第23回 2008年6月登山(乾徳山 2031m)
水場
乾徳山 頂上
頂上手前の一枚岩
<体験記>
梅雨時期なので雨を心配しながらの登山でしたが、最後まで降られることなく登頂できたが、頂上における雄大なパノラマ展望をみることができず、少し残念でした。それでも錦晶水という水場で、ミネラルたっぷり入ったおいしい水を飲め、国師ケ原では広大な原っぱが突然現れ、そこから眼下に見える麓の景色はすばらしいものでした。また頂上に近づくにつれ一枚岩に鎖がかかった場所の登りは登山の醍醐味を味わい、特に頂上直前の足をかける場所の全くない鎖は足を滑らしたらおしまいという感じのスリルも味わうことができました。
Jさんの疲れをしらないスポーツエンジンを積んだ健脚に促され、予定コースタイムより30分ほど早く12時前に登頂でき、下りも計画より30分早く下山し、若者二人と年寄り二人の体力、筋力の違いを感じたものでした。
登りは標高が1500m程を超えるまでは蒸し暑く、道悪に足をとられないよう気をつけながら登り、その後は足場もしっかりした登りやすい急坂が続き意外と体力を使うところです。国師ケ原を通過すると岩場が数箇所あり、時々見える周りの山々を見ながら、雲、ガスが取れることを願い登っていきます。頂上直前に12歳の「ラッキー」という名のワンちゃんを連れた夫婦にであい、このワンちゃんは急坂も岩場もなんのそので、いとも簡単に登って行きます。我々も犬に負けていられないという気持ちがでます。また朗らかな気分にもなってきます。
ガスって見えない頂上における昼食は早々と切り上げ下山しましたが、前日の雨でぬれた滑りやすい斜面が国師ケ原まで1時間以上続きます。錦晶水までくると、もう下山も残すところわずかで最後の力を出して無事下山終了です。