第118回 2019年4月登山(岩櫃山 803m)
登山口
観光センター
横に這うところ
一番の難所
<--岩櫃山 頂上
岩櫃山 頂上-->
天狗の架け橋
水仙
<体験記>
今回は雁ケ腹摺山登山の予定でしたが、登山口に行くための林道が雪のために閉鎖されていることがわかり、西吾妻エリアに聳えている有名な変わった形をしている岩櫃山に変更しました。
この日の空気は澄み快晴で、まさに登山日和です。
集合場所の大きな駐車場には数台の車しかなく、ひっそりとしたスタートです。たぶんNHKの大河ドラマをやっていた頃は、賑わっていたのではないかと思います。
登山口には満開の桜も咲いていて、立派な観光センターもあります。ここで地図をゲットして沢通りコースを選択し登山開始します。
杉林に囲まれた沢沿いをあがっていきます。意外と急な坂です。ところどころにクサリを使って岩を登る場所があります。高度を上げていくと、梯子、クサリの数が増えていきます。
頂上の手前では壁を這いながら頂上までほぼ垂直の岩をクサリで登っていく様子を見ていた当会以外の女性が登ることをためらっていました。その方は怖いからここでやめておくと言われ下山してます。
我々はここを登り切って頂上に登頂しました。800m足らずの高さにも関わらず、360度の大展望でした。赤城山、武尊山、谷川岳、浅間山、妙義山、榛名山等がすべて見えてます。
遠方の山々はまだ雪をかぶっていました。ここから下界を見ると吸い込まれそうな恐怖感を感じます。
今回は周回コースのために一旦下ります。この後もクサリが多数続きます。眺望は林に入るまで素晴らしい景色で、吾妻の街並みがよく見えます。
途中の天狗の架け橋という幅20cm程の狭い道で両側が崖になっているところを2、3m渡るところがありました。
年甲斐もなく迂回コースを使わず渡ったために不覚にも足首を捻挫をしてしまい、ここから下山するまで痛みをこらえながらの山行になってしまいました。
ほぼ降り切ったところの潜龍院跡で、ぽかぽかのまったり昼食を楽しみます。ここから平沢登山口まではたいした登りではないと思っていたが、なんと急登続きでした。
なんとか登りきると当時岩櫃城があった場所に到着します。
ここまでくると、まもなく平沢登山口に到着し、本日の下山終了となりました。