117回日和田山(305m)
高麗駅
駅前広場
水天の碑
高麗川
日和田山登山口
鳥居
男坂、女坂の分枝
岩場
岩場
トカゲ
<--展望場所
展望場所-->
日和田山 頂上
高指山 頂上
<--休憩場所
休憩場所-->
物見山 頂上
<体験記>
GWの中日に近所(と言っても電車で1時間弱)の日和田山に孫と初めて登山しました。西武線の高麗駅から日和田山登山口に向かいます。登山口に設置された駐車場は満杯で沢山のハイカーが登っていることが推測できます。
9時前でしたが、雲一つない青空で気温がぐんぐん上がってきています。登山口から岩場の展望箇所までは林の中の木陰でしたが、それでもかなりの暑さを感じます。途中の鳥居の先の男坂、女坂の分枝で、孫にどちらに行きたいかを聞くと、男坂と迷わず言われたのでそちらに向かいます。私は男坂は岩場の道であることを知っていたので少し心配していました。でも岩場になると身の軽さもありスイスイと登り、アスレチックをやっているみたいで楽しいと言いながらどんどん登っていきます。私は遅れてやっとついて行きます。途中岩場にいた大きなトカゲを捕まえ、これを持ち帰りたいと言われましたが、気持ち悪く放させました。
少し行くと一番の展望場所に着き、巾着田方面がよく見えます。また遠方の山々(大岳山、御前山、小金沢山など)が見え、さらに真っ白く一際目立つ富士山が見えます。孫も富士山が見えたと喜んでました。さらに神社の脇を通り日和田山頂上(305m)に到着し、孫と登頂したことをハイタッチして喜び合いました。ここで地元川越方向の街並みを眺めながらおにぎりを食べます。鳥の鳴き声を聞きながら爽やかな風を受けてとても気持ちがいいです。
ここから同じ道を下山予定でしたが、孫がもう一つ登りたいと言われたので、次の高指山(332m)に向かいます。沢山の根っこが地表に出ていて歩きづらいところもスイスイと歩く孫を見ていると頼もしくなります。すれ違う人にも「こんにちは」と声をかけ、まだまだ元気があります。高指山は整備されたようで頂上における展望がよくなり、ここでも富士山方向がよく見えて気持ちのよいところです。ここまで来ると、孫は次の休憩所で早くカップ麺を食べたいと言われ早足でここから舗装道を歩き四阿屋でお湯を沸かし待望のカップ麺を食べさせました。まだおにぎりを食べてからそんなに時間がたっていないにも関わらずペロリです。孫は遠方の雄大な景色を見ながら外で食べるカップ麺はいつも以上に美味しかったと思います。
ここまで来ると三つ目の物見山も近いのでそこも登ります。わずか数10分で登ると沢山のハイカーが休憩しています。私たちはここでは休憩せず来た道を引き返しカップ麺を食べたところから高麗駅に向けて延々と舗装道を歩く道を選択しました。両側に綺麗な水を流している川を見ながら、時折、ウグイスなどの鳥の鳴き声も聞こえ、空気も澄んでいるので自然と一体になった心地よさに包まれ一歩一歩が軽やかになってきます。孫は好きなチョウチョ(青、黒のアゲハチョウ、モンシロチョウなど)が見れ捕まえようとして楽しんでいます。この道は単調のアスファルトで約40分かかり孫も一番辛いところだったと思います。
それでも歩き通し無事に高麗駅に到着し、駅前でお疲れプリンを食べて元気を取り戻しました。