109回:天狗岳 110回:平標山 111回:那須縦走登山 112回:乾徳山 113回:鍋割山 114回:景信山 115回:鋸山
116回:雨池スノーシュー 117回:大野山 118回:岩櫃山 119回:両神山 120回:瑞牆山 121回:焼岳 122回:帝釈山

【 登山体験記 Ⅸ】

【第122回 田代山(1926m)&帝釈山(2060m)】 (クリックすると写真が見れます)
  登山日 2019年9月14日(土)  
  登山コース 猿倉登山口(07:40)→小田代(09:00)→分枝(09:30)→田代山頂(09:40)→避難小屋(09:55/10:20)→帝釈山(11:30/12:30)→小田代→猿倉登山口(15:30)
  体験談
  • 登山口までの荒れた林道を左右に揺られながら予定より少し遅れて到着。今日の天気予想は快晴だが展望はイマイチになっていて、実際も予想通り青空スタートでした。
  • よく整備された階段上の斜面を登っていきます。この時期はほとんど花が咲いていないので、時折見える遠方の山々と高度感のある周りの景色を楽しむだけでした。秋風の涼しさを感じながら登ると、最初の湿原となる小田代に到着。この時点でも雲一つない青空でした。ここからさらに登っていくと25ヘクタールの広大な平な湿原が待っていました。山のてっぺん(山頂)でありながら非常に平らな湿原が広がっていて、なんとも言えない変わった風景です。春から夏にはたくさんの花が咲き乱れると言われているように、花の楽園が想像できます。
  • 湿原を抜けると綺麗な避難小屋とトイレがあり、ここで休憩をとりました。この場所から帝釈山までが登ったり降りたりしながら約1時間の道になります。途中、メンバーの2人はかわいいオコジョ(イタチの仲間)に会い、癒されたと言ってました。(写真参照)
  • 帝釈山に着くころには周りに雲が出始め、快晴から一気に曇りになり、天候の変わり身の早さにびっくりです。途中、春に咲く「オサバグサ」の枯れた状態の草が多数あるのに気付きました。今度、花の時期にこの花を見てみたいものです。頂上では尾瀬の燧ケ岳方面の山々の展望が見え、その雄大さに感動しました。ここで昼食休憩をゆっくりとっていると、メンバーの二人が焼きサンドイッチを作ってくれ、とても美味しくいただきました。
  • しばらく休憩した後に馬坂口からあがってきたおじさんが25分でここまで来たよって言ってました。我々は疲れを感じながら、4時間もかかってきたのを考えると楽なコースもあるんだなと思いました。しかしそのコースに行く林道はかなりの悪路であるとのことでしたので、今回の我々の計画したコースでよかったと思いました。
  • 下山は同ルートを戻ります。田代湿原に戻った時にはガスっていて、何も見えません。早く出発して広大な湿原を見れてよかったです。
  • 湿原を抜けると約1時間ちょっとで下山できました。
  • (立寄り湯:湯の花温泉)
【第121回 焼岳(2455m)】 (クリックすると写真が見れます)
  登山日 2019年8月4日(日)  
  登山コース 上高地(04:40)→田代橋(05:10)→(朝食)→焼岳小屋(07:50/08:10)→展望台(8:15/8:30)→焼岳北峰(10:00/11:00)→広場→焼岳登山口(13:25)
  体験談
  • 上高地の西糸谷山荘別館に泊まり、日の出前に出発しました。半袖でも問題ないくらいのさわやかな気温でした。しかし、日が出てくるとともに暑さが増していきます。
  • 平坦な道から田代橋を過ぎたころから傾斜が始まり本格的な登山道になってきました。笹が生い茂る蒸し暑い林の中を進んでいきますので、景色はしばらく見えません。時折吹く風に、つい超気持ちいいと言ってしまいます。
  • ところどころに梯子がかかってくるところに来ると、焼岳、上空には青空が見え始めてきました。さらに登っていくと頂上に通じる稜線も近いことがわかってきます。
