123回:雁ケ腹摺山&姥子山 124回:妙義山 125回:鬼ケ岳 126回:宝登山 127回:雨呼山 128回:都留アルプス 129回:赤薙山
130回:北横岳 131回:甘利山・千頭星山 132回:天狗山 133回:高畑山・倉岳山 134回:御岳山 135回:富山 136回:関八州見晴台

【 登山体験記 Ⅹ】

【第136回 関八州見晴台(771m)】  累積標高差:840m 初中級コース (クリックすると写真が見れます)
  登山日 2021年4月24日(土)  
  登山コース 西吾野駅(08:40)→登山口(09:00)→丸山(10:35)→関八州見晴台(10:35/11:30)→高山不動尊(12:00/12:30)→下山口(13:50)→ロックガーデンカフェ(14:15/15:20)→西吾野駅(15:30)
  体験談
  • 春の気持ちの良い晴れ渡った清々しい天気でした。集合場所の西吾野駅を降りる人は沢山のハイカーでした。とてもコロナ禍とは思えません。(登山における換気は問題ないのでコロナに対する注意は十分可能であると思いつつ我々も登山可と判断)
  • 駅から登山口までしばらく歩き、高山不動尊入口の建碑をみて登山開始しました。道は整備されたところで危ないところはなく、気持ちのよい空気を吸いながら登って行きます。途中、遠方の山々も見える場所も数ケ所ありました。
  • この道はところどころに墓地(個人の墓)が建てられ不動尊との関係があるのかと思いました。急登の場所もなくスムーズに登れてしまいます。途中、車道を渡るところで、富士山をどうにか見ることもできました。それ以外の山も見えるのですが、霞んでいるためにはっきり見えません。それでも雄大な景色です。
  • 頂上まであと少しのところまでくると、道の両側にツツジが多数咲いている所を通過すると南側が開けた頂上に到着。 頂上では少し早目の昼食をとりながら暖かな春を景色を見ながら楽しみました。
  • 下山は右に回りながら途中で高山不動尊を見ていくルートです。古めかしい大きな寺が急に現れ、それが不動尊(関東三大不動尊の一つ)でした。頂上の見晴台はこの不動尊の奥の院であることがわかりました。標高600mの山の中に大きな寺は立派なものです。 ここの石段を降りると樹齢800年のイチョウの木があり、これもここまで立派によく育ったものであると感心しました。
  • 不動尊から竹林(タケノコもありそうなところ)を抜けながら降りると国道にでました。ここから待ちかねていたロックガーデンカフェに到着しお目当てのカレーパンを頼んだところ、外のテラスにテーブルを設置してくれ、まわりの新緑と花を見ながら、出来立てのアツアツのジューシーなパンとビールで乾杯して登山の疲れを癒しました。
【第135回 富山(349m)】  累積標高差:564m 初級コース (クリックすると写真が見れます)
  登山日 2021年3月20日(土)  
  登山コース 南房総市登山無料駐車場(10:15)→伏姫籠穴()10:35)→富山・南峰(11:40)→富山・展望台(11:50/12:20)→富山・北峰(12:30/13:00)→登山口・下山(14:40)→駐車場(15:00)
  体験談
  • コロナ感染予防により登山を自粛していたため今年初のKMT登山です。場所は千葉県の「岳」のつく唯一の山である伊予ケ岳(別名千葉県のマッターフォルン)を登山する予定でしたが、経由する富山の展望がよかったのでここで長居をしてしまい、この景色だけで満足したこと、及び伊予ケ岳まで行くと下山に時間がかかってしまうことから下山を尾根歩きするようなルートに変更して景色を見ながら富山だけで下山しました。伊予ケ岳は次回の楽しみです。
  • 小学校を左に見て右側の舗装されたハイキング道を進み春の息吹を感じるような黄色の山吹、また山桜が綺麗に咲いていました。さらに登って行くと、下山口まで途切れることなく沢山の花が咲き、今回の登山を楽しませてくれました。花の種類を数えると、10種類は超えていたと思います。(詳しくは写真を)
