたのではないでしょうか。
この赤城山は外輪山なので多数の山があるので、今回は6座を選択し、少しハードな山歩きとしました。
最初の黒檜山登山は右からの周回コースを選択。最初から意外と急な坂を登るとすぐに猫岩と言われている展望台があり、周りの山に囲まれた大沼、そして神社と赤い橋が見え、写真にあう構図が目に飛び込んできます。
その後約1時間で黒檜山に登頂できましたが、周りがガスっていて展望がきかず、早々と眺望を諦め、駒ケ岳に歩を進めることにしました。ここからは稜線歩きの紅葉した斜面を見ながら、多少見えてきた遠方の山々を楽しむことができ駒ケ岳に到着。
駒ケ岳頂上ではモクモクと上がるガス、赤、黄色に燃えた斜面、大沼の景色が見え我々に満足感を与えてくれます。頂上から下山までの間では、鞍部の広場でススキ等の秋の草が茂った秋の風景を感じ、その後に鉄で作られた人口の階段を下りて下山終了。
ここから鈴ケ岳登山口に移動し、牧場からウバコ山を越え、鍬柄山に到着。ここは前述の山とは反対側の山なので、全く違った景色を提供してくれました。
赤城山のほとんどの外輪山、さらに遠方の山々も、そして前橋市内も見せてくれました。
この後に鈴ケ岳登頂を控えていましたが、途中の岩場で負傷してしまい、グループから脱落し、下山となってしまいました。
写真
登山日 2014年9月20日(土)
山名 上州武尊山
標高 2158m
コース 武尊神社駐車場(5:40)→第2駐車場(6:10)→分枝(6:26)→小屋分枝(7:25)→ビューポイント(8:40/8:50) →武尊山頂上(9:15/10:10)→剣ヶ峰(11:25/11:50)→分枝(13:45)→駐車場(13:45)
体験談 5時頃、広い駐車場に着くとすでに6台の車がありました。ここから第2駐車場まで歩き、登山道に入ります。
当初、緩やかだった道も分枝を過ぎると、息が切れる急登になり避難小屋のある分枝まで続きます。ここを過ぎると徐々に景色もよくなり頂上、周りの山の斜面が見え始め、山の楽しみが湧いてきます。途中の崖っぷちのビューポイントでは紅葉し始めた2000m付近の斜面に感動し疲れが取れてきます。
ここからは岩場にかかった多数の梯子、クサリ、ロープを使い登りきると、360度の大パノラマ展望である頂上に到着。すでに2人の登山者が遠方の山々を確認していました。燧岳、至仏山、八海山、谷川岳が見ています。特に至仏山の太陽に照らされ映えた綺麗な三角形の容姿、白い岩肌を出した険しい谷川岳は共によく見えています。
しかし、数10分後には南から東にかけて、ガスに覆われ全く展望がなくなってしまいました。ここで昼食、コーヒタイムを約1時間とり頂上の景色を満喫。
頂上から剣ヶ峰までが、最高の景色の連続でした。約1時間の稜線を歩きながら、まだ始まったばかりではあるがきれいな紅葉とハマツによって絵に書いたようなコントラストを楽しめ、目を飽きさせませんでした。剣ヶ峰の頂上は狭いながらも、360度の豪快な展望を見せてくれました。先程の頂上と違い、谷川岳もぐっと迫ってきます。
約30分の眺望を楽しんだ後に待っていたのは、滑りやすい長い長い急坂でした。これは足、膝に非常に負担があり苦痛の連続でした。何とか降り切り無事に駐車場に到着したのはまだ日の高い13時過ぎでした。雨を心配しましたが、曇ったり晴れたりの天候でしたが、満足できる楽しい山旅でした。
写真
登山日 2014年7月24日(木)
山名 後方羊蹄山
標高 1898m
コース 真狩登山口(4:15)→南コブ分枝(4:45)→4合目(5:35/5:45)→6合目(6:40/6:50)→9合目(7:50) →大火口(8:25)→羊蹄山頂上(8:50/9:45)→御鉢めぐり(9:45〜)→避難小屋(10:40/11:00)→九合目(11:05) →7合目(11:30/11:40)→5合目(12:05/12:15)→真狩登山口(13:25)
体験談 【北海道登山 4ケ所目】

今回の北海道登山の中では一番低い山でしたが、標高差(1500m以上)があり、これまでの疲れもあり厳しい登山でした。山の姿は富士山のようなきれいな三角形の独立峰で樹林帯をしばらく歩くものです。6合目程から低い雲海げ見え、街並みが隠されています。10合目まで延々と急登が続きますが、花の種類と数が増え始め、頂上に近づくにつれ、砂利、岩が多くなってきます。
