第67回 2014年5月登山(甲州高尾山 870m)
富士山
富士見台
大滝不動尊
横手山
甲州高尾山 頂上
<体験記>
JR勝沼ぶどう郷駅に到着し遠方を見ると、青空と雪のかぶった南アルプス連峰が綺麗に見えていました。この時点で本日のさわやかな登山日和を期待しました。そしてその通りの山行になりました。
駅から車で約400mの高度を上げ、大滝不動尊の登山口では1000m程に達しています。ここから登山開始です。
標識を見ると、高尾山方面は不動尊側ではなく、右方向の車道を示していましたので、それを信用して進むが、登山口が見つからなく、やっと小さいな標識を見つけました。
しかし、あとから気づいたことですが、当初の予定していた登山口はやはり不動尊の奥であることが分かりました。
この登山口からほとんど登った形跡のない道を15分で稜線(分枝)に上がってしまい、ここから富士山が見えてきます。
この分枝から棚横手山方面、そして逆方向の高尾山方面までの景色がず~と見え続けています。稜線上では白く覆われ雲一つかかっていないきれいな富士山、南アルプス連峰を見ながら歩くことができます。
たった30分足らずの登りで雄大な景色が見える稜線に登れる山は他にはないと思います。
途中の富士見台では、360度の大パノラマ展望に感激です。左から、三つ峠、富士山、北岳から甲斐駒ヶ岳までの南アルプス連峰、八ヶ岳、そして秩父連峰まで見えます。
今回の最高峰である棚横手山(1306m)でも、同様に遠方の山々がよく見えています。稜線歩きでは都会の日々の喧噪から離れた静かな山歩きを十分に堪能でき心を豊かにしてくれました。
高尾山頂上では、アルプス方面、甲府盆地を見ながらまったりと昼食をとります。ここからは来た道を戻りながら、再度稜線歩きを楽しみながら当初計画していた道を下り、無事大滝に到着しました。
この滝も見ごたえがあります。こんな山奥に綺麗な神社と高度差のある滝が一緒になって存在しています。
今回の登山はわずかな登りで雄大な景色が見える稜線に達することができ、そこから下山道に入るまで富士山、アルプス連峰を見続けることができ楽しいハイキングでした。
このような楽な登山に対して参加者が2人だったのは、非常に残念です。