  • 伏姫籠穴を過ぎる本格的な登山道になり、ところどころに一昨年の台風で崩れかけた道に注意して、またなぎ倒された大きな木を見ながら、ロープを使い登るようなところもあり、約1時間30分程で南峰に到着。ここは木に囲まれ眺望はほとんどないので休憩することなく次の北峰に向かいました。北峰には東屋とベンチがある広い場所に到着。東京湾方面の景色がとてもよかったので、ここで景色を見ながら昼食をとりました。(ここが北峰と思っていましたが、さらに5分程先に行ったところが富山北峰であるこことが昼食後にわかりました。)昼食が終わり再スタートの前に3月末で退職されたAさんのサプライズお祝いをやりました。
  • この場所からさらに進むと本来の北峰があることが分かり、そこまで行くと広大な広場とほぼ360度の大展望を望める展望櫓もある場所に着きました。ここの広場には白色の桜が満開状態でとても綺麗でした。曇り空のため、少し靄ってはいるものの東京湾方面の綺麗な海岸線の景色、反対側の房総半島の雄大な山々が眺められ、とても満足感にしたることができました。この山は平成11年に皇太子が訪れた記念碑があったので、整備されたのかもしれません。この後は伊予ケ岳に行く予定でしたが、この景色に十分に満足してしまったこと、既に1時間程遅くなっていたことから少し危ないところが多いと言われていたので止めて下山しました。しかしこのまま来た道を下山するのも楽しくないと思い、尾根道を選択して周回コースとして下山しました。結果的に良い選択でした。
  • この下山コースはアップダウンを数回繰り返し、道が狭く急な坂もありスリルを味わいながらでしたが、東京湾、周りの山々の景色を最後まで楽しめ、さらに沢山のいろいろな花が咲いていましたので、飽きることはなく約2時間の下山となりました。
【第134回 大塚山(920m)&御岳山(929m)】  累積標高差:989m 初級コース (クリックすると写真が見れます)
  登山日 2020年12月13日(日)  
  登山コース 古里駅(9:40)→登山口09:50)→大塚山(11:30/11:40)→御岳ケーブルカー駅(12:00)→長尾平展望台(12:40/14:50)→御岳ケーブルカー駅(15:20)→滝本ケーブルカー駅(15:30)→御岳駅
  体験談
  • 恒例の忘年登山として、コロナ禍を考慮して御岳山の長尾平展望台にて少しだけ酒を飲みながらランチをとり、今年の最後の登山と展望を楽しみました。
  • スタート駅の古里駅から10分程で登山口に着き、ここから落ち葉のある登山道を踏みしめながら登って行きます。参加者は寒さ対策として厚着をしていましたので、全員が登り始めると汗が出始め、途中で1枚、2枚と脱いでいき、私の場合は、シャツ1枚になったほどでした。高度を上げるにつれて空気も澄み青空でしたので、周りの山々が見えとても綺麗です。
  • 途中、出あった大きなご神木に不思さを感じ、その後に意外と急な坂を登りきると最初の頂上である大塚山に到着。ここでは木々の間から遠方の山が見えています。大塚山からケーブルカー駅まで楽な暖かな道を進み、ケーブルカーで参加したメンバーと合流できました。
  • 駅から宿、お土産屋等の集まった御岳山町(と言わないかな)を抜けていく道が、一番きついと思えたコンクリートの坂を登り、最後の紅葉を見ながら長尾平展望台に到着。昼食、宴会のできそうな、また展望のある先端の広い場所を確保して乾杯から始めました。目の前の大きな日の出山を見ながら、持ち寄った酒、つまみ、そして温めたおでんでプチ忘年会を約2時間の間、楽しむことができました。景色を見ながらの酒、おでんも美味しかったですが、それ以上に小豆、クリームの入ったホットサンドは最高のおつまみで、とても美味しくメンバーのあごが落ちるほどでした。
  • 宴会後は観光地化された御岳ケーブルカー駅までの景色を楽しみ、ケーブルカーで下山しました。
【第133回 高畑山(982m)・倉岳山(990m)】  累積標高差:1145m 中級コース (クリックすると写真が見れます)
  登山日 2020年11月28日(土)  
