111回立岩(1265m)
ルート
登山口駐車場
マムシグサ
急な崖の道
紅葉
ホウノキの花
西立岩 頂上
<--頂上の展望
頂上の展望-->
<--威怒牟機不動の滝
威怒牟機不動の滝-->
最後の渡渉
<体験記>
関越道 下仁田ICから山奥に入った県道終点に立岩登山口があります。ここは線ヶ滝観光も兼ねた駐車場です。登山口を出発すると、すぐに渡渉しなければならない場所で水量、川幅もあったので、丸太を捕まりながらどうにか進むことができ、ほっとしていたら、また渡渉場所になり、今度も簡単に渡れそうになく一番川幅の短いところを選んで飛び越えました。立岩分岐を過ぎると急坂になり胸突き八丁状態でコルまで息を切らしながら登ります。落ち葉の落ちた道には沢山の栗が落ちいています。しかし周りの木々をみても栗の木が見当たりません。
コルからは稜線歩きになり周りの景色も見ながら歩くことができ快適です。遠方には蓼科山、北横岳、八ヶ岳、金峰山が見えます。近くには険しい様相の妙義山も見えています。この付近から日に照らされた紅葉も目に入り今日はとても視界のいい日だと思いました。このあたりはいつの間にか岩山に変わって狭い稜線にて木々の間から遠方の雄大な景色を見ながら立岩頂上に向かうと、非常に狭い急な道(右側は絶壁で落ちたら終わり)にロープが張ってある長いスリル満点の場所がありました。ここを楽しみながら超えて、展望の良い休憩場所の先に頂上(西立岩)がありました。ここにはベンチがあるので休憩しようと思いましたが、あまりにも素晴らしい景色に見とれ、視界に入った山の名前を調べたくなり、地図を見たり、他の登山者に確認していたら30分以上もゆっくりしてしまいました。
帰りのルートは頂上から左回りで下山するだけで見学場所は想定してませんでした。ところが、途中に威怒牟機不動滝(いぬむきふどうたき)があり、この滝は落差100m以上あり、水量も豊富で細かい霧を交えて太陽に照らされて輝きながら落ちていました。また滝の裏側に休憩所があり、ここに回り込みランチ休憩しながら滝を存分に楽しみました。これほど輝いたきれいな滝はないと思います。
滝を背にして下山します。途中、何度も道を間違いそうになり、また渡渉を何度もくり返し、最後の登山開始した時に渡渉した場所につきました。しかしこの場所は水がスタート時点より増え幅が広がっていて渡ることが難しくなってます。
大きめの石を拾って川に投げ込み、そこを踏み台にしてどうにか渡りきり無事に下山しました。