第60回 2013年9月登山(笠取山 1953m)
作場平登山口
笠取山小屋
多摩川の源泉
<体験記>
多摩川の源泉である笠取山に周回コースで登りました。
台風が近づいているためか、晴れたり、曇ったりの天気です。ここの登りは非常に整備され、歩道も広く歩きやすい状態になっています。登山というよりハイキング的で楽なところです。
澄んだきれいな川を見ながら高度を上げていくと、途中の分枝から自動車も通行できるような山道になりすぐに笠取小屋に到着します。
小さな小屋ですが、煙突から煙があがり、小屋の前は広く景色がよく、のどかなところです。無料のバイオトイレもあります。
そこから少し登ると小高い丘に多摩川の源泉(3つの川の分水嶺)があり、この下からはるか東京湾まで流れているのかと思うと、感慨深くなります。
この丘から雁坂峠までの稜線、山肌が見え雄大な景色を堪能できます。
丘を過ぎると登山らしい急登が目の前に迫ってきました。ここが今回の登山の一番の難所で約30分ぐらいですが、ハーハーと息を切らしながら登りきると、大展望の頂上が待っていました。
頂上は遠方の山々は見えませんでしたが、周りの山々、それにつながる山肌はきれいに見えています。ここで景色を見ながらのいつもの至福のラーメンランチタイムをとります。
我々が到着した時点では、数人だけの登山者で占有していましたが、あっという間に50、60人の常識のない団体客(神奈川県の会社の研修?)が押し寄せ、にぎやかな場所に変わってしまい、早々に下山してしまいました。
下山は周回コースを選択したので、団体客から離れ、静かな川のせせらぎを聞きながら約90分で下山できました。