  登山コース 鳥沢駅(9:00)→登山口09:30)→高畑山(11:25/12:05)→穴路峠(12:35)→倉岳山(13:00/13:40)→梁川駅(15:30)
  体験談
  • 中央線 鳥沢駅に到着すると、沢山の登山者が駅前に集っていました。この大半の人達は扇山に登るのだろうと、この時は思っていました。しかし、最初に登った高畑山の頂上で休憩していると続々登山者が増え始め、ピーク時には100人を超えたと思われます。高畑山、倉岳山のほうが扇山より人気の山かもしれません。
  • 本日の日差しの下では、ぽかぽか陽気なので半袖シャツでも登れるくらいでした。実際に途中でメンバーの数人は半袖シャツになってしまいました。登山口の動物除けの扉をあけて登山開始。汗をかきながら登って行くと、日差しのないところでは鳥肌が立ってしまい、急に寒さを感じます。高度があがるにつれて中央線方向の山並みがとても綺麗に見え扇山、百蔵山の連山と思われます。
  • 頂上までの約800mの高度差を登りきり頂上に到着。既にたくさんの登山者が昼食をとりながら休憩していました。富士山方向に目を向けると、水平に真っ白な雲が伸びていて、ちょうど雲の端が富士山を隠していて、残念ながら裾野しか見えません。
  • しばらく昼食休憩をとっていると、てっぺんが雲に覆われているものの、全景を出し始め、どうにか富士山の景色を楽しむことができました。その時には、頂上には100人を超えるくらいの人だかりで、コロナ禍で言う密状態になっていましたが、我々のグループは風上に陣を構えていましたので、問題なかったかと思っています。
  • ここから次の倉岳山には落ち葉の落ちた急斜面をいったん下りて、また登り返して約1時間で頂上に到着。ここでも富士山は雲に隠れていました。それでも富士山方向に座り、暖かな日差しを受けて白い雲、遠方の山並を眺めながらコーヒを飲んで贅沢な一時を過ごすことができました。約30分の休憩後に綺麗な水をたたえた沢を横目で見ながら柳川駅に到着して本日の登山が終了しました。
【第132回 天狗山(1179m)】  累積標高差:723m 初級コース (クリックすると写真が見れます)
  登山日 2020年10月18日(日)  
  登山コース 天狗山登山口(9:20)→鏡台山コル(10:05)→鏡台山西峰(10:20)→鏡台山東峰(10:45)→天狗山西峰(11:35)→天狗山東峰(11:50/112:50)→休憩(12:40/14:30)→登山口(15:00)→浅間神社(15:30)→駐車場(16:00)
  体験談
  • 現地に向かう関越道を走っていると真っ白に輝いている浅間山が見えてきました。上州方面の山々も綺麗に見えています。今日こそは好展望を望めると期待が膨らんできました。予定通り集合場所の駐車場に着くと、大駐車場はコロナの影響で閉鎖中となっていたので、近くの別な駐車場に置きました。
  • ここには赤い大きな鳥居が建っていて神様の山であるのだろうと思いつつ、少し肌寒いスタートとなりました。両側の茶店を見ながら参道を登り登山口に到着。ここで準備体操を行い、ゆるやかな落ち葉の落ちた道を登って行きます。
  • 鏡台山のコルの手前だけの200m程が急登で、ここから尾根を登り本日初の頂上である鏡台山に到着しましたが、展望が全くないので写真だけを撮り同じ山の東峰に向け進むと黄色、赤に紅葉した木々が多少目につきはじめました。東峰の頂上もわずかな時間で着いてしまい、ぱっと開けた好展望に全員が感激。久々の周りの山々、遠方の山々が見えて景色を楽しめました。ここよりさらに展望のよい天狗山に向けてさらに前進。
  • 天狗山方向ルートはこれまでとは違い、足元の周りに多少の岩が現れ、紅葉になり始めている木がありました。そしてミニチュアの鳥居が多数並んだ子供公園のような坂に出会い、これは小動物に神社参りをさせるためでしょうかと考えると、とても不思議です。このあたりには石碑がところどころに建てられていてこれも不思議な感じ思っていたら天狗山(西峰)に到着しました。しかし周りは木々に囲まれていました。計画と違うと思い、さらに数10m進むと360度の大展望場所(東峰の先)にでました。前橋方面の街並みから遠方の妙義山、浅間山、八ヶ岳などがよく見えています。この頂き場所には大きな空に突き出ている岩があり、そこに足を乗せると非常に高度感のある展望で、さらに感動を深めることができました。