約3時間後に大火口に到着しました。ここから大きな噴火口を覗くことができます。
ここから頂上までを火口の周りを半周します。そのルートは険しい岩道で滑らないよう慎重に歩き、大展望の羊蹄山頂上に到着。約4時間30分のルートタイム。
頂上からは火口、御鉢はもちろんのこと、洞爺湖、街並みが見えます。1時間の休憩後に雄大な御鉢めぐりを行い下山となりました。
下山の途中で日光きつげ等が咲き乱れているお花畑に出会い、改めて北海道の花の豊富さに感動しました。
登山口までの急な坂を4時間をかけて無事降り切りました。
写真
登山日 2014年7月22日(火)
山名 トムラウシ山
標高 2141m
コース 短縮登山口(4:20)→正規コース分枝(4:42)→カムイ天上(5:22)→コマドリ沢出会(7:00) →前トム平(7:58/8:08)→トムラウシ頂上(10:00/10:40)→前トム平(12:20)→コマドリ沢出会(12:55/13:05) →カムイ天上(14:25/14:35)→短縮登山口(15:25)
体験談 【北海道登山 3ケ所目】

トムラウシ山の最短コースの登山口である短縮登山口からスタート。それでも往復10時間以上であるので、相当きつい山登りであることを覚悟しての挑戦でした。
正規分枝を過ぎるとぬかるんだ道の連続で非常に閉口しました。回りも樹林帯に囲まれているので、蒸し暑く足元は悪く早く抜けたい気持ちを抑えて歩きます。約3時間後にコマドリ沢出会に到着してからは、ぬかるみは終わりましたが、雪渓登りに変わりました。約300mぐらいですが、滑らないよう気をつけて登ると、今度は大きな岩がごろごろしている岩場の上を足を踏み外さないよう進みます。ここをい登りきると急に景色が一遍し広大な広場である前トム平に到着。さわやかな風もあり気持ちのよいところです。ここから頂上までトムラウシ登山の最高の場所であることをこの時点で、まだ知りませんでした。
前トム平を後に歩を進めると、赤、紫、黄色、白色の花が増え始め、さらにトムラウシ公園と呼ばれているお花畑、奇岩、池が見事に配置され、さらに雪渓も加わり、自然が作った最高の景色を見せてくれました。ここは楽しみながらゆっくり歩き、最後の岩場の急騰を登りきると、素晴らしい絶景の頂上が待っていました。頂上は狭いが、大雪山系の稜線を眺望でき、その延長線上には前日に登った十勝岳の雄大な姿も見えました。
また広大な十勝平野も見え、北海道の雄大な景色を十分に楽しむことができました。
頂上を堪能した後に待っていたものは、延々とながい下り坂で、これまでにない辛さでした。
写真
登山日 2014年7月21日(月)
山名 十勝岳
標高 2077m
コース 望岳台登山口(4:55)→雲ノ平分枝(5:45)→昭和噴火口(7:05)→十勝岳頂上(8:00/8:25) →昭和噴火口→雲ノ平分枝→望岳台登山口(10:45)
体験談 まだ肌寒い朝でしたが、徐々に坂が急になるにつれて汗が出始めます。ここはほとんど草以外の木はなく、砂利、岩の山でした。
富士山のように頂上に向けて直登する感じのため、とても疲れます。
途中の避難小屋をすぎる頃には、後ろを振り返ると広大な十勝平野、富良野の丘陵がみえます。前方も頂上らしき山々が見えますが、急な坂のため中々近づけません。
途中、昭和火口跡までくると、当初見えていた頂上ではなく、さらに奥に険しい山容で一際高い十勝岳頂上(北海道で一番の高さ)が見えてきました。ここから広い砂の稜線歩きです。周りの木は全くないので、視界を邪魔するものはなく、しばらくほぼ平らな広く車が楽に走れるような稜線を雪渓を見ながら歩きます。
平らな道の先には最後の急登が待っていました。
ここでまず驚くのが雪で斜面を削っているカール作成中のような斜面が現れてきます。自然のすごさでしょうか。
この斜面は斜度が大きいため、きついですが30分程で、頂上に到着。頂上からの360度の大展望は素晴らしく感動ものです。特に十勝連峰の先は白い岩肌、緑のハイマツ、白い雲が少しかかり絵になるような景色でした。
