58回妙高山・火打山(2461m)
登山口
ライチョウ平
黒沢ヒュッテ
妙高山 頂上
朝食(クレープ
天狗の庭
火打山 山頂
焼山
サンカヨウ
ワタスゲ
ヤマハハコ
キオン
ウサギギク
<体験記>
<1日目>
駐車場に到着しすぐに登山開始します。上空は晴れてます。少し肌寒いですが、半袖でスタートです。
長い木道を登っていきます。そのあとは登山らしくなり多数の岩がごろごろの道、ぬかるんだ道、そして急登の樹林帯を登っていきます。
その後に、急に景色が開け、非常に広大な黒沢池を囲んだ湿地帯まで来ました。周りの山々に囲まれた広い場所なので、映画にも出てきそうな非常に気持ちが良く景色のいい場所です。
景色を見ながら、またここを歩いていることを楽しみながらゆっくり進むと今日の宿となるヒュッテに到着しました。変わったドーム型の建物です。
ここからいよいよ本格的な妙高山に向けた登山の始まりです。大倉乗越に到着した時には、それまで晴れていたものが一気にガスが出始め妙高山を隠してしまいました。
少しがっかりしながら、一度下りほぼ直線的な急登の登りを約2時間かかって登っていきます。
これまでにないタフな登りで頂上に着いた時には完全に疲労していました。頂上で景色を見ながらゆっくりしようとしていたが、周りはガスって見えなく、頂上の周りの巨岩を楽しむだけでした。
またコガネムシを小さくした虫(ミヤマヒラタハムシ)が大量発生していて、体に気持ち悪いくらいくっつき、とてもゆっくりできない状況のため早々と下山し途中で昼食しました。
さらに下山中の水場でさわやか水を補給し、非常にきつい山を3時間で下山しました。
<2日目>
昨夜は天の川が見える程の満点の星空でしたので、今日の頂上景色を期待してのさわやかな朝のスタートです。なんど上空を見上げても火打山は綺麗に見えています。
振り返ると前日の妙高山も同様にいい景色です。標高差は500mぐらいでしたので、それほどきつい登りではなく頂上までは楽な登山でした。
途中、高谷池湿原、天狗の庭は、感動しっぱなしの素晴らしい景色です、特に天狗の庭は目の前に聳えたつ火打山、その奥に噴煙をなびかせている焼山、そして広大な湿地帯に木道があり、まさに絵にかいたように配置され、気持ちのよい散策ができます。
頂上に着いた時には、これまでにない素晴らしい景色に感動し、快晴の中、目の前の噴煙をあげた焼山、黒姫山、妙高山、そして北アルプスも見ました。
ぽかぽか陽気にゆっくりと景色を楽しむことができました。下山は約1000mを下ったので楽ではありませんが、前日の苦しさに比べれば楽なものでした。
(立寄りの湯)ランドマーク妙高高原温泉