  • 頂上で約1時間の昼食後に下山開始。途中、メンバーの体調不調がでてしまったが、他のメンバーの介護により回復し無事下山できました。
  • 下山後にとても変わった浅間神社に参拝しました。この神社は大きな岩に囲まれた由緒あるところです。このような神社を建設したことに驚き、また細長い滝から癒しとパワーをもらい、登山&神社観光が終了となりました。
【第131回 甘利山(1843m)千頭星山(2138m)】  累積標高差:600m 初中級コース (クリックすると写真が見れます)
  登山日 2020年10月3日(土)  
  登山コース 登山口(6:15)→甘利山(9:40/9:50)→奥甘利山(10:15)→大西峰分枝(11:00/11:10)→千頭星山(11:30/12:40)→甘利山(14:10/14:20)→登山口(14:40)
  体験談
  • 今回の登山は9/26予定の登山が雨のため延期になったものです。前日までの天気予報では晴れで展望はまずまずとのことでした。当然期待して現地の駐車場に着いたところ、一面雲に覆われて、少しがっかり!
  • 整備された登山道を登ると、あっという間に甘利山頂上に到着。ここに展望できる山の地図(羅針盤のようなもの)がありましたが、どの方向を見ても全く分かりません。せめて富士山ぐらいは見せて欲しいと誰しもが願ってさらに先に進みました。
  • 笹の道でぬかるむことなく快適に歩けます。少し急な坂はあるものの比較的楽な登山道でした。しばらく行くと、大西峰分枝を過ぎるとほぼ平らな道になり快適な尾根歩きとなり、また笹の広場もあり、もしここで空が青空なら、最高の景色、休憩ができると思いました。しかしあいにくでした。
  • 尾根道を歩くこと20分程で展望のない千頭星山に登頂できました。ここで昼食をとることをためらい、さらに先の見晴らしのよい笹の広場でゆっくりと休憩をとることにしました。ここでも晴れていたら、目の前の山々、空には青空、緑に生えた笹の絨毯となり気持ちがよかったと思われます。
  • 昼食後の下山中に周りの山が少し見えてきましたが、さらに遠くの山は雲に隠されていました。本来は遠方の山を見ながら歩くるはずでした。
  • ところが先を行くメンバーから富士山が顔をだしたよ、との声が聞こえ、全員が急に明るくなりその場所にて行きしばらく見とれてしましました。登山者はなぜか、いつも富士山が見えることを楽しみにしてしまします。さらに進むと八ヶ岳のごつごつした山々も見えてきました。その隣の茅ケ岳、金峰山も見え、これでどうにかこの山に登った甲斐がありました。最後の展望を甘利山で再度楽しみ下山しました。
  • 登山口の駐車場で山の景色をドローンでとっていた人がいたので、声をかけて上空から我々をとってもらいました。(ドローンはDJI製(中国)のMAVIC2で約20万円)
【第130回 北横岳(2480m)】  累積標高差:745m 中級コース (クリックすると写真が見れます)
  登山日 2020年8月29日(土)  
  登山コース 大河原峠→登山口(7:50)→双子山(8:10)→双子池(8:45/8:55)→大岳(10:20/10:30)→北横岳北峰(11:20)→北横岳南峰(11:3/12:00)→北横岳北峰→亀甲池(13:00/13:10)→天祥寺原→大河原登山口(14:05)
  体験談
  • 8時前に大河原峠に着いたところ、駐車場は満杯で最後の1台だけに置くことができました。車からでると青空の快晴です。蓼科山方向から浅間山方向までの山々が見えています。
  • 大河原峠から広大な草原広場である双子山にあっという間に到着。ここでも蓼科山、少し雲のかかった北アルプスまで見えています。
  • ここから笹が生い茂った歩きやすい道を双子池まで登っていきます。双子池は名のとおり二つの池があり、透明度の高い水を蓄えています。紅葉シーズンにくると、素晴らしい景色になっているのではないかと思いました。