  • もうここまで来ると、早く頂上に立ちたい気持ちが湧いてきます。出発してから約3時間で焼岳小屋に到着。ここで休憩し頂上めざして出発。途中の展望台で大パノラマが目の前に広がっていました。穂高連峰、笠岳がよく見えています。もちろんもう目の前に焼岳が迫っています。ここからもうひと踏ん張りして登っていきますが、標高も高いこともあり徐々にきつくなってきました。
  • もう着くだろうと思ってから、なかなか着かない辛さを感じながら、やっと頂上直下に到着。ここで荷物をデポし身軽になって登っていき、頂上に着くと意外と広く多数の人が景色を楽しんでいました。到着後には穂高連峰方向が見えていましたが、雲に消されてしまいましたが、時折見せる姿は雄大でした。さすがアルプスと言える大展望を楽しませてくれます。食事もせず景色を見ているだけで1時間も楽しんでしまいました。
  • 下山は中の湯方面に降りていきますが、暑さに耐えながら黙々と下山し、やっと登山口に着いた時にはかなりの体力が消耗していました。
  • (立寄り湯:中の湯温泉)
【第120回 瑞牆山(2230m)】 (クリックすると写真が見れます)
  登山日 2019年6月8日(土)  
  登山コース 瑞垣山荘前登山口(08:20)→富士見平小屋(09:20/09:30)→大ヤスリ(11:00)→瑞牆山頂上(11:30/12:30)→大ヤスリ→富士見小屋→瑞牆山登山口(15:50)
  体験談
  • 梅雨に入った翌日の登山でしたので、雨の心配をしながら自宅を出発。中央高速に入り山梨県に近づくにつれ、ますます雲、ガスが増えてきました。天気予想では7時から10時、及び14時から17時まで晴れになっていましたので、それを信じて車を瑞垣山に向けて走らせ中央道を降りる前あたりから青空が見え始め、駐車場手前では富士山まで見えてくるほど素晴らしい天気になり、駐車場に着いた時には、夏空の快晴という感じです。とても信じられない変わりようです。
  • 頂上での大展望を期待して、気持ちのよい新緑の林に向けて登山開始。富士見平小屋あたりまで青空でしたが、そこから大ヤスリ(『大安売り』と聞こえた人もいて、ここにバーゲン会場があるの?(笑))に近づく頃に雲が増え始め怪しくなってきました。大ヤスリの頭が見えないほど、ガスり、頂上の展望を半分あきらめ、岩、クサリ、ロープの登りを滑らないよう慎重に上がっていきます。富士見平小屋からは登って下って、また登り返し、さらに大きなごつごつとした岩場を登りきると頂上でした。
  • 上を見上げると青空が出始め西側の斜面は雄大なスリルある大空間を見せてくれました。参加者全員がまじかに見える一際大きく見える大ヤスリ岩をはじめとして下界を見下ろす雄大さに圧倒されていました。
  • 遠方はアルプス方面が少し見えているだけでしたが、この眺望が見えただけでも大満足されたことと思います。ここで昼食休憩していると、また雲、ガスが立ち込め、もうこれ以上の眺望は期待できないと判断し下山開始。
  • 大ヤスリ付近まで曇り空でしたが、またまた青空が出始め頭が見えなかった大ヤスリも全部みせてくれました。ここから下山するまで晴れっぱなしの状態でしたので、天気予想は当たっていたことになります。
  • 余りにも気持ちよく晴れた空と爽やかな空気、そして新緑の香りに誘われて、また春ゼミの演奏を聞きながら、富士見平のベンチでまったりコーヒーを楽しんでから下山しました。
【第119回 両神山(1723m)】 (クリックすると写真が見れます)
  登山日 2019年5月18日(土)  
  登山コース 山中宅駐車場→大又→オオドリ河原→ブナ平→両神山頂上→ブナ平→オオドリ河原→大又→山中宅駐車場
  体験談 HP管理者不参加のため掲載省略
【第118回 岩櫃山(803m)】 (クリックすると写真が見れます)
  登山日 2019年4月20日(土)  
  登山コース 平沢登山口(09:30)→本丸跡分枝→岩櫃山頂上(10:30/10:50)→天狗の架け橋(11:30)→鞍部(12:10/12:30)→潜龍院跡(12:40/13:20)→赤岩通り分枝→岩櫃城本丸跡(14:40)→平沢登山口(15:00)
