那須岳 丸山 三ツ峠山(開運山) 箱根駒ケ岳 ニュウ 三本槍岳
明神ケ岳 陣馬山 高指山 四阿屋山 鳴神山 釈迦ケ岳

【 登山体験記 Ⅳ 】

【47回 那須岳 】 (クリックすると写真が見れます)
  登山日 2011年10月21日(土)  
  登山コース ロープウェイ駐車場(9:45)→峰の茶屋跡(10:50/11:00)→朝日岳の肩(11:45)→朝日岳頂上(12:00/12:15)→朝日岳の肩→峰の茶屋跡(12:55/13:10)→牛ケ首(13:30/13:45)→ロープウェイ駅分岐(14:15)→茶臼岳頂上(14:45/15:05)→ロープウェイ頂上駅(15:40/16:00)→ロープウェイ駅駐車場(16:10)
  体験談
  • 今回は人気の紅葉場所として有名な那須岳登山を1泊2日の計画でしたが天候不良予想のため、急遽21日だけの日帰りにしました。
  • 登り始めたときには、山々はガス、雲によりほとんど見えなく、これは頂上もだめだろうとの落胆気分でのスタートでした。途中、下山してきたおばさん達に頂上の天気を聞いてみると、『晴れているから早く行きな』と言われたので、期待していたのに回りを見ても真っ白な雲の中でとても信じられない発言でした。
  • 尾根道に出ると、本当は右側の斜面の紅葉が一面に見えるところが、全く何も見えず。もう半分あきらめ状態で、峰の茶屋跡に到着。ここで小休止し、朝日岳に向け再スタート。
  • まもなく、あっという間に視界が開け朝日岳、茶臼岳、そして途中見えなかった斜面の綺麗なコントラストに色とられた紅葉が一面に広がっているのが目に入ってきました。あのおばちゃんが言っていたことは、本当だった! と、ここで再認識。
  • 朝日岳に向かう途中は大きな岩あり、ガレバあり、鎖あり、と変化にとんだところで、登山の醍醐味を味わうことができました。このような場所を始めて味わったSさん、Uさん(奥様)は、ちょっと怖かったのでは、と思います。でもその怖さを吹き飛ばすほどの雄大な大展望を見ながら歩ける登山道に感動したと思います。
  • 峰の茶屋跡から約1時間ほどで朝日岳に到着。少しガスっていたが、徐々にガスがとれ、周りの山々の迫力のある展望を提供してくれました。次に行く茶臼岳も目の前に大きな姿を現しています。1800m足らずの山で、手軽に登れる初心者コースで、このように雄大な眺望を提供してくれる山は少ないと思います。たぶん活火山のためにほとんど高い木がないためだと思いました。
  • ここから一旦、峰の茶屋跡まで戻り、平坦な巻き道をロープウェイ頂上駅に向けて歩きました。この1時間は日差しも差して来て、周りの山々、生きた茶臼岳(ガスが噴出)を見ることができます。途中、無限地獄という、恐ろしい黄緑色の噴煙を多数噴き上げている場所も見ることができ、5人とも驚きの歓声を上げていました。
  • 茶臼岳に登る分岐までくると、またガスが出始め、ほとんど見えなくなってきていまい、風も吹き始め、これでは頂上の展望はないだろうと、ここでもあきらめ気分で登りはじめました。しかし頂上付近になると、またもやガスが取れ始め、日差しも差して来て、またまた大展望を提供してくれました。周りの稜線だけではなく、雲海の上に顔を出していた北アルプス(たぶん)までも見えてきました。ここで岩に腰掛けていたSさんの姿が雲と岩に溶け込み、とてもサマになっていました。(写真を見てください)
  • もう15時になり、寒くなって(温度は7度、体感温度は2度ほど)きましたが、あまりにもすごい360度のパノラマ展望に見とれ下山することができないほどでした。
  • 茶臼岳の下りは、富士山の砂走りのような感じで、あっという間に下山できます。
  • 今回の登山は、事前の天候不良予想のため、日帰りに変更し、それでも不安な登山でしたが、結果は大成功に終わりました。紅葉は終わりかけのものでしたが、それでもまだまだ見ごたえのある彩りがありました。朝日岳に向かう稜線歩き、頂上、朝日岳の頂上もとても素晴らしい雄大な景色に参加者は感動したと思います。
【第48回 丸山(秩父) 】 (クリックすると写真が見れます)
  登山日 2011年12月10日(土)  