  • ここから大岳までの道のりは大きな岩と苔むした岩の連続で、両手、両足を使い、岩と岩の間の穴に落ちないように飛び越えたり、足を持ち上げたりと厳しい登山が続きました。ところどころで周りの雄大な景色や八ヶ岳ならではの苔の絨毯を楽しむことができ疲れを取り除いてくれます。大岳に着いた時には雲が出始めて、蓼科山方向等の一部の眺望に変わってしまいました。それでも360度の大展望です。途中、このような険しい岩山に4歳の子供が登っていたのは驚きでした。
  • さらに続く岩山を登ること約1時間で北横岳に到着。北峰と南峰の2つに分かれていて、どちらもロープウェイ側から登ってきた多数登山者(30人以上いたのでは)が眺望、昼食を楽しんでいました。しかし、あいにく近くの山(縞枯山)と白樺湖付近の街並みしか見ることができず、赤岳、浅間山等の山は見えなく残念でした。
  • 徐々に雲が厚くなってきそうな感じで、予報でも14時くらいから雨となってましたので、30分程で亀甲池に向けて下山しました。往路と違い、岩は少なく一般的な登山道で歩き易かったです。約1時間で池に到着しここで小休止。
  • ここまでくると登山口までわずかですが、ここで雨がぽつり。これは登山口まで持たない予感がしてきましたが、その通りになってしまい、途中の笹に覆われた登り道でかなりの雨に降られてしまい、止む無くカッパをきて登山口まで下山しました。登山口では雨も上がり、車で平地に降りたところでは晴れていましたので、標高2000m以上が雨だったと思われます。
  • 今回の登山は快晴から雨の天候、草原から岩道まで変化にとんだ登山道、雄大な展望から静かな綺麗な池まで楽しむことができたのではないかと思います。
【第129回 赤薙山(2010m)】  累積標高差:749m 中級コース (クリックすると写真が見れます)
  登山日 2020年6月27日(土)  
  登山コース 霧降高原駐車場→登山口(9:50)→赤薙山(11:00)→小丸山→丸山(11:40/12:50)→登山口(13:20)
  体験談
  • この時期に咲くニッコウキスゲの鑑賞を兼ねて赤薙山に登ってきました。梅雨真っ最中でしたので、快晴は望めないことを覚悟していたものの、やはりスタートから霧降高原の名のとおり一面が霧に覆われていて少しがっかり。これでは足元のキスゲしか見えないかもしれないと思いながらスタート。
  • いきなり1450段の階段が待ち構えていました。見上げると延々と続く天国への階段(天空への階段かな?)をまっすぐに登って行きます。 駅の階段幅の大きさなので登りにくくはありませんが、メンバー全員がとても疲れたと思います。それでも階段の左右の斜面に咲いている綺麗な黄色のキスゲが多数見られ、登りの辛さを癒してくれます。
  • 階段の途中には展望台も数カ所ありキスゲの斜面を見渡しながら休憩できました。やっと階段を登りきると、全く状況が一遍します。笹が増えてきて、また石がごろごろしたところもあり、登山らしさがでてきました。時折前方の霧がとれ、山の綺麗な斜面がみえてきます。
  • 頂上直下の急登を力を出して登りきると赤薙山の頂上に到着。残念ながら雲、霧に囲まれ展望がありません。ここから女峰山方向に少し移動すると霧がとれる時があり、前方の雄大な斜面が出てきます。もし霧がなければ大展望になっていたと思いました。
  • 頂上で昼食をとった後に丸山に向けて一度降下します。気を付けないと滑りやすいところが多数あり気を抜けません。小丸山を超えてすぐに丸山の広い頂上に到着。ここも霧ってましたが、南方向の斜面は見ることができ少し展望を楽しめました。展望がよければもう少しいたいところですが、20分程で下山してしまいました。
  • 頂上から急坂を下ると言われていましたが、わずかな時間で広大な笹の広場である八平ケ原までくると、残りは比較的平坦な道になり、林を抜けると駐車場に到着し登山終了となりました。
【第128回 都留アルプス】 (クリックすると写真が見れます)
