第183回 2025年10月登山(安達太良山(1700m))
ロープウェイ頂上駅
登山口
薬師岳
<--安達太良山 頂上
尖った山が頂上
安達太良山 頂上-->
矢苔森分枝
くろがね小屋跡
下山終了
<体験記>
あだたら高原駐車場に9時頃に到着しました。広い駐車場が数ケ所あり、多数の車が駐車できます。この日は平日でしたので第一駐車場だけの使用で半分ほど埋まっています。たぶん土日は多くの観光客、登山客が押し寄せるのだろうと推測できます。まずロープウェイ(¥800)で頂上駅に向かいます。
ここまで上がってしまうと、頂上まで短時間で行くことが可能になります。登山口からは数分で薬師岳に到着し展望を楽しみたいがガスっていたたために遠方は見えなく周りの紅葉を見学して先に進みます。
その後は木道、ぬかるんだ道を歩き標高が上がると、遠方を眺められ眺望がよくなってきます。周りの斜面を見ると、綺麗に紅葉し、特に黄色が目立ち所々の赤色が紅葉を引き立てています。
その後も登って行く途中で見える展望可能な場所では、赤色、黄色に色づいた紅葉が山の斜面を覆った壁が非常に見栄えします。これに陽があたれば、さぞ綺麗な景色になるだろうと想像できますが、本日は太陽が隠され残念でした。このような紅葉は中腹ぐらいの標高に広がっています。
木々が少なくなってきた頃に上を見上げると、頂上らしきところに来ていることがわかります。すぐに沢山の人が休憩している広い場所に到着し、右方向に岩を積み上げた尖った小さな山がありそこが安達太良山の頂上でした。
頂上に行く前に昼食をとりますが、風があり気温もかなり低いために風を避けないとゆっくりできません。岩場に囲まれた場所にまとまって休憩し昼食タイムとしました。
昼食後に目の前の尖った山を登ります。あっという間に登れ、頂上の標識が建っています。本来は大展望のはずですが、かなりのガスが湧いてきているため、ほとんんど眺望がなく登頂写真だけを撮って下ります。ここからは大自然の凄さを感じる青白い色の火口を見るために稜線上を歩きます。しかし気温がさらに低く風がまともにあたるために寒さに耐えられなくなり、またガスがさらに湧き始めてきたので眺望は全くないだろうと判断し、鉄山まで行く予定を矢苔森の分枝で下山することにしました。
下山中も飽きることなく、小岩をちりばめられた絵になる斜面、また登ってきたルート、稜線を振り返えりつつ、中腹の紅葉を楽しみながらくろがね小屋まで下ります。以前、この会で宿泊した小屋は改修のために壊されていましたが、その撤去跡だけを見て乳白色温泉につかったことを思い出し懐かしくなりました。この場所から先は眺望もなくなり砂利道を黙々と登山口に向けて歩き、ロープウェイ山麓駅に到着しました。(立ち寄り湯:奥岳の湯)