33回 2009年11月登山(浅間隠山 1756m)
登山口
浅間隠山 頂
浅間山方向
<体験記>
前日まで浅間隠山ではなく、湯の丸山に登山予定でしたが、この秋一番の寒気がやってくるとの予想でしたので、急遽、東側で標高の低いこの山に変更しました。頂上に登った結果では、変更したことが大正解でした。というのは浅間隠山の頂上から眺望すると、遠方はガスってはいたものの、360度パノラマ展望になっていました。しかし、湯の丸山方面はどんよりとして雪に覆われているような感じでした。
駐車場に7:50に到着した時点で、天気予報に反して曇りどころか真っ青な空で早く頂上に行きたい気分になります。早くUさんが来ないかと待ち焦がれていたほどです。この山は浅間山を東側から見えないように隠してしまうことから、こんな山名がつけられています。
登山口からあまり急な坂はないが、確実に400mの高度を上げていくと目の前に三角形の山がそびえて見え始め、そこに頂上があることが分かってくると、徐々に周りの景色も開け左右の紅葉した山々がよく見えてきます。登山道はすでに紅葉は終わっていましたが、周りの低い山々は紅葉の終盤です。
約1時間15分で頂上に到着します。
頂上に7、8人の先客がいて、あれが浅間山、こちらが榛名山、赤城山と言うのが聞こえ、それらが分かるくらい本当にすばらしい展望です。30~50km先の四方の山々が見え、しばらく見とれていました。
今年の山行は天候に恵まれませんでしたので、やっと大展望に感動し、頂上から去りがたく、また暖かかったので、1時間近くも眺望を楽しんでしまいました。
下りは登ってくる24人のおばさん団体客に会いハアハアといいながら元気に登っていましたが、我々が堪能した眺望が見れるか、まだ間に合うかちょっと心配します。
下山後、途中に美人の湯と言われている『亀の湯温泉』につかり、疲れを癒し、美男子になって帰宅しました。
これで今年の山の会の登山計画は無事終了しました。