ここからは縦走によりトムラムシ山まで行くことができる稜線も眺望でき長い時間見ていても飽きません。
十分に頂上の展望を楽しんだ後に下山すると、あっという間にガスで一面が覆われましたが、またガスが取れ、青空になります。このように目まぐるしい天候をでしたが、我々が登っている最中、頂上の大展望の時は、雲のない素晴らしい景色でした。
写真
登山日 2014年7月20日(日)
山名 旭岳(大雪山)
標高 2291m
コース 旭岳ロープウェイ駅(9:20)→旭岳頂上(11:00/11:40)→旭岳ロープウェイ駅(13:00)
体験談 【北海道登山 1ケ所目】
北海道初日のため車による移動時間を考慮し、ロープェイを使ったら楽な登山を行い、まずは足慣らしを行いました。
駅に到着すると、すでにガスに周りが覆われ、ほとんど展望がなく、活火山である象徴の噴煙が轟音を上げ池の先に見えるくらいでした。
登山道の周りには各種の花が見れます。岩と砂の道を登り9合目になると、赤い土に変わりガスも取れ始めてきました。右側は湿原、左側は岩肌の対照的なものです。ここからは頂上も見え、少し頑張ると待望の頂上に2時間30分で到着。
頂上は非常に広く多数の登山客でにぎわっていました。頂上からは黒岳方面の稜線が非常にきれいでした。
ここでゆっくり景色を楽しんだ後に、同じ道をくだり下山しました。
写真
登山日 2014年5月2日(金)
山名 両神山
標高 1723m
コース 両神山駐車場(7:45)→日向大谷登山口(8:00)→会所(8:30)→弘法井戸(10:10)→清滝小屋(10:10/10:20) →両神神社(11:10/11:20)→両神頂上(11:50/12:50)→両神神社→清滝小屋(14:00/14:10)→会所→日向大谷登山口(15:50)
体験談 埼玉県の日本百名山をGW中に登りました。
ここは標高差が1000mと大きいため、ハードな登山でした。
民宿のある登山口から急登続きの道を進み高度を上げていきます。
途中、石碑がところどころにあり神の山の雰囲気があります。沢を渡りその先にはまだ深そうな雪が残っていました。木々の中を進むため、景色は楽しめませんが、新緑、沢の音には心が洗われます。約2時間後に水場に着き、冷たい美味しい水をのみ元気がでます。その後に清滝小屋に到着し小休止。ここは大きな建物ですが、今は無人の避難小屋になっていました。
小屋を出てしばらく行くとクサリ、ロープを使ったスリルある斜面を登りきると清滝神社に到着。ここからは平たんな道を進み、最後の急な斜面を登り切ったところが、ほぼ360度の展望がきく頂上に到着。
頂上は狭く15、6人で一杯になります。眺望は西に南アルプス、八ヶ岳、北には浅間山が見えます。
昼食は頂上の先に少しのスぺースがあったので、そこで雄大な景色を見ながら昼食。
下りは久々に大腿筋にかなりの負荷を与え、登山口に降りた時には足にお疲れさまというほどでした。
この日は初夏の陽気で大量の汗をかいたため、体も疲労し、辛い登山でした。しかし、辛さに相当する頂上の好展望も与えてくれました。
写真
登山日 2014年3月20日(金)
山名 高畑山→倉岳山
標高 m
コース 鳥沢駅(320m)(8:30)→登山口(8:55)→石仏→高畑山頂(982m)(10:40/10:50)→天神山頂(11:10) →穴路峠(11:15)→倉岳山(990m)(11:40/12:20)→穴路峠(引き換えし)→穴路峠→下山口(15:20) →(ヒッチハイク・バス)→藤野駅18:00)
体験談 計画では、鳥沢駅→高畑山→倉岳山→梁川駅でしたが、倉岳山頂上で梁川駅方面は雪が深く危険なので下りは止めたほうがよいとのアドバイスをもらい、一度穴路峠に戻り○○方面に変更し、鳥沢峠に向かったところ、こちらも雪が深く腰まで入ってしまうような急坂に出会い、また道も分からなくなり、1時間ほどの悪戦苦闘の末、やっと道を見つけ、下山を続けたところ、また雪による道が分からなくなり、やむなく穴路峠まで引き換えし、○○方面に大幅コース変更にしました。