  登山コース 芦ヶ久保道の駅駐車場(9:20)→芦ヶ久保山の花道→丸山登山口(10:25)→県民の森→丸山頂上(11:50/13:40)→大野峠(14:05)→姥神→芦ヶ久保道の駅駐車場(15:40)
  体験談
  • 芦ヶ久保道の駅に9時に集合。その時点の気温は氷点下2度で非常に寒い日でした。ここから見る景色は、周りの山々がくっきりと見えるぐらい澄み渡っていましたので、頂上での展望が大いに期待できるものでした。
  • 初めは舗装された一般道を登り、途中から登山道に入っていきます。この山は頂上近くまで車でいけるようになっていましたので、楽な登山になると予想していましたが、昨夜の寒波の影響で高度が上がるにつれて一面に雪が積もっていましたので、滑らないように慎重に歩いたために、少し時間がかかりました。途中開けたところでの眺望は目の前に武甲山が大きく迫っていて迫力がありました。雪があっても歩いていると太陽の暖かさでそれほど寒さを感じません。
  • 約2時間30分程で頂上に到着し、立派な展望台に上り大パノラマを堪能しました。ほぼ360度を見ることが可能です。両神山から浅間山、赤城山、日光連山、八ヶ岳までみることができます。普通、近くの山でも黒く見えるだけの山も、今日は山容が分かるぐらい綺麗に見えていました。
  • この大展望を楽しんだあとに、今回の登山の目的である頂上忘年会(初めての経験)を行いました。頂上でこんなに美味しい暖かいおでんを食べられることに参加者は大満足したことと思います。最後はカフェオレコーヒーまで飲み、時間を忘れて2時間も楽しんでしまいました。最高の展望と頂上忘年会ができたことに感謝です。
  • 頂上を楽しんだ後は、大野峠を経由し下山途中に一面雪に覆われた大広場があり、ここでも堂平山、街並みの眺望でき楽しむことができます。
  • 今回は忘年登山を兼ねた計画で、雪山登山のような経験も味わい、900m足らずの山にしては素晴らし展望を楽しめ、さらに美味しいおでんも味わうことができ、今年の登山の締めくくりを無事達成できました。
【第49回 三ツ峠山(開運山) 】 (クリックすると写真が見れます)
  登山日 2012年1月28日(土)  
  登山コース 三ツ峠山駐車場(8:00)→三ツ峠山(開運山)頂上(9:45/10:10)→三ツ峠駐車場(11:00)→(車で移動)→パノラマ台駐車場(12:30)→パノラマ平(12:50)→パノラマ台(13:25/13:35)→パノラマ台駐車場(14:20)
  体験談
  • 筑波山登山を予定していたが、参加者が次々とリタイヤしてしまったので、急遽、富士山の展望がよい三ツ峠山に変更し、一路、河口湖に向かいました。河口湖周辺は0度を表示し頂上では非常に寒いだろうと車中から想定していました。駐車場に近づくにつれ雪が多くなりスノータイヤでないと登れない状態です。現地に到着後、まもなく『ドスン』と大きな音がし、その後に山がざわざわとうめき地震だと気づき、すぐに車のラジオでチェックすると、この近辺であることが分かり、ちょっと不安な登山スタートになりました。
  • スタートしてすぐに軽アイゼンを着用して雪の積もって固まった車道(作業用車のみが通過可能)を歩くと、徐々に登山道らしくなってきます。傾斜もあり、雪も増えてくると雪のない斜面と違い体力を余計に使っているのが分かります。70分程歩き四季楽園という小屋(閉鎖中)に着き、そこから右に曲がると広い見晴らしのよい台地に到着し、目の前にでかい富士山が聳えていました。地元の埼玉から見るのと違い、一際大きな真っ白な富士山で、とても綺麗な風景です。ここからさらに三ツ峠の頂上である開運山頂上に行くと、見る角度が少し違うだけで、こちらも素晴らしい景色で斜面の状態も見えるほどのぐっと迫った迫力のあるものです。富士山を見るには絶好のポイントかもしれません。
  • じっとしていると手が悴むくらい冷たくなってきたので早々に下山しました。途中、数パーティとあうだけでの静か登山でした。下山した時間が11時でしたので、もう一つついでに登ることになり、精進湖付近のパンラマ台に向かいました。
