第28回 2009年6月登山(根子岳 2203m)

根子岳

登山口

根子岳

 

根子岳

根子岳

根子岳

 

根子岳

根子岳 頂上

根子岳

 <体験記> 

 起床し外を見ると、しとしと降りこれはだめかなと思いつつ車で出発します。途中、昨夜から現地に乗り込んでいるMさんからメールで「曇りでガスっているが、根子岳見えるよ」と報告があったので、多少の期待を持って関越道をひたすら北上します。しかし雨は止む気配がありません。 最初の合流地点の横川SAで5人が集合し、全員が雨の不安を持ちながら菅平牧場に向け再スタートします。 菅平に近づくにつれ雨は止んできましたが、ガスっていて周りの山々はあまり見えません。ほぼ予定時間に到着すると、カカシ帽子をかぶった変なおじさんが出迎えてくれます。(そのおじさんはMさんでした。)
 駐車場の周りの牧場は広大なもので遠くまで見えないが、それなりに山に来た感じを味わうことができます。 登山口で記念撮影をし、出発します。牧場にいる牛や一面の牧草を見ながら、のんびり歩きはじめますが、歩くと意外に蒸し暑く汗が出てきます。道幅は狭いが歩きにくいことはなく、またすいていたのでスムーズに登っていけます。 気がつくとムラサキヤシオツジとイワカガミが咲いていましたが、ツツジはまだつぼみ状態で1、2週間程早いようです。 花の百名山と言われていたので、期待していましたが、頂上までに見れた花は、たぶんアズマキク、ショウジョウバカマぐらいでほとんど咲いていません。7月、8月に咲く花が多いようです。 途中に平らな休憩所があり、ここが8合目の道標地点と分かり休憩をとります。ここでも遠くの景色は見れず。休憩後の登りで明るくなり始め、みんな思わず、「やった晴れるぞ」、という感じになり頂上の展望を期待します。しかし到着してみた展望は相変わらずのガスの中でした。
 晴れていれば北アルプスまで見えるとのことでしたが、残念です。 わずかな明るい晴れ間が四阿山ルートの斜面を見せてくれ、きれいな景色であったことから、もし全体が晴れていれば感動の眺望だろうな、と想像してしまいます。 頂上で30分ほどの休息のあと、四阿山に縦走するかを決めるために、携帯で四阿山頂上の天候を見たところ、曇りのち雨であったことと、急にガスに覆われしまったことから、ここから4時間以上歩いても楽しくないだろうと思い、苦渋の下山を選択しました。
 下山は60分で降りられ、12時前に登山終了です。今回は期待していた多数の花を見れましたが、頂上からの展望は残念ながら次回に持ち越しになりました。 それでも雨に全く降られずに、近くの牧場風景や白樺林を歩きリフレッシュできたことは、よかったと思うことにします。またKさんの手作りの紅茶ハーブ入りケーキはとても美味しくいただきました。初参加のKさんには残念な登山となってしまいました。(誰も雨女とは思っていません。) 帰宅途中に入った「真田温泉」は広くきれいで料金も安く、また気持ちのよい温泉で、疲れを癒すことができました。