第115回 2019年1月登山(鋸山 330m)
保田駅
仁王門
大仏広場
百尺観音
地獄覗き
地球が丸く見える展望台
恋人の聖地
フェリー乗り場でビール
フェリー
<体験記>
今年初のKMT登山(1月登山)は恒例になりつつある夕陽鑑賞付きです。保田駅から鋸山を登り浜金谷駅に降りてから、太平洋に沈む夕陽を鑑賞しながらプチ新年会を行う計画です。ほぼその通りの計画が実施できました。
保田駅に降りて一般道を歩き鋸山日本寺に向かいます。後で分かったことですが、この鋸山は日本寺として管理された広大な敷地(無料では登れなく入館料600円を払うことが必要)です。
ルート図に沿って池、稲荷神社、大仏様、不動滝、百尺観音と順に見ていき、山の斜面を使った各種建物、石碑が置かれ、歩道が整備された観光地です。登山の格好をしない人がたくさんいます。
下山後に残念なことに、聖徳太子、千五百羅漢、百態観音、座禅石を見るルートを飛ばしていたことが分かりました。(涙!)
途中の大仏様は日本一の大きさとのことです。広場に一際大きな大仏が岩壁に建てられていました。ここからも東京湾を眺めることができ、見上げると青い空、白い渚を楽しめることができ心が癒させます。
さらに奥に入ると垂直の壁に彫られた百尺観音が見れ、大きさもさることながら、良く彫れたと感心してしまいます。この後が僅かでしたが急登の階段になり有名な地獄覗きが見学できます。
5人づつのパーティに分かれ、お互いに写真を撮りあいます。地獄覗きの先端では思ったより怖さはなく、手前の展望台からの光景を見ているほうが迫力、怖さを感じてしまいます。
その後、地獄覗きのところに広場がありましたので、ここで東京湾を見ながらのまったりと昼食を楽しみました。穏やかな海、富士山も眺められます。
ここから地球が丸く見える展望台に行きます。道順を検討すると一度、この日本寺敷地から外にでていくことが必要になります。今までと違い登山らしき道になってきます。
途中の石切り場が多数残されていて、昔の石を採掘する技術のすごさを垣間見た感じです。どの岩も垂直に綺麗に切られています。
約1時間で地球が丸く見える展望台に到着し、確かに360度を見渡せるところで、西には伊豆半島、大島、富士山、横須賀港、東京、スカイツリー、木更津港、そし千葉県の最高峰である富山も見え、地球の丸さを確認できました。
展望台から同じルートを途中まで戻り浜金谷駅方面にルートをとり、約30分で駅に到着することができました。
最終目的の夕陽を見るために海岸に向かい、恋人の聖地に着きましたが、風もあって、とても寒く、また曇っていましたので、夕陽鑑賞は望めないと判断し、フェリー出航時間まで、近くのレストランで地ビールとアジフライを楽しみます。このアジフライは新鮮な魚をあげたようでサクサクとした触感でとても美味しかったです。
ここは早めに切り上げ、フェリーの中でも持ち寄った酒を飲みながら和気あいあいと楽しんでいると、西の空に夕陽が沈みかけているのがわかり、オレンジ色の周りに白く輝いたコロナが目に飛び込み、今回の登山の締めくくりを十分に堪能させてくれました。