  • 湖畔に車を止めて登山口からスタートすると、すぐに意外と急な斜面がず~と続いていました。登りの時間は約1時間ぐらいでしたが、雪が凍っていたところもあったので、気を使ってゆっくりと登りました。まもなく広いパンラマ台に到着しました。しかし、西側からきた黒い雲が富士山を覆ってしまい、残念なかことに展望することができませんでした。途中のパノラマ平ではよく見えていたのに残念です。三ツ峠とは全く違った裾野の広がった富士山が見えるはずでしたが、次のお楽しみにとっておくことにしました。
  • この時期の景色は雲さえなければ、とても綺麗な景色が望めます。周りの山々から、遠くのアルプスまで見える感じです。今回は富士山を中心とした雄大な景色が見え満足した登山でした。
【第50回 箱根駒ケ岳 】 (クリックすると写真が見れます)
  登山日 2012年4月15日(日)  
  登山コース 新宿バス停発(7:00)→箱根園到着(9:35)→ロープウェイ頂上駅(9:55)→駒ケ岳頂上(10:05)→神山頂上(11:20/11:40)→大涌谷(12:40)→早雲山駅(13:30)
  体験談
  • 当初、土曜登山を予定していたが、雨予想のため日曜日に変更したことにより、新宿バス停を出発した時点では快晴でした。
  • バスが箱根スカイラインを登っていくと左手に真っ白な綺麗な富士山が見えてきました。頂上ではもっとよく雄大な姿を見れるだろうと思っていました。
  • ロープウェイ駅で切符を買うときは、頂上はガスっていて、また昨日の雨で登山道がぬかるんでいるので気をつけるように言われました。展望がよくなることの期待をこめ、ロープウエィが動き出し高度を上げるに従い、期待に反して周りが白くなり始め頂上ではほとんど視界なし。
  • 仕方なく頂上の駒ケ岳神社に祈願しすぐに神山に向かうと、注意されたとおりの泥濘の登山道になっていました。神山頂上でも残念ながら全く展望なし。
  • 早々に昼食を切り上げて大涌谷に向け下山すると大涌谷の噴煙と硫黄の匂いがしてきて、徐々に視界も開け箱根外輪山がよく見えてきました。しかし富士山は相変わらず全く見えず。
  • 下山後に延命卵と言われている大涌谷の名物黒卵を食べ、これで7年の延命ができたと思いました。
  • 今回の登山はロープウェイを使用したので頂上に登った達成感はなく、景色も堪能できなかったので、単なる山歩きのような感じでした。
【第51回 ニュウ 】 (クリックすると写真が見れます)
  登山日 2012年9月22日(土)  
  登山コース 白駒池駐車場(10:00)→白駒池(10:20)→ニュウ頂上(11:40/12:10)→中山頂上(13:15/13:25)→中山展望台(13:30/13:40)→高見石小屋(14:35/14:50)→白駒荘(15:20/15:30)→白駒池駐車場(15:40)
  体験談
  • 家を出る時には小雨が降り、信越道の佐久南ICを降りてた時も曇り空でした。ニュウ頂上の展望は期待薄だろうと思いながら集合場所である白駒池駐車場に到着すると上空には雲があるものの、青空が広がっていたので期待して登山をスタートしました。
  • 白駒池付近の林の地面を覆っている苔は、この地区特有の神秘的なものでした。池を周回するハイキングから徐々に高度が上がっていくと岩、木の根によって作られた分かりにくい道を進み1時間程でニュウ頂上に到着。思ったより景色のよい頂上でした。
  • 北側に北横岳、蓼科山が遥か遠くにくっきりと見え、南側には天狗岳、硫黄岳が聳えています。そして、我々が白駒池から登ってきた軌跡を目で追うことができ、意外と長いコースを歩いた感じがします。
  • 東側からは雲がもくもくとわきあがっていたため展望はないが、東側以外の方向である北八ヶ岳の展望を見ながら昼食をとりながら楽しむことができましたので参加者は満足してくれたと思います。