  体験談
  • 今回は雁ケ腹摺山登山の予定でしたが、登山口に行くための林道が雪のために閉鎖されていることがわかり、西吾妻エリアの真田幸村に聳えている有名な変わった形をしている岩櫃山に変更しました。この日は空気は澄み快晴で、まさに登山日和でした。
  • 集合場所の大きな駐車場には数台の車しかなく、ひっそりとしたスタートでした。たぶんNHKの大河ドラマをやっていた頃は、賑わっていたのではないかと思います。登山口には満開の桜も咲き、立派な観光センターもあります。ここで地図をゲットして沢通りコースを選択して登山開始しました。
  • 杉林に囲まれた沢沿いをあがっていきます。意外と急な坂です。ところどころにクサリを使って岩を登る場所があります。高度を上げていくと、梯子、クサリの数が増えていきます。頂上の手前では壁を這いながら頂上までほぼ垂直の岩をクサリで登っていく様子を見ていた女性が登ることをためらっていました。その方は怖いからここでやめておくと言われ下山してます。
  • 我々はここを登り切って頂上に登頂しました。800m足らずの高さにも関わらず、360度の大展望でした。赤城山、武尊山、谷川岳、浅間山、妙義山、榛名山等がすべて見えてました。遠方の山々はまだ雪をかぶっていました。ここから下界を見ると吸い込まれそうな恐怖感を感じます。
  • 今回は周回コースのために一旦下ります。この後もクサリが多数続きます。眺望は林に入るまで素晴らしい景色で、吾妻の街並みがよく見えました。途中の天狗の架け橋という幅20cm程の狭い道両側が崖になっているところを2、3m渡るところがありました。年甲斐もなく無理して渡ったために不覚にも捻挫をしてしまい、ここから下山するまで痛みをこらえながらの山行になってしまいました。
  • ほぼ降り切ったところの潜龍院跡で、ぽかぽかのまったり昼食を楽しみました。ここから平沢登山口まではたいした登りではないと思っていたが、なんと急登続きでした。なんとか登りきると当時岩櫃城があった場所に到着。
  • ここまでくると、まもなく平沢登山口に到着し、本日の下山終了となりました。
【第117回 大野山(723m)】 (クリックすると写真が見れます)
  登山日 2019年3月30日(土)  
  登山コース 谷峨駅(10:00)→嵐→大野山(12:00/13:00)→イヌクビリ(13:20)→古宿(14:10)→大野山登山口(14:50)→鉄道公園(15:30/16:30)→山北駅(16:40)
  体験談
  • 富士山の展望がよい丹沢山系の大野山に登山しました。ちょうどこの日は下山後の山北駅で桜祭りを開催していましたので、花見ができることを期待してました。
  • 登山開始時点ではくもり空で晴れることはなさそうな気配でした。でも雨が降らなければいいかな、という気持ちでスタート。舗装道路の急坂を登っていきます。気温が低い割には汗がでてきたたため、薄着になりさらに高度を上げ行くと、周りの山々の景色が見えてきます。たぶん晴れていれば、この時点で富士山も見れたかもしれません。それでも出発時点の谷峨駅周辺の集落も見え、かなり高度があがってきたことがわかります。途中の東屋を過ぎると間もなく頂上に到着しました。
  • 頂上では風があり少し寒く脱いだものを着こみ、昼食、暖を取りながら約1時間休憩しました。周り中が見渡せる大展望のはずでしたが、近くの山並みしか見えず残念!気持ちはここから富士山展望あり、という看板に向いて、頭の中では綺麗な富士山を思い描いていました。
  • 下山開始し、牧場の草原辺りでは木をチェーンソーで作ったかわいい熊が道しるべをやってくれていて、思わず一緒に写真撮影。この頃から太陽が出始め、徐々に暖かかくなりはじめ春を感じさせてくれます。
  • 途中、菜の花も満開になっていて下山口が近いことがわかります。いつの間にか、桜並木で囲まれた鉄道線路に到着。太鼓の音に連れられて公園まで来ると、御神輿を担いだ若人がたくさんいます。ここで約1時間の間、酒と桜見学を楽しみながら今日の登山の疲れを癒して登山終了となりました。