ところがこのコースも雪が徐々に深くなり、コースが全く分からなくなり、わずかな道しるべと登山道らしき道を判別しながら、途中、何度も足が腰まで引きづり込まれながらやっとの思いで下山できました。途中、下山しようとする気持ちも折れてしまいそうなくらいハードなものでした。これが延々に続くと遭難、死亡になるのかなと思いました。下山したあとも大変でした。この下山口は中央線の全くの反対側でしたので、駅までの交通手段が全くありません。仕方なく歩きながら親切な人の車をヒッチハイクを2度行いながら、また延々と歩き、やっとバス停まで到着したが、次のバス到着まで1時間もあり、バス停で酒を飲みながら待つ羽目になり、どうにか藤野駅に到着した時には18時をまわっていました。
非常に大変な登山になってしまいました。景色は高畑山では富士山方向の展望が開け、頂上に雲がかかっていましたが富士山らしきものが見えています。倉岳山では同じように富士山頂上に雲がかかかり、そこから左方向に雄大な山並み、逆の反対方向でも山並、街並みがよく見えていました。ここで暖かいみそ汁、山の一番の楽しみを味わった後に、上記述のような悲惨なコースが待っていたとは。
写真
登山日 2013年12月29日(日)
山名 大岳山→御岳山→日の出山
標高 1267m→929m→902m
コース 養沢神社集合(7:30→養沢登山口(8:00)→大滝(8:10)→馬頭刈尾根到(9:25→大岳山頂上(10:05/10:30) →御岳山見晴台(12:10)→御岳山頂上(12:30)→日の出山頂上(13:15/14:10)→上養沢バス停下山口(15:05)
体験談 車2台を使って周回コースを設定しました。登山口は養沢神社の左側から車で5、6分程登った終点で、下山口は上養沢バス停です。登山口では4度でしたので寒いと思い、フリースを着て登ると、汗が出始め、結局脱ぐことになりました。
30分も歩くと一面雪となり、歩きにくいのでアイゼンを装着(私だけ)し、尾根まで90分程の緩やかな道をのぼります。
馬頭刈尾根に到達すると、一際大きな真っ白い富士山が見え、しばらく見とれてしまうほどでした。周りの山も山肌が見えるほど空気が澄んでいます。ここから頂上まで快適な尾根歩きを楽しむことができます。
頂上直前の岩が多い急登を超えると、大パノラマを展望できる大岳山に到着。すでに10人ほどの登山者が景色を楽しんでいました。富士山を中心に左方面に大山を含む丹沢連邦、そして右側には秩父連峰を見せてくれます。また、光り輝いている相模湾も見え、約180度の展望を楽しむことが可能です。
そこから御岳山までアップダウンの少ない道を通り、御岳山展望台に到着。御岳山頂上周辺はすっかり観光地化していまい、登山するような山ではなくなっています。我々は折角きたので、御岳山の頂上を探しに神社までの長い階段を歩き、さらに奥の神社の横に頂上の石碑を発見。これはわかりにくいです。
御岳山は早々に引き揚げ、すぐ目の前に見える日の出山に向かいます。ここは頂上直前だけが急な坂で他は楽な道でした。 富士山は手前の山に隠れ見えないが、周辺の山々はよく見えています。ここで、おでん、スープを作り頂上での楽しみの一つを味いました。約1時間の休憩のあと、ローカルコースの鍾乳洞方面の枯葉の多い道を淡々と降りて登山終了となりました。
写真

登山日 2013年11月29日〜30日
山名 雲取山
標高 2017m
コース ●1日目(11/29)
鴨沢駐車場(8:30)→所畑→堂所→七ツ石分枝(11:40)→ブナ平(12:10)→ヨモギノ頭(12:45) →小雲取山→雲取山避難小屋(14:15)→頂上(14:25)
●2日目(11/30)
頂上(8:30)→ヨモギノ頭→七ツ石山(10:25/10:35)→堂所(11:30)→七ツ小屋(9:25)→鴨沢駐車場(13:00)
体験談 人気の雲取山に、鴨沢から頂上までの往復ルートで登ってきました。高低差1500mの山なので、登りも下りも厳しいものでした。