  • ニュウからを歩くこと、1時間ぐらいで展望があまりよくない2496mの中山峠に到着し、南側の天狗岳の展望しか見えないことにに少しがっかりしながら、次の山に向かい、まもなく中山展望台に到着。思わず大展望台がこんなところにあったのかと驚嘆でした。大きな岩が敷き詰められた広大な展望台で、、360度の大パンラマでした。少しゆっくりと展望を楽しみたいところでしたが、雨の匂いがしてきたと言われたメンバーの一言で下山を決意。滑る岩、根に注意しながら、高見石岩(山荘)に到着。ここは白駒池の全貌を見せるために大きな石を積があげたような自然の展望台でした。展望台の上では足の置く場所の確保が難しく少し危ないところでした。
  • 当初の予定はここから丸山への縦走でしたが、スタートが1時間遅れたこと、及び雨が降りだしそうだったので、白駒池への下山ルートに変更しました。このルートも油断し転びそうなところでしたが、全員無事に白駒池に到着し、今回の登山が終了しました。
【第52回 三本槍岳 】 (クリックすると写真が見れます)
  登山日 2012年10月13日(土)  
  登山コース マウントジーンズゴンドラ口駅(8:55)→頂上駅(9:20)→赤面山分岐(10:25/10:35)→途中登山断念(10:45)→展望台→頂上駅(11:40)→頂上駅)→マウントジーンズンゴンドラ駅
  体験談
  • 昨年、登った那須ロープウェイ駅より東側にあるマウントジーンズゴンドラ駅からゴンドラを使って登るコースを選定し、那須連邦の最高峰である三本槍岳を登ってきました。家を出る時には星空、三日月が見え晴天を予感させるものでした。しかし頂上駅に到着すると曇っていて、周りの山々はガスにより隠されていました。それでも頂上に立つ頃には高展望になることを期待し登り始めます。
  • ここは新しくできたコースらしく、よく整備されとても登りやすく初心者コースと思われました。途中、左側には紅葉の絨毯に覆われた斜面が綺麗に見え、つい見とれてしまいます。ここで集合写真をとり、さらに頂上を目指して歩を進めても一向に晴れる気配はなく、ガスに覆われています。風もかなり出始め寒さも増して、耳、手が痛くなってきました。
  • 下山してくる者に聞くと途中で登頂を断念した、という人が出始め、そんな状態かと不安になってきました。その時は頂上がどのような状態になっているかが想像できませんでした。赤面山の分岐にて休憩していると下山したおじさんが、私にそんな格好では、寒くて耐えられないよ、と注意してくれます。
  • その分岐から10分ほどで、両側の風をさえぎるものがなくなり広い台地(清水台)に足を踏み出すと、体がぐらつき歩くことができないほどの強風が吹き荒れていました。他のメンバーは身の危険を感じ座り込んでしまったほどです。もうこれ以上は進むことは不可能であると感じ、止む無く下山することにしました。途中、私の手は悴んで手の感覚がなくなっています。
  • 頂上駅に着く頃には、麓方向には青空が見え、暖かな紅葉日和です。駅付近の展望台にて、紅葉している朝日岳、茶臼岳をバックにして写真をとり、2時間で登山が終了しました。
  • 今回の登山は、下界は晴れていたが、北側(からかな?)からの雲、ガスによって視界なしの状態、そして歩くことができないほどの強風(風速40m/秒?)を体験し、登山途中の左斜面に見れた綺麗な紅葉が見れたことにより、自然界のすごさを感じることができました。あと30分で大展望と言われている頂上に着ける手前で断念してしまったことは、非常に残念でした。
【第53回 明神ケ岳 】 (クリックすると写真が見れます)
  登山日 2012年11月10日(土)  
  登山コース 強羅駅(9:30)→登山口(10:20)→大文字焼き広場(10:50/10:55)→分岐(11:10)→明星ケ岳(11:20)→鞍部・分岐(12:00/12:20)→明神ケ岳(13:00/13:50)→分岐(14:20/14:30)→登山口(15:10)→宮城野バス停(15:30)
  体験談
  • 日曜日の登山予定でしたが雨予想により、土曜日に変更したことによって最高の天候に恵まれた登山となりました。自宅を出る時、三ケ月と多数の星がでて、強羅駅到着時点でも真っ青な雲一つない状態でした。こんな好天候も最近の登山にはなかったことです。参加者は当然頂上での素晴らしい景色を期待しての登山開始となりました。