【第116回 雨池スノーシュー(北八ヶ岳)】 (クリックすると写真が見れます)
  登山日 2019年2月16日(土)  
  登山コース 北八ヶ岳山頂駅(11:40)→縞枯山荘(12:00)→雨池峠→雨池(12:30/13:20)→雨池峠→北八ヶ岳山頂駅(14:50)
  体験談
  • 予定通り10時前に入笠山駐車場に着きスノーシューをレンタルしに行ったところ、「今日は貸出していない」と言われ、理由を問うと、雪がなくスノーシューは不要だからと言われ、非常に困惑!!皆で相談した結果、そのまま登ることもできたが、スノーシューによる山登りが目的でしたので、登山靴、アイゼンを持参しなかった人等を考慮して、近くの別な場所に変更し、選択したのが北八ヶ岳でした。ここも例年の半分以下の雪とのことでしたが、スノーシューは問題なく楽しめることがわかり、ここから約1時間程車で移動して北八ヶ岳に到着。
  • 北八ヶ岳ロープウェイ駅に着いたのが11時過ぎでした。コースを検討したところ、北八ヶ岳はスノーシューでは登ることができないので、雨池コース(ハイキング)を選択しました。しかし、ここでも最終のロープウェイの16時までには戻るのは少し厳しいと言われましたが、途中引き返しを覚悟して出発。
  • ロープウェイが上がるにつれて雪が増え、雪に覆われた木々も見えてきて、スノーシューを楽しむには問題ないことがわかってきました。山頂駅でスキー客と別れてスノーシューをつけて当該コースに向けて登山というよりハイキングを開始しました。
  • 道は平坦でしたが、非常に寒く顔を覆いながら歩きはじめました。昔、ここに来た時は湿原地帯の木道歩きでしたが、一面雪に覆われ、ロープに区切られた道でした。霧氷により作られた雪原地帯の景色を楽しみながら、雨池に約1時間超で到着。
  • 雨池は広い池が凍りその上に雪が積もり、まっ白な平らな平原になっていました。野球場が10面以上とれそうなところです。ここで風をよけながら昼食をとり、元の道を戻ります。
  • 往路は下りでしたが、復路は登りになります。途中、晴れ間も見え、遠方の縞枯山、雨池山、三ツ岳が見えてきました。林道を抜け平原に出ると肌を突き刺すほどの寒さになります。我慢して歩を進めると山頂駅が見え、時間を見ると最終前に楽に到着。
  • 今回の登山はスノーシューを履いたハイキングで単純に雪の道を歩く楽しみ、そして冬だけしかできない広い池の上を歩く楽しみを体験でき、また霧氷がとてもきれいでした。
【第115回 鋸山】 (クリックすると写真が見れます)
  登山日 2019年1月26日(土)  
  登山コース 保田駅(09:50)→無字門→仁王門(10:30)→大仏広場(10:50/11:10)→不動滝→西口管理事務所→百尺観音(11:30)→地獄覗き(11:30/11:45)→山頂展望台(11:50/12:50)→石切り場(13:30)→地球が丸く見える展望台(13:50/14:20)→浜金谷駅(14:50)→恋人の聖地(13:10)→プチ新年会(15:50/16:10)→フェリー(16:30/17:10)
  体験談
  • 今年初のKMT登山は1月登山として恒例になりつつある夕陽鑑賞付きです。保田駅から鋸山を登り浜金谷駅に降りてから、太平洋に沈む夕陽を鑑賞しながらプチ新年会を行う計画です。ほぼその通りの計画が実施できました。
  • 保田駅に降りて一般道を歩き鋸山日本寺に向かいます。後で分かったことですが、この鋸山は日本寺として管理された広大な敷地(無料では登れなく入館料600円を払うことが必要)でした。
  • ルート図に沿って池、稲荷神社、大仏様、不動滝、百尺観音と順に見ていき、山の斜面を使った各種建物、石碑が置かれ、歩道が整備された観光地でした。登山の格好をしない人がたくさんいました。下山後に分かったことは、聖徳太子、千五百羅漢、百態観音、座禅石を見るルートを飛ばしていました。(涙!)