少し肌寒いスタートでしたが、登っていくと汗が出始めます。初めは林の中を登っていきますが、ブナ平らを過ぎると、ここに来ないと分からない、また山として信じられない車が通行できるほどの広い稜線(防火帯の草原のようです)にでます。左に雄大な雪をかぶった富士山をはじめとした山並が頂上に到着するまで、ずうと見ることができ、青空に映える眺望を見ていると、これまでの辛さも吹っ飛び、とても楽しい最高の気分になってきます。そして頂上の避難小屋も見えてきます。景色を楽しみながら最後の急登を登りきると大パノラマが待っていました。南西方向に一際でかい富士山、西方向に南アルプス連峰、南には東京の街並みが見えます。
冬型の気圧配置のためか、氷点下以下の気温でとても寒い状態でしたが、澄んだ空気のおかげで最高の景色を提供してくれます。
その夜の宿泊は避難小屋にて、酒と鍋料理で体を温めました。しかし夜はさらに寒くなり足が一向に暖まらなく、寝付くことができず長い夜を過ごすことになってしましました。外は-6度、室内は0度です。
翌日は東京湾から上がってくる日の出を拝んだ後に、さらに澄んだ青空の下に昨日見たよりもきれいな景色を楽しみながらゆっくり下山し13時には鴨沢に到着しました。そして下山後の温泉(めんこいの湯)で疲れを癒しました。
今回の登山の特徴は稜線まで上がると、最高の景色を延々と提供してくれこと、そして宿ではMシュフが調理した鍋料理、翌朝のパスタ料理に舌鼓したこと。また単独行の若い女性、カップルが多い山でした。
写真
登山日 2013年10月11日(金)〜12日(土)
山名 谷川岳縦走
標高 ・白毛門(1720m)・笠ケ岳(1852m)・朝日岳(1945m)・七ッ小屋山(1674m)・武能岳(1759m)・茂倉岳(1977m) ・一ノ倉岳(1974m)・オキノ耳(1977m)・トマノ耳(1963m)
コース ●1日目(10/11)
土合橋駐車場(4:50)→松の木峠沢の頭(7:40)→白毛門(8:40)→笠ケ岳(10:00)→朝日岳(12:00) →ジャンクションピーク(12:45)→白崩避難小屋(14:30)→清水峠
●2日目(10/12)
白崩避難小屋(5:20)→大源太山分枝(6:20)→七ツ小屋山→蓬ヒュッテ(7:20)→武能岳(8:10)→茂倉岳(10:25)→一ノ倉岳(11:00) →オキノ耳(12:00)→トマノ耳(12:10)→谷川岳ロープウェイ(15:30)
体験談 谷川岳馬蹄形縦走と言われている山々(10個)を回りました。非常にきつい登山でした。

初日は曇り予想でしたが、出発早々から雨になり濃いガスの中を急斜面を息を切らしながら登っていきます。何とか白毛門に到着したものの何も見えません。このままでは次の山も期待できなく、登っては下りまた登るというようなもので、非常に辛く4人とも黙々と登山しています。
次の笠ケ岳も全くガスの中、もう今回の登山を止めたい気持ちになりながら、次の朝日岳に向かう途中に急にガスがとれ、雄大な谷川連峰、綺麗な紅葉、山肌、そして遠方の山々が見え始め、これまでの辛さが吹っ飛ぶ程の景色でした。そこから日の入りまで快晴に恵まれ、とても気持ちの良い稜線歩きを満喫しました。
目的地の避難小屋に着いてから、近くの水場にて今晩の水を取水しました。これはとても美味しい冷たい水です。
小屋の前で雄大な景色を楽しみながら、この水で水割りを飲みながら最高の時間を過ごしました。
夕食はここまで運んだ野菜、肉を使った鍋料理をたらふく食べ、満足な一日を終え夜19時には就寝です。
2日目は暗いうちから出発し昨日と同じようにガスの中を黙々と進み、大源太山分枝を過ぎると、谷川岳方面のガスが取れ、険しい山々、そして紅葉した斜面を楽しむことができ、これから登る5個の山の展望を期待しました。しかし、その後はガスがかかり何も見えず。最後のトマノ耳でも展望なく早々に下山してしまいました。ここからの下山では、これまでの登り、下りで足を使いきってしまったために、とても辛いものでやっとロープウェイまでたどり着いた時には、もう余力がほとんどなくなっていた感じです。

今回の登山コースは全工程が晴れていれば、最高の登山ができたと思います。初日の後半だけでも快晴となってくれ素晴らし景色を楽しみ、感動を味わうことができました。しかしこれほど辛い登山になるとは予想もしませんでした。
写真
登山日 2013年9月28日(土)