  • 強羅駅から舗装道路をしばらく歩き登山口となります。そこから少し歩くと、半分から上部が真っ白な富士山を見ることができます。そして数10分で大文字焼き広場に着き、眼下には箱根全体の街並みと雄大な富士山を眺められ、ここで小休止をとりました。
  • さらに歩を進めると、まもなく明星ケ岳への分岐があり、多数の花を咲かせた大きな木があり、ここが分岐だよと教えるように立ち、右方向の明星ケ岳への平坦な道を進むと木に囲まれた祠があるだけで頂上らしくないところに到着。少し横にずれると相模湾らしい海が少し覗くことができます。
  • 展望のない明星ケ岳をバックにして元の道に戻り、分岐経由で明神ケ岳を目指して歩いていくと、途中、何度も大きな富士山を見せてくれ、ぐっと近くに姿が迫り見えてきます。途中の鞍部で昼食休憩をとり、そこから頂上まで最後の坂を上ったり下ったりしながら登ります。頂上に到着すると、どこから集まってきたのか、多数の人が富士山等の山並みを眺望しながら思い思いの休憩をしています。
  • 富士山を眺められ、眼下の箱根の街、そして駒ケ岳、神山等の箱根外輪山を見るには最高の場所です。広大な広場になっているので、多数の人がいても場所取りに全く困りません。富士山の左横には絵に描いたような雲が少しかかり、一際大きな富士山を下山終了まで変わらずに見せてくれ、参加者全員が感嘆の声をあげ満足していました。KMT登山の二回目の参加となった女性のHさんも少し辛い登りと言いいながらも、これだけの光景を見ると、もうその登りの辛さはなくなったと思います。
  • 頂上では男性のHさんがジェットボイルという湯沸し機を使いコーヒーを飲ませてくれ、雄大な景色を見ながら飲むことができ、最高の一時を味わせてくれました。
  • 今日の天気は予想通りの好天で、暖かく私とKさんは最後まで半そでTシャツで登れるほどの陽気が続き、11月中旬としては珍しいものだと思いました。
  • 名残惜しい景色を後に下山しましたが、途中、湘南海岸の綺麗な弧を描いた海岸線が見え、山容だけでなく海の景色も見れ、これまた今回の登山のよいところでした。その後は景色のない山間を黙々と降り、バス停留所に到着。この後が大変でした。やっと2台目のバスに乗れたが超満員で、かつ道路も渋滞でしていたので箱根湯元に着いた時には、メンバーは疲れきっていました。
  • 今回の登山は非常に好天に恵まれ、富士山の大展望を見ながら頂上でゆっくりできたことは最高の喜びでした。
【第54回 陣馬山 】 (クリックすると写真が見れます)
  登山日 2013年1月19日(土)  
  登山コース 藤野駅(9:00)→登山口(9:20)→陣馬山頂上(11:20/13:00)→明王峠(13:40)→景信山(15:00/15:10)→小仏バス停登山口(16:00)
  体験談
  • 藤野駅に集合し登山口まで一般道を歩き、登山口に到着。登り始めるとすぐに雪と凍った道になり、アイゼンをつけることにしました。アイゼンなしでは滑って危険な状態でしたが、アイゼンをつけずに登る人もちらほらと見え、無謀な登山と思いました。高度を上げるに従い、50cmぐらいに積もった道になり、とても歩きにくい状態です。もう一面が真っ白な道になっています。
  • ここで後ろを振り替えると、木々の間から真っ白な富士山が見えてきています。今日は青空に聳える富士山でしたので、とてもきれいです。最後の急坂を超えると茶店と白い馬像のある頂上に到着。予想どおり一面の雪に覆われていました。ここで見る富士山は一際大きく見えます。そしてその周りには丹沢連峰、南アルプス、東京都心のビル群もよく見ます。逆方向には筑波山もうっすらと見えています。この眺望にしばらく感動してしまいました。
  • 頂上での食事は富士山を眺めながらワインを飲み、、お湯を沸かしてカップ麺、餅焼き、お汁粉を食べ、最後にコーヒーを飲み、とても至福の時を得られ満足なものでした。周りで見ていたおばさんたちがいい臭いと言いながら、羨望のまなざしで見ていたのがさらに我々に満足を与えてくれました。