  • 途中の大仏様は日本一の大きさとのことです。広場に一際大きな大仏が岩壁に建てられていました。ここからも東京湾を眺めることができ、見上げると青い空、白い渚を楽しめることができ心が癒させます。さらに奥に入ると垂直の壁に彫られた百尺観音が見れ、大きさもさることながら、良く彫れたと感心してしましました。この後が僅かでしたが急登の階段になり有名な地獄覗き見学です。5人づつのパーティに分かれ、お互いに写真を撮りあいました。地獄覗きの先端では思ったより怖さはなく、手前の展望台からの光景を見ているほうが迫力、怖さを感じてしまいます。
  • その後、地獄覗きのところに広場がありましたので、ここで東京湾を見ながらのまったり昼食を楽しみました。穏やかな海、富士山も眺められます。
  • ここから地球が丸く見える展望台に行くことになり、道順を検討すると一度、この日本寺敷地から外にでていくことが必要になります。ここからが登山らしき道になってきました。途中の石切り場が多数残されていて、昔の石を採掘する技術のすごさを垣間見た感じです。どの岩も垂直に綺麗に切られています。
  • 約1時間で地球が丸く見える展望台に到着し、確かに360度を見渡せるところで、西には伊豆半島、大島、富士山、横須賀港、東京、スカイツリー、木更津港、そし千葉県の最高峰である富山も見え、地球の丸さを確認できました。
  • 展望台から同じルートを途中まで戻り浜金谷駅方面にルートをとり、約30分で駅に到着することができました。最終目的の夕陽を見るために海岸に向かい、恋人の聖地に着きましたが、風もあって、とても寒く、また曇っていましたので、夕陽鑑賞は望めないと判断し、フェリー出航時間まで、近くのレストランで地ビールとアジフライを楽しみました。このアジフライは新鮮な魚をあげたようでサクサクとした触感でとても美味しかったです。
  • ここは早めに切り上げ、フェリーの中でも持ち寄った酒を飲みながら和気あいあいと楽しんでいると、西の空に夕陽が沈みかけているのがわかり、オレンジ色の周りに白く輝いたコロナが目に飛び込み、今回の登山の締めくくりを十分に堪能させてくれました。
【第114回 景信山】 (クリックすると写真が見れます)
  登山日 2018年12月8日(土)  
  登山コース 小仏バス停→登山口(10:00)→景信山頂上(11:00/14:10)→登山口(15:10)
  体験談
  • 前日には寒気が降り寒くなるが快晴との予報でした。しかし高尾駅に着いた時には多少の日差しはあるものの、曇りでもそれ程寒くはありませんでした。バスを待つ人で駅前はすごく混んでましたが、増便していたのでそれほど待つことなくバスに乗れ小仏バス停に向かいました。
  • バス終点から少し歩道歩き、誰も選択していない数年前に登山ルートができたらしい登山口から登りました。樹林帯の道を登っていきますが、低山でありながら高低差400mでしたので、30分程のところで急な登りになり汗が出てきますが、その後は緩やかな登りになり1時間もかからず頂上に到着しました。
  • ここから約3時間の餅つき&忘年会を開催。昨年同様にメンバーは自主的にの3升餅をこねる人、雑煮鍋を作る人、あんこを煮る人、酒を飲み始める人等の分担ができ、気が付くと臼にこねられた餅がふっくらとしたところで、みんなで順番に慣れない手つきで餅つきしました。
  • 美味しそうな粘り気の強い杵餅ができ、市販の固い餅と違い、粘り気の多い美味しい餅をダイコンおろし、あんこ、きな粉をつけた餅、そして沢山の具を入れた雑煮をたらふく食べ、頂上でこのような物を食べられることに誰しも満足したと思います。
  • それから忘年会を兼ねて、酒を楽しつつ和気あいあいに、また曇り空でも東京の街並み、遠方にかすかに見える海を見ながら楽しく過ごすことができました。
