【第140回 谷川岳(1977m)標高差:892m】 |
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登山日 |
2021年9月12日(日) |
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登山コース |
谷川岳ロープウエイ天神平駅→登山口(09:00)→熊穴沢ノ頭(09:25)→避難小屋(09:45)→天狗の溜まり場(10:20)→肩ノ小屋(10:50/11:00)→谷川岳トマノ耳(11:10/11:15)→谷川岳オキノ耳(11:35/11:45)→肩の小屋(12:00/13:00)→避難小屋(14:00)→天神平駅(14:00) |
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体験談 |
- 山の会としては2回目の谷川岳山行です。今回は直前の天候不良等による日程変更に伴い参加者が少なく4人の寂しい登山でしたが、谷川岳はコロナ禍の中でも登山道が渋滞するほどのにぎわった場所でした。
- 当初、歩いて登り下山はロープウェイを使う計画でしたが、ロープウェイの営業時間の短縮もあり、少し楽な登山にしようとなり往復ともロープウェイを使った快適な登山にしました。(ロープウエィでは一気に500m程の高度を上げられる)
- 上空は曇っていましたが、雲は高く山の先には青空が見えていて、周りの展望はとてもよく弾むような気持ちでスタートしました。まずはよく整備された木道を滑らないよう登って行き、その後は砂利、岩が増えてきて徐々に険しくなり手足を使って登るところも多々ありました。登山道を囲む木々は低くなり、さらに開けたところでは、絶景が見れその都度感動できます。目標である谷川岳も近づいてくるのがよくわかり、そのうちに肩の小屋にあるケルンも見えてきました。
- さらに進むと木々はなくなって笹原となり、周りはほぼ隠すものがなくなったので、景色をみながら登山できとても快適でした。しかし登山者が多いために何度もストップ、スタートの繰り返しをしながら、肩の小屋に到着。ここでは休憩している人(特に若い人が多い)が溢れていました。ここで昼食をとらずに下山時にこの場所でとることにして頂上を目指して登りきると、頂上でも景色を楽しんでいる人、写真を撮る人でごったがえしていました。とてもコロナ禍の最中とは思えない状況です。(風が吹いているので換気は十分)
- 展望は360度の大パノラマ展望で近くでは笹に覆われた緑の絨毯と雄大な稜線が見え、遠方を見るとほとんどの山々が見えていました。今後、登りたいと思っている苗場山、越後駒ヶ岳、巻機山、そして登ったことのある武尊山も見え曇った天候の中では最高の景色であると言えるのではないかと思いました。またちょうどこの峰を境にして上越側は青空、関東側は曇っていたことも分かりました。
- 次のオキノ耳まではわずか20分程で着き、同様な大展望で、谷川岳の奥深い山々(一ノ倉岳、茂倉岳)もさらによく見え十分に楽しんで下山しました。途中、少しガスが出ましたが、覆われることはなく赤い実をつけたナナカマドを見たり、元気なワンちゃん(トイプードル)が女性登山者を誘導していたことに疲れを癒され、無事ロープウェイの営業時間内に下山できました。
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