  登山日 2020年3月15日(日)  
  登山コース 都留市駅→金毘羅神社登山口(9:50)→蟻山(10:30)→長安寺山(11:00)→パノラマ台→友愛の森(11:40/12:50)→大学前下山口(13:20)→都留文科大学前駅(13:30)
  体験談
  • ネットで都留市にアルプスがあることを知りその名につられ、ここに登りたくなり計画しました。低山でありながらハイキングを楽しめそうな山です。
  • 集合場所の都留市駅に着いた時には、周りの山は昨日降った雪により白く化粧されていました。駅の近くの金毘羅神社の登山口からスタート。
  • 緩やかな斜面を登り水力発電所の横を過ぎ、蟻山に到着。地上よりわずか数100mの頂上 ですが、街並みを見下ろすことができます。このアルプス縦走は蟻山、白木山、長安寺山、天神山の4つの山を越えていきます。高低差はあまりないので、楽なものでした。しかし下り坂はぬかるんだ場所が多く気をつけないと滑ってしまします。
  • 途中、パノラマ展望台にて富士山方向が開けた場所があり、綺麗な白い富士山が見えるはずでしたが、残念なことに雲に隠れていました。しかたなく先に行くと、ところどころ展望が開けた場所がありましたが、同様な状態でがっかり、でも黄色いアブラチャンという花がところどころに咲いていて私たちを楽しませてくれました。
  • 昼食は東屋がある友愛の森(桜の植林地)にてベンチで食べ始めたところ、驚くことにワイングラスが配られました。なんと山での退職祝いでした。その後に手作りのケーキも。このサプライズを知らなかったお祝いされた2人は感激の涙を流しました。
  • ここでまったりと昼食をとり談笑しながら過ごし、都留文科大学前の下山口から駅に向かい、登山終了となりました。雨が降りそうな感じもありましたが、どうにか下山まで持ってくれました。(帰宅中の車窓からヒョウが降ってきたのに気づきびっくり)
【第127回 雨呼山(991m)】 (クリックすると写真が見れます)
  登山日 2020年2月15日(土)  
  登山コース 登山口(10:40)→雨呼山頂上(11:00)→龍棲洞(11:30)→昼食(12:00/12:50)→登山口(13:30)
  体験談
  • 2月登山はすっかり恒例となったスノーシュー登山として、雨呼山を選定しました。ここは初心者のスノーシューコースとして各種ツアーが行われているとネットでは記載されていました。
  • まずはスノーシューをレンタルするために、大穴MAXベース店にシュー借りにいき、そこで雨呼山の位置を確認した結果、低い山のためにパンフもなければ地図にもでていないと言われていました。また雪は解けてきているがスノシューは使え、また龍棲洞のつららも見えると言われていたので、楽しみに現地に向かいました。
  • 登山口駐車場に近づくにつれて雪は多少増えていくものの、道路には全くなく心配になってきます。駐車場に着き、登ろうとしている山を見上げると雪はありそうです。早速シューをつけて登っていくと、アイゼンでも無理なく登れてしまう感じでした。(実際にメンバーの一人はアイゼンでした。)
  • わずか20分で頂上についてしまい、とてもあっけない感じです。宝台樹スキー場方面の山々、反対側は福島県方面の会津駒ケ岳方面の雪に覆われた山も見え、景色はよく、この点は満足でした。ここから雪のある斜面を選んで氷が地面に立っているめずらしいつららが見られる龍棲洞に向かいます。
  • 踏み固められたコースをアウトすると、30cm程積もっているので、スノーシュー歩きが楽しめます。 コース上では返ってシューは邪魔な感じです。龍棲洞に30分に着き、洞窟を除くと写真とは違い、小さなつららがあるだけで、ここでも少しがっかりでした。
  • ここから尾根にあがり、景色を見ながらランチタイム。ぽかぽか陽気で全く寒くありません。これでは雪がとけてしまうはずです。
  • ランチ後は先に進まず、そのまま下山しながら、わずかであるが、コースアウトしてスノーシュー歩きを楽しみあっという間に登山終了となりました。
