第41回 2011年4月登山(棒の折山 969m)
棒の折山 頂上
<体験記>
今年、最初の登山は都心から近く人気の高い棒の折山です。当初の予定は昨日でしたが、雨予想のため今日に変更した結果、頂上到着時点では曇っていたものの、恵まれた天候でした。
名栗湖畔にある登山口から少し歩くと、沢沿いの道に入り、すべらないよう登っていき変化に富んだ景色が眼に入ってきます。きれいな水を流している滝、沢の両側を囲んだ大きな石壁、緑色の苔が一面にはえた岩、急な沢登りなどなどが見れます。
約1時間で岩茸石に到着し、ここから少し登ると眼下に名栗湖が見えます。ここで一休止し、この先が階段状の急登になり一番きついところです。一気に300mぐらい高度をあげると広々とした頂上にでます。
頂上は東から北西にかけて展望がよいところで、所沢市内から秩父連邦まで見えます。空が黒い雲に覆われていたが、その雲は周りの山にはかかってはいなかったので、昼食をとりながら眺望を楽しむことができます。
眺望に見とれていたところ、頂上はあっというまに50人ほどの登山者が集まり、この山は人気が高いことが改めて分かりました。
下山コースは沢コースの右側の尾根コースを選択して、滑らないよう気をつけながら約1時間30分で駐車場まで降りることができました。
今回の登山は、低山の割には高度差(約700m)があるので、意外に筋力を使います。コースは沢沿いで変化があったので、山桜、山ツツジ等の花も楽しめ、広い頂上では周りの山々を眺望でき楽しめた登山でした。