第121回 2019年6月登山(瑞牆山 2230m)
登山口
富士見小屋
<--瑞牆山 頂上
瑞牆山 頂上-->
イワカガミ
イワカガミ
シャクナゲ
<体験記>
梅雨に入った翌日の登山でしたので、雨の心配をしながら自宅を出発します。中央高速に入り山梨県に近づくにつれ、ますます雲、ガスが増えてきました。
天気予想では7時から10時、及び14時から17時まで晴れになっていましたので、それを信じて車を瑞垣山に向かい、中央道を降りる前あたりから青空が見え始め、そして駐車場手前では富士山まで見えてくるほど素晴らしい天気になりました。駐車場に着いた時には、夏空の快晴という感じです。
とても信じられない変わりようです。 頂上での大展望を期待し気持ちのよい新緑の林に向けて登山開始しますい。 富士見平小屋あたりまで青空でしたが、そこから大ヤスリ(『大安売り』と聞こえた人もいて、ここにバーゲン会場があるの?(笑))に近づく頃に雲が増え始め怪しくなってきました。
大ヤスリの頭が見えないほど、ガスり、頂上の展望を半分あきらめ、岩、クサリ、ロープの登りを滑らないよう慎重に上がっていきます。 富士見平小屋からは登って下って、また登り返し、さらに大きなごつごつとした岩場を登りきると頂上でした。
上を見上げると青空が出始め西側の斜面は雄大なスリルある大空間を見せてくれます。参加者全員がまじかに見える一際大きく見える大ヤスリ岩をはじめとして下界を見下ろす雄大さに圧倒されてしまいます。
遠方はアルプス方面が少し見えているだけでしたが、この眺望が見えただけでも大満足できます。ここで昼食休憩していると、また雲、ガスが立ち込め、もうこれ以上の眺望は期待できないと判断し下山開始しました。
大ヤスリ付近まで曇り空でしたが、またまた青空が出始め頭が見えなかった大ヤスリも全部みせてくれました。ここから下山するまで晴れっぱなしの状態でしたので、天気予想は当たっていたことになります。
余りにも気持ちよく晴れた空と爽やかな空気、そして新緑の香りに誘われて、また春ゼミの演奏を聞きながら、富士見平のベンチでまったりコーヒーを楽しんでから下山しました。