【第126回 秩父アルプス(宝登山497m)標高差:369m】 (クリックすると写真が見れます)
  登山日 2020年1月25日(土)  
  登山コース 野布上駅(09:20)→万福寺(09:30)→毒キノコ看板(10:50)→宝登山頂上(11:10/15:10)→宝登山ロープウエィ(15:20)
  体験談
  • 昨年12月の登山忘年が大雨の影響で延期となったために、1月登山時に新年会を行うことになり、さらにここで芋煮会も兼ねたいとの提案を受けてメンバーで材料を分担し持ち寄って頂上で調理、新年会を開催することにしました。この登山は過去、最高の人数の23人となっています。
  • スタートの野上駅まで電車で集合しましたが、家を出た時には曇っていたのが、野上駅に着く頃には晴れに変わって、今回も素晴らしい景色が見えるだろうと期待を込めてのスタートでした。
  • 登山口に入ってから少しぬかるんではいましたが、すぐに稜線に到着し、稜線歩き(ここが秩父アルプスと言われる所以かなと思いつつ)では周りの山々、眼下には市内の景色をが楽しめました。
  • 稜線の最後に3回にわたる急な階段(300m程)を登りきると、広い頂上に到着。すでに多数の人が景色、昼食を楽しんでいました。目を斜面に向けると黄色の綺麗なロウバイが満開を迎え甘い香りを放しています。遠方には武甲山、さらにその右側には両神山が鋭い山容を写していました。
  • 早速、メンバーが持ち寄った材料で芋煮鍋の調理を女性中心に始まり、男性メンバーはいつの間にか飲み始めていました。
  • 芋煮鍋が完成し乾杯の後に、企画した女性によりサプライズお祝いがありました。今回、第二の人生をスタートさせた人、還暦を迎えた人、なぜか幹事の私へのご苦労に対して、美味しい綺麗なケーキを頂きました。
  • 宴会終了までとても美味しかった芋煮を青空のぽかぽか陽気の中で談笑しながら約4時間も楽しむことができました。これも材料を運んでくれた方々、調理をしてくれた方々、多数の参加をしてくれた方々に感謝です。
  • 下山はロウバイを楽しみながらロープウェイで下山して、宝登山神社でお参りして解散となりました。
【第125回 鬼ケ岳(1738m)標高差:828m】 (クリックすると写真が見れます)
  登山日 2019年12月14日(土)  
  登山コース 登山口(08:40)→東川堰提広場→雪頭ケ岳(11:00/11:50)→鬼ケ岳(12:10/12:30)→鍵掛峠(13:30)→登山口(14:30)
  体験談
  • 西湖いやしの里根場(藁ぶき屋根の集落)から左回りのコースを使った鬼ケ岳登山です。スタート時は0度近くだったと思います。登山道には霜柱がたくさん立っていました。フリースを着こみ寒さ対策はばっちりと思い登っていくと、急な斜面が最初から続きます。見る見るうちに汗が出始め1時間程でフリースを脱ぐことになりました。
  • 林の中を歩き、約1時間程経過した頃から大きな白い富士山が青空に聳えてどんと構えている姿が見えてきました。とても綺麗で目を奪われます。手前の湖とマッチしています。
  • 木々の中から見えていた富士山が雪頭ケ岳に着くと、遮るものがなくなり西湖と富士山が正面に見え、しばらく見とれてしまいました。もうここにしばらく居たいという意見がでたので、このまま景色を楽しみながら昼食にしました。
  • ここから20分程で鬼ケ岳頂上に到着。ほぼ360度のパノラマ展望でしたが、ぬかるんでいたことから雪頭ケ岳で昼食休憩をとったことは正解でした。ここでは南アルプス、八ヶ岳方向の山々が見え、今日の眺望の素晴らしさを再確認し、目にその景色を焼き付けさせました。
  • 頂上をあとに途中、霜柱、霧氷が落ちた氷を踏みしめながら、尾根道歩きの楽しさを味わいながら、登ったり下ったりしながら鍵掛け峠に到着。ここを過ぎると間もなく林の中に入ってしまうために景色が見えなくなりました。ふかふかの落ち葉を踏みしめながら登山口に14時30分に到着。ここから駐車場まで車道を歩いていると、いきなりカモシカが後ろを横切り、全員がびっくりしました。斜面の上を見ると置いてきぼりされたカモシカがもう一匹、寂しそうにこちらを見ていました。
