第45回 2011年7月登山(富士山 3776m)

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登山口

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頂上

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にぎわっている頂上小屋

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火口

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剣が峰

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残雪

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 <体験記> 

 急遽、前々日に富士山に登ることに決めました。今回は昨年の悪天候を嫌って初の昼間の日帰り弾丸登山としました。まず河口湖登山口に行くのに、かなり手前の駐車場に止めさせられ、そこからシャトルバスにのり5合目駐車場に到着したのが6時30分です。
 天気は青空で頂上も綺麗に見えています。 5合目から6合目まではゆるやかな坂をUP/DOWUNしながら、山中湖、河口湖を眼下に見下ろしながら、また広大な樹林帯も見ながら登ります。7合目から8合目にかけて本格的な登山になり、岩、石の連続の登りになります。 そして暑さも重なって体力を消耗した感じになってきます。途中風を感じて気持いよい時もあります。 8合目付近から急にガスと雲がひろがり眺望を悪くしてきました。このあとは動きの早い雲とガスに囲まれたので、雲の合間の青空だけを楽しむような感じです。最後の9合目から頂上までが辛い登りです。
 頂上に到着し、いつもの達成感をまず味わいます。頂上における人は例年より非常に少なく楽に歩けます。 ここで甘いおしるこ(600円)を食べて元気を付け、トイレ(300円)に入り体を軽くし、最高峰の剣が峰(3776m)に向かいます。剣が峰の直前の急坂はとてもきつく手すりを頼りにやっと登り登頂となります。
 頂上でも10数人しかいなく3776mの頂上における写真撮影も待たなくてすみます。景色は雪の残っているお鉢と周りの景色は見えているが、遠方のアルプスや他の山々は薄っすらしか見えません。 それでもここでしか味わえない大展望を楽しむことができます。
 ここから、折角きたのでお鉢巡りをすることになり、残された体力で約1時間かけて右回りに回ります。途中、ぶ厚い残雪があり、手に取ると冷たいざらめ雪でした。 山小屋ではこの雪を使い水(500円)、ビール(600円)を冷やしているとのことです。
 下山開始は12時20分でしたので、頂上では半そでも寒くなく、下山するにつれてさらに暑くなるだろうと予想していましたが、そのとおりで塩が吹き出るくらい暑い長旅になりました。 須走りルートをしばらく降りていく時は、砂と細かい砂利をずるっ、ずるっと滑らしていくので膝の負担は少ないものの距離が長く体力がなくなってきて辛いものでした。 たぶんこれは大量の汗と気温が高いために、いつも以上に体力が消耗したのかもしれません。 行けども行けども、ゴールに近づかず座り込みたいのを耐えながら休憩3回でやっと降りました。
 今回、私自身、9回目にして、初の昼間登山を行いました。 8合目以降は雲、ガスはあったものの、下界の景色、周りのぼやけた山々、富士山自身の景色は十分に味わうことができました。しかし夜間登山と違い、暑さとの戦いとなり、体力の消耗を感じたものです。 それでも上りは休憩を入れて4時間45分、下りは4時間でしたので、標準タイムより早かったと思います。 今回の登山により富士山の登頂の感動はやはりご来光であると改めて思いました。