104回水沢山(別名:浅間山(1194m))
ルート
登山口
<--休み石
休み石-->
水沢山
水沢神社
<体験記>
一昨日の大雪による登山道の積雪を心配して駐車場に着きました。やはり一面の雪になっていて、スタートからアイゼンを装着して登ることになります。標高が上がるごとに積雪が増えていきます。でも人気の山らしく平日にも関わらず沢山の人で踏み固められているので足が埋まることはありません。この山は標高差が600mあり、ほぼ急斜面状態が続くために氷点下に近い気温でも太陽が輝きにより大汗が出てダウンジャケットからフリース。そしてシャツの順で服をぬきながら登ります。山は水沢市が材料を提供してボランティアが道を整備しているので急斜面であっても比較的登りやすくなっています。(実際は雪のため階段の木々は見えず)
途中、休み石という休憩場所(ここが五合目)に着くと、なんと野鳥が集まっている場所で、シジュウガラ、ゴジュウガラ、ヤマガラ、キジバトが沢山飛び交って我々の近くまできてくれます。腕を伸ばすと指先に止まってくれるほどの野鳥の楽園です。さらに登り、見晴台では、東側に赤城山、北側の谷川岳連峰が見える大展望を楽しめます。この見晴台から頂上まで尾根道を歩くので景色を眺めながら進ことができます。
頂上に着くと目を見張るほどの360度の大パノラマ状態で、思わず、おっ、すげぇと感嘆してしまいました。富士山は遠くに小さく見え、秩父連邦、筑波山、赤城山、子持山、武尊山、谷川岳、平標山など沢山の山が見えます。ここで大展望を楽しみながら至福のコーヒーを飲んでから下山しました。急な下りなのでアイゼンを効かせながら慎重におり、下山後に立派な水沢神社でお参りし、無事に登山できたことと最高の景色を見せてくれたことに感謝しました。