山名 十二ケ岳 中ノ岳 小野子山
標高 1208m
コース 十二ケ岳登山口(8:40)→休憩(9:20/9:30)→十二ケ岳頂上(10:05/10:25)→中ノ岳頂上(10:55/11:05) →小野子山頂上(11:40/12:55)→中ノ岳頂上(13:30/13:40)→女坂分枝(13:50)→男女分枝
(14:00/14:10) →見透し台(14:25/14:35)→登山口(15:05)
体験談 無人駅の小野上駅でグッチさんを拾い、登山口となる広い駐車場に到着したのが8:30頃で予定通り。
今回はここから十二ケ岳、中ノ岳、そして小野子山の3つの山の縦走、往復登山です。
スタート当初は一般道を数分歩き、本来の登山口に到着。ここからはかなりの急登続きでしたが、さわやかな日でしたので気持ちの良い汗がでてきます。
頂上直下の最後の登りをクリアすると、360度の大パノラマ展望が待っていました。昨日の好天気から今日も遠方までの展望を望んで登ってきましたが、周りの山々はよく見えるものの、谷川岳連峰、八ヶ岳連峰、日光連山まではかすかに見える程度で、少し残念した。でもとても雄大な景色に感動し気持ちが落ちつきます。
この頂上を早々に後にして、次の中ノ岳に行くために、急な坂に足をとられないよう注意しながら鞍部まで下り、そこからまた急坂を登りきり頂上に到着。ここはほとんど展望はなく、小休止だけとり次の頂上である小野子山(本日のメイン)山頂をめざし同様に急坂を下り、急坂を登り頂上に到着。ここまでくるだけで、相当な筋力を使った感じです。
途中すれ違ったのは地元の人の犬の散歩と1組の登山者だけでしたが、頂上で昼食をとろうとしたところに、東京からきた12人の団体客が押し寄せ、急ににぎやかな頂上に変わってしまいました。
ここでは西側の雄大な展望を見ながらのいつものラーメンを食べ、食後のコーヒータイムまであり約1時間の最高のここちよい休憩でした。
帰りも同ルートを戻るために下ったり登ったりを繰り返し、太腿、脹脛が悲鳴をあげながらの約2時間の行程をこなし無事下山となりました。
写真
登山日 2013年8月8日(木)〜10日(土)
山名 (白馬三山縦走) 白馬岳 杓子岳 白馬鑓ケ岳
標高 2932m
コース ◆8日(木)
猿倉(7:15)→白馬尻小屋(8:15/8:30)→白馬大雪渓(9:20/9:30) →岩室跡→白馬岳頂上宿舎(13:45/14:10)→白馬山荘(14:35)
◆9日(金)
白馬山荘→白馬岳頂上(6:00)→白馬山荘(7:10)→杓子岳(8:30/8:40)→白馬鑓ケ岳(10:10/10:45)→分枝 →白馬鑓温泉小屋(13:30)
◆10日(土)
白馬鑓温泉小屋(6:00)→双子岩→猿倉(10:00)
体験談 今年の白馬岳は雪が多かったので、大雪渓歩きを経験できました。白馬尻小屋を過ぎると、すぐに雪渓にたどり着き、軽アイゼンを装着。慎重に約2時間30分かけ、途中の大きなクレパスを避け登り切りました。
頂上に近づくにつれ多種多様な花が増えてきます。途中、落下してしまった人を救助するヘリがきましたが、ガスっていたためにすぐに近づけず何度もトライしてやっと救出した場面に遭遇。
初日の目的地である小屋に到着し、疲れもあり、そのままビールを飲み初日の登山終了。
これが今回の登山の誤算(初日に行くべきでした)となり、翌日の白馬岳はガスに隠され、全くの展望がなくがっかり。仕方なく、次の杓子岳への稜線をすすんでいくが、吹き飛ばされそうな強風とガスに覆われ、全く景色が見えそうな気配なし。ところが、次の白馬鑓ケ岳に近づくにつれ、一気にガスがとれ、周りの山々が見え始め、きれいな稜線がくっきり。
ここからが最高の展望を提供してくれました。眼下には雄大な斜面と雪渓、水平線上は白馬岳、杓子岳等を結んだきれいな稜線、そして遠方には、剣岳、立山連峰、槍ヶ岳、穂高連峰、さらに上空は青空になっています。
ここから鑓温泉に下る途中には、お花畑、雪渓が多数あり、下山を楽しませてくれます。到着した鑓温泉小屋では湯量豊富な露天風呂に入り疲れをとってくれました。3日目も30分ほどの下りの雪渓にアイゼンを使用し、約4時間かけて無事下山。
写真