第160回 2023年6月登山(牛奥の雁ケ腹摺山 1990m)
ルート
甲斐大和駅
小屋平バス停
登山口
キンポウゲ
石丸峠
サラサドウダン
小金沢山 頂上
シカ
牛奥ノ雁ケ腹摺山
昆虫館前登山口
お疲れビール
ヤマオダマキ
ハルジオン
クサタチバナ
<体験記>
今回登山は計画、調整の時から沢山の問題が見つかり各種対応を行いやっと登山日になったにもかかわらず、本日の集合場所でも問題が発生し前途多難なスタートになりました。また10人の参加予定者が直前になって8人になってしまいました。
この先も何か起きそうな予感がしましたが、頂上の展望はよくなかっただけで、途中は素晴らしい景色を見ながら稜線を楽しみながら歩け何事もなく無事に終了しました。
バスを降り目の前の登山口からいきなり急登が続き林の木陰道でもとても暑さを感じます。石丸峠までの約1時間の途中では何度も大菩薩湖とその周辺の山々が見えるところがあり、その雄大さに見とれてしまいます。林から広い原っぱに出たところが石丸峠でした。とても広く気持ちが爽快になります。このあたりから稜線歩きを楽しめます。笹の緑の絨毯を引き詰めたような原っぱは木々が少ないので景色を見ながら稜線を歩き早めのランチにしようとの要望を受け、狼平の原っぱで車座になりランチ休憩をとりました。この場所は風もなく360度の景色が見られ気持ちの良い場所です。
狼平の次はいよいよ一つ目の頂上を目指します。笹の原っぱの気持ちよい道から林の中に入ると苔むした岩山に代わり登り続けると広い小金沢山の頂上に到着です。ここでの展望は曇っていたたためによくありません。
でもここも広く気持ちのよいところです。本来は富士山が見えるはずですが、全く見ることができません。この先に今回の目的地である牛奥ノ雁ケ腹摺山でも同じように周りの景色は雲で隠されています。景色を楽しむ代わりに鹿が4、5mくらいまで近寄って愛嬌を振る舞ってくれます。これも山の自然の楽しみの一つです。
この時点で下山場所におけるバスの出発時間までに下りなければと思い、一気に降りていきます。これまでの景色とは違い、その中でも一面が枯れた木々の林はとても不思議な場所です。徐々に降りてくると沢の音が聞こえ始めサラサドウダンや他の花の群生地帯を見ると、まもなく下山口の昆虫館バス停に到着でき無事に登山終了しました。