  • 約3時間の楽しみ後は景信山の集合写真として、関東平野の雄大な景色バックに写真をとり下山しました。
【第113回 鍋割山・荒山】 (クリックすると写真が見れます)
  登山日 2018年11月17日(土)  
  登山コース 姫百合駐車場→荒山高原登山口(08:10)→荒山高原(08:45)→棚上十字路→休憩舎(09:50)→荒山(10:10/10:20)→荒山高原(11:00/11:10)→鍋割山(11:40/12:50)→荒山高原→荒山高原登山口(14:20)
  体験談
  • 水曜日までは雨予想でしたが、参加者の願いが叶って晴れスタートになりました。肌寒い気温の中を登山口で笑顔を写真に収め階段状の斜面を登っていきます。
  • 緩やかな斜面を登り30分程で広大な広場(荒山高原)に到着。富士山も遠方に見えています。すでに紅葉も終わり葉は散っていましたので眺望は良好です。
  • ここから高度があがるにつれて少し急になり、多少の岩場も通り、休憩舎に着くと赤城山の外輪山を構成する山々が一望できる場所に着くと、メンバーは早速景色に見とれてしまい、しばらく動きが止まっていました。
  • ここから荒山までの道のりが今回の一番の坂でしたが、20分程で頂上に着きました。眺望は木々が邪魔していたために写真だけを撮り、鍋割山に向けて歩を進めて行きます。途中、富士山、秩父連峰、妙義山、榛名山、浅間山、谷川岳方向の山々の景色を楽しみながら一度下り荒山高原まで降りてから、いよいよ目的地の鍋割山に向かって登ります。
  • 約1時間の登りの途中で火起山という頂上で、もう頂上かと勘違いをしてしまいながら、遠方の景色、前橋市内の街並みをみながら歩けますので飽きずに登ることができます。
  • さらに一度下降して登り返すと鍋割山に到着。すでに10数人の登山者が眺望を楽しんでいました。我々も広い頂上から風をよけられる斜面に座り、前橋市内、富士山等の山々を見ながら、ぽかぽか陽気の中で昼食、コーヒーを1時間程楽しみました。このまま昼寝でもしたいほどまったりとしたいような感じです。
  • 名残惜しい陽気と眺望を後に約90分程で下山。
  • <立寄り湯>ふれあい館
【第112回 乾徳山】 (クリックすると写真が見れます)
  登山日 2018年10月8日(月)  
  登山コース
  体験談
  • 台風の去った晴れを期待していましたが、現地の駐車場に着いた時には、前日と違いどんよりした曇り空でした。駐車場から歩いて20分程のところに登山口があります。
  • ゆるやかな登りも直ぐに急になり、息をきらしながら登っていきます。周りは林の中で、ガスもでていたので、景色を楽しむことはできなく、蒸し暑いところでした。
  • 途中、無人小屋にてトイレ休憩をとり周りを見渡すと、紅葉している木々が見え始めていました。開けた場所では、ガスさえなければ景色を楽しめたと思うところが多々ありました。
  • さらに歩を進めると、草原の広場に到着。大きな石が道標のように建っています。空を見上げても雨は降りそうもありませんが、晴れる気配もありません。
  • ここから樹林帯となり岩場の山に変わってきました。大きな岩、鎖を使って登る岩、岩にかけられた鉄の階段、カニ歩きで岩壁を伝う場所、絶壁の覗き見場所、髭剃りができる岩、そして圧巻は頂上直下のほぼ垂直な大きな一枚岩を登るところです。どれも油断すると危険です。この一枚岩を登りきると大展望がまっていたはずですが、今回(10年程前の山行)も視界は全くありませんでした。しかし、昼食をとりながらガスがとれるのを待っていると、下方の視界が時々開け上空の日差しを受けて綺麗に紅葉した山肌をみることができました。
  • 昼食をとり終わって下山に向けてスタート。登りの途中で休んだ草原まで降りると、かなり雲がとれ始め、また日差しも出始め回りの山々が見えてきました。遠方の雲の中には富士山も僅かながら見ることができます。
