【隊長のアルプス(モンブラン)登山】

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◆2回目(リベンジ) 2009年07月

 2年前、悪天候のため、やむなく引き返したヴァロ避難小屋を通り過ぎると 、荘厳なモン・ブランの夜明けが始まりました。グランド・ボス、プティト・ボスの2つの雪稜 を越え、頂上に至る最後の美しい雪稜を登り始めた時、自然と涙が溢れてきました。 自分が今ここにいることの幸せを感じ、親に、穏やかな天候に、登頂を祈願してくれた山の会のメンバーに、その他全てに感謝の気持ちで一杯です。 その後7時20分に、それより上はない、2年前のリベンジを果し、また長年の願いが叶うことになる4,810mのモン・ブラン頂上に着きました。夢はあきらめなければ必ず叶うことを改めて思いました。
4番目の写真が頂上に到着し感動したものです。



(HP管理者のコメント:一度失敗した登頂をあきらめず、登頂したい思いを2年後に果し、最高の感動を味わったのではないかと思います。本当におめでとうございます。)


エギュイ・デュ・ミディ展望台(3842m)からのモンブラン グーテ小屋からのビオナセイ氷河 モンブラン頂上に続く最後の雪稜 モンブラン山頂にて、女性単独登頂者と写真を撮り合う モンブラン山頂でのガイドパーティたち これから下るボス山稜
グーテ小屋までもう少しだ シャモニの町 エギーユ・ベルト(4122m)とドリュ(3754m) エギュイ・デュ・ミディ展望台(3842m)にて、家内(中央)と大学時代からの友人と シャモニの町から見たモンブラン シャモニの町から見たモンブラン

◆1回目 2007年07月

 今回、初めて海外登山に挑戦したことにより、ヨーロッパアルプスの美しさ、厳しさを少しでも体験できたことはとてもよかったと思います。4,000m級の山は、午前中、快晴でも天気が崩れると、午後には吹雪となり視界が全く利かなくなります。シャモニもツェルマットもロープウェイを乗り継いで、一気に3,800mの銀世界へ運んで くれますが、観光客はそこまでで、そこから先はアルピニストの世界になります。今回はモンブランを目指してスイスまで行きましたが、ガイドは 他にも素晴らしい山がいっぱいあると言います。モンブランは天気さえ良ければいつでも行けるという前情報でしたが、やはり 天候・体力・高度順応化、この3つが揃わないと登れない難しい山だということを実感しました。シャモニもツェルマットも3,000m以下の ハイキングコースがいっぱいあります。ツェルマットでは、マッターホルンへ行くまでのハイキングコースを歩きましたが、とにかくスケールの大きさには驚きました。
 皆様も機会がありましたらぜひ訪れて みてください。私もまた行くでしょう。もう一度モンブランへ!

シャモニから隣町のプラまでのアルウ゛川沿いの遊歩道を行くと綺麗な庭のある教会 ブライトホルン山頂(スイス・ツェルマット) ホテルから見た朝焼けのマッターホルン(スイス・ツェルマット)
高度順応化のために登った、コスミックリッジ。(フランス・シャモニ)