  • 予定の計画ではここから周回コースにて下山する予定でしたが、参加者が少なかったので、となりの景信山まで縦走することになりました。雪のため、アップダウンを繰り返すコースのため少し疲れぎみ状態になりましたが、昨年登山した景信山に無事登頂し、夏山とは違った様相の頂上、そして陣馬山より、さらに都心がよく眺められ、ランドマークタワー、新宿副都心も見えています。
  • 今回の登山は15日に降った大雪の影響が残っていたので一面の銀世界となり歩きにくかったこともありましたが、空は快晴の澄んだ空気により、最高の眺望を味わうことができました。さらに頂上で食べた餅、お汁粉は腹持ちがよく、料理も簡単でもってこいの昼食であることがわかりました。
【第55回 高指山 】 (クリックすると写真が見れます)
  登山日 2013年2月19日(土)  
  登山コース きらら駐車場(8:30)→高指山頂上(9:50/10:20)→明神山(11:45/13:00)→パノラマ台(13:30)→きらら駐車場(14:30)
  体験談
  • 非常に寒いとの天気予報になっていましたが、温かな一日で非常に満足した登山ができました。
  • 駐車場の気温は-2度でしたが、歩くとそんなに寒くはありません。まず一般道を歩き、途中から登山道に入る直前でアイゼンをつけ、ここからパノラマ台までず~と雪の中を歩きます。高指山に登る途中にでかい富士山と山中湖がきれいに見れ大感動!そこから少し登り高指山頂上に到着。頂上では富士山の左側に雲がかかった芸術的な景色を見てから尾根沿いに一度下山し、再度登り明神山に登ります。その途中で今日初めての登山者に会い、明神山の頂上はいいよと言われ、期待を込めて最後の急登を超えると、見事な大きな富士山が目の前に現れ、今年最高の真っ白な雄大な富士山が見えました。
  • 明神山の頂上では、でっかい富士を見ながら、カップ面、オニオンスープ、お汁粉等を食べ、頂上での景色を満喫することができ、また体も暖まることができました。
  • ここから下山途中にパノラマ台に寄ったところ、今日はダイヤモンド富士が見えるそうで、たくさんのカメラマンが待機していました。しかし帰宅途中の車中から富士にはガスがかかっていたので、恐らく見えなかったと思われました。
  • パノラマ台からゆっくり下山し駐車場に着いたのが14:30でした。
【第56回 四阿屋山 】 (クリックすると写真が見れます)
  登山日 2013年3月16日(土)  
  登山コース 両神薬師の湯道の駅駐車場(9:00)→展望休憩所(9:50/10:05)→四阿屋山頂上(10:40/12:10)→柏沢登山口(13:30)→両神薬師の湯道の駅駐車場(14:30)
  体験談
  • 道の駅に薬師の湯が併設された駐車場に停め登山開始。今回のコースは左回りの周回コースを予定していましたが、登山口(予定は鳥居コースでしたが、薬師コースになってしまった)を間違えたために右回りの展望休憩所経由コースになっていたことが途中で気づき、仕方なくそのままこのコースに変更しました。
  • 展望休憩所では少しガスっていましたが、武甲山、丸山等を中心とした秩父連峰が一望できました。近くに福寿草の生息地がありましたが、もう終わりなのか、パラパラと咲いている程度でした。ここから両神神社を経由して頂上まで険しい坂が続きます。
  • 道は整備されているが、狭い道をクサリを使いながら登っていきます。途中、下山者を待つために休憩を余儀なくされます。もう少し登山気分を味わいたいと思いながら登っていくうちに頂上に着いてしまいました。頂上では南西方面の景色がよく見え、険しい景色の両神山、そして以前に登った二子山等の山並みが真っ青な空に映えよく見えます。非常に狭い頂上でしたので集合写真を撮った後、頂上直下にあったベンチのおいてあるスペースで昼食タイム。
  • 最近恒例のラーメン、お汁粉、コーヒーを静かな山の中できれいな空気を吸い、また周りの山並みを見ながら、全員が満足した食事をとれました。
  • 名残惜しい1時間超の昼食タイムを終え下山開始したところ、30人程の団体客がクサリ場を登ってきたため渋滞してしまいました。この山は手軽に登れ、ハイキング気分でありながら、登山的な雰囲気も味わえるので人気があるのかもしれません。