  • このあとは、登りのコースと違う道満コースに意識することなく、入ってしまった結果、無事に下山できました。
  • 1200mの高低差でしたので、登りもきつかったですが、下りは登りよりも岩場を慎重に降りたこと、長い距離と高低差に体力と筋力を消耗したと思います。
【第111回 那須縦走登山(那須縦走登山フェステイバルに参加)】 (クリックすると写真が見れます)
  登山日 2018年9月23日(日)  
  登山コース 那須マウントジーンズゴンドラ(08:10)→登山開始(08:30)→朝日岳(12:20/13:00)→峰の茶屋→茶臼岳(14:20/14:40)→那須ロープウェイ(15:00)
  体験談
  • 当初22日(土)登山予定でしたが、天候悪化とフェスティバル事務局による延期連絡を受けて、23日(日)に変更しました。(登山中に事務局に確認したところ、22日は午前は大雨、午後は歩けないほどの強風だったそうで変更したことは正解でした。)
  • 登山開始時点では青空の下、大倉尾根を歩きながら周りの山々も綺麗に見えていました。誰しも今日は頂上で大展望が期待できると思ったのではないかと思います。しかし三本槍岳に近づくにつれてガスが出始め、ひどい時には周囲の山を全く消してしまうくらいの時が度々ありました。そのような状況でも、時々青空と周辺の山々、紅葉した山肌を見ることができ感動させてくれます。
  • 三本槍岳のルートは前日の雨でぬかるんでいる道を閉口しながら頂上にたどり着くと、広い場所にこれ狭しと沢山の人が昼食をとりながら休んでいました。周りの紅葉は見えたものの遠方の山は見えなかったので早々と2番目の朝日岳に向けて下山しはじめてしまいました。
  • 途中、湿地帯の木道を通り過ぎると登山道と景色ががらりと変わり、荒らしい岩山になってきます。この道でも多数のハイカーと出くわし、今日のフェスティバル参加者、一般の登山者が多数いることがわかります。ここでの稜線歩きは登ってきた三本槍岳方向の山々、その周りの斜面の紅葉を楽しみながら歩くことができます。最後の急登を登りきり朝日岳の頂上に到着しました。残念ながらここでもガスに覆われ東側の斜面しか見えない状態になっていました。ここで約30分の昼食タイムをとり鋭気をやしないます。
  • 三番目の茶臼岳は一度峰の茶屋に向けて、クサリ場、ごつごつとした岩場、崖沿いの道を注意して降りていきます。峰の茶屋でも多数のハイカーが休んでいます。茶屋から最後の頂上である茶臼岳に登ります。この山は活火山ですので、時々硫黄の臭いが漂います。岩場の山でありますが、道は整備され登りやすくなっています。ガスは全くとれそうもなく、黙々と頂上に向けて登っていき、頂上に到着。少しの間でもガスが取れることを願って待っていましたが、とれそうもなかったので、そのままロープエイィ口に下山しました。ほぼ予定通りの計画で登山終了となっています。
【第110回 平標山】 (クリックすると写真が見れます)
  登山日 2018年8月18日(土)  
  登山コース 平標山登山口(07:00)→鉄塔(08:10/08:20)→松手山(09:00/0910)→平標山(100:40/11:40)→平標山の家(12:10/12:20)→登山口水場(13:10/13:20)→登山口(14:00)
  体験談
  • 登山開始時は約10度で涼しく、まだ真夏でありながら寒い感じでした。木の階段が続く急な坂を登っていくと、ところどころで苗場スキー場が見えてきます。空は青空で気持ちのよい日です。急な坂を登ること約1時間で鉄塔に到着。ここで景色を見ながらさわやかな風を感じながら休憩。