  • 歩道を歩くこと20分程で草ぶき屋根の村落が見え、集落の合間から見える富士山をバックにして写真をとり、今回の登山は終了しました。
【第124回 妙義山・相馬岳(1104m)標高差:674m】 (クリックすると写真が見れます)
  登山日 2019年11月16日(土)  
  登山コース 妙義神社(08:10)→第一見晴(08:40)→第二見晴(09:05)→タルワキ沢のコル(10:30)→相馬岳頂上(10:50/12:00)→タルワキ沢のコル→妙義神社(14:00)
  体験談
  • 今年一番の寒気がやってきたとの天気予報の割には暖かなスタートでした。高台にあり長い階段を登った妙義神社から、今回の登山が始まりました。
  • 神社の周りのもみじは赤く綺麗に紅葉していました。登山口からなだらかな坂を登り最初の第一展望台に立つと眼下に駐車場が見え、早くも高度感を味わえました。これから登る妙義山の険しい山容が見えます。
  • さらに登っていくと第二見晴があり、高度感が増し紅葉も鮮やかに見えています。中腹ぐらいの紅葉が盛りでしょうか。相馬岳に登る途中、大きな岩を見て、また昨年崩れ落ちたところを修復した鉄階段を超えると相馬岳に行く分枝に到着。
  • ここから気を引きしめて、岩場、クサリの難所(ネットでは難所とは記載なし)が数カ所あったが、何とか工夫をしながら乗り越えていきました。この難所で一気に体力を使った感じです。稜線にたどりつき、登ってきたルート方向を振り返るろ大きな垂直な岩がそびえています。思わず、お、お~と歓声を出してしまいます。
  • 20分程で頂上に着きました。快晴でしたので、浅間山はもちろんのこと、鼻曲山、浅間隠山、蓼科、八ヶ岳、西上州の山々、そして圧巻はこの頂上の先方に見える鋭い岩山(これも妙義山)がこちらのほうが妙義山だと言わんばかりのごつごつした形を提供してくれました。ヘルメットをかぶり、この方向を攻める人が数人いました。
  • 我々は頂上の空スペースでまったり昼食とコーヒーを楽しみました。とても暖かな気持ちのよい時間を過ごせたと思います。
  • 約1時間の昼食後は急なタルキワキ沢を注意しながら下り、予定ルートを変更して、来たルートを戻り妙義神社に無事に下山できたことを神社の神に報告と感謝して駐車場に戻りました。 (お立寄り湯:妙義ふれあいプラザ)
【第123回 雁ケ腹摺山(1874m)&姥子山(1503m)標高差:314m】 (クリックすると写真が見れます)
  登山日 2019年10月5日(土)  
  登山コース 大峠駐登山口(09:00)→雁ケ腹摺山(09:55/10:05)→姥子山東峰(11:20/12:20)→雁ケ腹摺山(13:40)→大峠駐登山口(14:30)
  体験談
  • 大峠駐車場から黒い富士山が大きく見えてます。このまま頂上まで晴れていることを願って登山開始。(予想では13時まで快晴)
  • 上空は晴れていますが、木々に囲まれた林の中を歩いて行けるので暑くなく、また時折吹いている心地よい風を受けながら登っていきます。1時間足らずで最初の頂上の雁ケ腹摺山に到着。
  • 早速、500円札を確認すると、500円札の看板の先に富士山見える配置になっていました。ここで記念撮影。
  • ここから姥子山までは、300m程下降することになりますが、雁ケ腹摺山までが楽だっただけに急な下り、急な登りが繰り返しされ、とてもきつく感じられます。時々見える富士山、遠方の山々を楽しみながら登ります。
  • 最後の急登を登りきると姥子山(東峰)の頂上に出ることができ、大展望が待っていました。富士山はもちろんのこと、滝子山、三つ峠がよく見えています。 ここで景色をみながら、ゆっくりと朝食とコーヒーブレイクを楽しみました。
  • 下山は往復コースなので、降りた分、登った分を繰り返さなければなりません。13時を回ると、予想通り雲が増え始め、富士山を隠してしまいましたが、約2時間で下山でき意外とタフな山でした。登山口付近の水場の冷たい水で喉を潤すと、登山の疲れもとってくれる感じでした。