  • 途中、地図にない分枝が2、3ケ所あり、その都度確認したが、間違えて別な登山口(柏沢)に降りてしまい、そこから駐車場まで長い道のりを一般道経由で戻らざるを得なくなりました。今回の登山は温かな初夏の陽気の中、秩父連峰の景色を見ながら、頂上まで楽に登り、頂上では至福の時間と昼食を味わい満足な登山でした。下山後の薬師の湯も疲れを癒してくれました。
【第57回 鳴神山 】 (クリックすると写真が見れます)
  登山日 2013年4月13日(土)  
  登山コース 樹得高校山荘登山口(10:10)→大滝→途中休憩(11:20/11:30)→鳴神山頂上・東峰(11:50/12:50)→十字路→木品登山口(14:40)
  体験談
  • 穏やかな春の日差しを受けて気持ちの良い登山日でした。登りは杉林の小道、水のない沢をゆっくりと歩きながら約600mの高度差を登っていきます。スタート時点の気温は18度ぐらいでしたが、頂上まで杉林の中のハイキングなので、それ程、暑くなく気持ちの良い森林浴を楽しみながらの登山でした。
  • 途中、絶命寸前のカッコウソウを守ろうとの看板が建っていましたが、まだ花が咲くまでになっていなく少し早いとのことでした。
  • 頂上手前に鳥居があり、ここから少し登ると見晴らしのよい頂上に到着。頂上には多数の人で溢れていましたが、ゆっくりできるスペースを確保でき、お湯を沸かしコーヒーを飲みながら昼食。
  • 頂上の眺望は低山でも360度の大パノラマで、東側から西方向に、雪化粧した男体山、日光白根山、皇海山、袈裟丸山、赤城連峰、浅間山等がよく見え、とても雄大な風景でした。この景色を見ていると、とても心が落ち着く感じです。
  • あっという間の1時間の頂上での休憩タイムを切り上げ下山しましたが、帰路ルートがわかりづらく迷いながらの下山でした。下山コースは沢沿いの変化の多いところで、杉林、大きな岩、きれいな水、滝などをみながら約2時間弱のコースでした。
【第58回 釈迦ケ岳 】 (クリックすると写真が見れます)
  登山日 2013年6月1日(土)  
  登山コース 檜峯神社(9:00)→主稜線の分枝(10:00/10:10)→林道の下降点→釈迦ケ岳頂上(11:10/12:10)→林道下降点→檜峯神社駐車場(13:40)
  体験談
  • 数日前に梅雨入りしてしまい、期待できない天候でしたが、幸運なことに朝から晴れのスタートになりました。国道137号線から林道への入口がよくわからず途中のゲート(イノシシよけ)が閉まっていて不安をな気持ちで集合場所の檜峯神社に到着。
  • 檜峯神社の駐車場は、なぜか赤い檜の木に囲まれた異様な感じなところでした。たぶん木の皮をむいたためであろうと推測。
  • 今回は多数(8人)の参加者で集合しだいスタート。最初から急登の坂を息をきらしながら、新緑の中を落ち葉の土の道で比較的歩きやすい登りです。途中、蛙のなき声が聞こえたのでメンバーに聞くと、春ゼミと教えられました。さらに高度をあげると、ふと木々の間から大きな富士山がきれいに見えてきました。
  • さらに高度があがると、ちょっとした休憩展望場所があり、ここでは南アルプス連峰が見えています。ここまで来ると、状況が変わり岩を登ったり、ロープを使ったりしながら、また雄大な景色を見ながらの楽しい登山となります。
  • 約2時間で頂上に到着すると、狭いところに20人程の団体客が展望を楽しんでいました。我々も富士山から南アルプス・中央アルプス連峰、そして奥秩父連峰を十分に頭に焼き付けてから昼食タイムにしました。
  • 昼食はラーメン、チーズリゾット、コーヒ、ココア、そしてらっきょう漬けも出てきました。約1時間も頂上で過ごした後、下山しました。下山では初心者は避けるようにと書かれたコースを選択したので急な坂でしたが、足元を確認しながら、無事下山することができました。このコースは急坂のため落ち葉によって少しすべることから、前述のような看板表記があったのではないかと思いました。
  • 今回の登山は梅雨の合間の晴れの登山ができ、頂上では曇ってはいたが、周りの山々が360度見える大パノラマも堪能でき、楽しい登山でした。