  • 松手山に近づくに従い、先方の頂上方面の稜線が度々見えてきます。2時間で松手山に到着。ここでの景色は頂上方面の稜線はもちろんのこと、周りの山々がよく見えています。ここから頂上まで最高な気分を味わうことができる稜線歩きでした。木々は低く、ところどころに花が咲いています。ひんやりとした風を感じながら歩きますので、きつい坂も負担になりません。
  • 頂上と思わせる偽頂上を超えると広大な平標山頂上に到着。たくさんの人が休憩していました。ここでの展望は谷川岳方面が目の前に見え、遠くには富士山(夏でも見えるのは非常に稀)、南アルプス、八ヶ岳、北アルプス、そして大きな浅間山も当然見えています。360度の大パノラマ状態です。空気が澄んでいると、これほど雄大な景色を提供してくれるものです。
  • 下山は山の家までの長い長い階段を降りるので、非常に足腰に負担のかかる道でした。でも景色を見ながら降りられますので、辛さが半減します。山の家では冷たい水が飲め癒されます。
  • ここから水場のある登山口までの長い坂(ここでも木の階段が延々)を降り切ると、林道に到着。約1kmの高低差を降りたので、相当な負担になっていました。さらにこの後の駐車場までが林道を長く延々と歩き疲れに拍車をかける感じでした。
  • (立寄り湯:まんてん星の湯)
【第109回 天狗岳】 (クリックすると写真が見れます)
  登山日 2018年7月27日(金)  
  登山コース 唐沢鉱泉駐車場(08:20)→唐沢・渋の湯分枝→黒百合ヒュッテ(10:15/10:30)→天狗の奥庭(11:00)→東天狗岳頂上(12:10/13:00)→西天狗岳(13:20)→第二展望台(14:10)→第一展望台→下山口(16:20)
  体験談
  • 7月のKMT登山は南アルプスの甲斐駒ヶ岳&仙丈ケ岳予定を1泊2日の計画でしたが、3日前に予想もしなかった台風12号が発生し、関東への直撃予想になってしまったことにより、急遽計画変更しできるだけ台風の影響が少ないと思われる八ヶ岳の天狗岳にしました。当日、現地に到着するまでは、予想通り晴れるか非常に気にかけていました。中央道の笹子トンネルを抜けるまでは曇っていて晴れ気配は全くありません。しかしトンネルを抜けると晴れ間が見え始め、登山口では快晴でした。
  • コースは黒百合ヒュッテを経由する右回りコースで登っていきます。道の両側に敷き詰められたような八ヶ岳エリア特有の苔を見ながら、また水のない沢道を延々と歩いていきます。ヒュッテに着いた時は広い広場に青空が広がって、天狗岳方向は岩の道が見えてきました。
  • ここからは岩山になり木々も少なく展望が広がります。上空を見上げると八ヶ岳エリアにはほとんど雲がありません。振り返ると蓼科山、縞枯山、ニューが見えています。高度を上げていくと坂がきつくなってきましたが、頂上の大展望を期待し苦しさを我慢して登っていき、途中頂上らしき場所に騙されながら、さらに先に行くとやっと東天狗岳頂上の標識が見えました。頂上では登った達成感にほっとする間もなく、赤い斜面で三角形の八ヶ岳一番の名峰である赤岳を、その両側には、根石岳、中岳、阿弥陀岳に、そしてこの次に行く西天狗岳への稜線に我々はしばらく見とれてしまいました。
  • こんな素晴らしい展望をみながら昼食をとってから西天狗岳に登っていきます。急な下り、急な登りでしたが、あっという間に到着でき、またまた八ヶ岳連峰の展望を楽しませてくれました。同じ頂上でも全く違い、こちらは土の頂上、東天狗は岩の頂上でした。
  • 下山は登りと違い木々に囲まれた間を下りていきます。途中二カ所の展望台で、再度八ヶ岳連峰を、さらに北アルプス、中央アルプが見えていました。アルプス方面は雲がかかっていましたが、この時間になっても八ヶ岳には雲がかからないという天候に恵まれ、最高の登山ができました。
  • (立寄り湯:唐沢鉱泉の湯)