第76回 2015年4月登山(倉岳山・高畑山 991m)
ルート
高畑山 頂上
倉岳山 頂上
水場
ヒトリシズカ
タチツボスミレ
アケボノスミレ
ヤマブキ
<体験記>
暖かな初夏の陽気を思わせるスタートとなった鳥沢駅には、20人程のハイカーがいました。この駅から登る山は扇山、百蔵山、高畑山、倉岳山になります。私たち4人は予定通り高畑山をめざし登り始めます。最初、貯水池に注ぎ込んでいるオシノ沢沿いに登っていきます。この水はとても澄んでいて飲めそうな感じです。竹林までは楽な感じですが、暑かったので大汗をかきながら登っていきます。徐々に急な斜面になっていきますが、山を回り込むようなコースになっているので、楽な感じで新緑を楽しみながらゆっくり高度をあげ、高畑山の近くになると一気に急な登りが始まります。ここを超えて楽しみな頂上に到着しました。
しかし高畑山では雄大な富士山はガスっていたために全く見えず残念です。この時の時間は11時で小雨が降りはじめ雷も鳴ってきたので、急ぎ倉岳山に向け出発します。
倉岳山に行く穴路峠までは、稜線を登ったり下りたりしながらの山歩きの楽しみを味わい、以前に残雪が多かったために遭難しそうになり、どこに降りるかを迷った懐かしい穴路峠に到着します。ここから30分足らずで頂上に着きましたが、とても急な登りでアキレス腱に負担がかかってました。
頂上では20人程の団体客が下山開始するところで、あまり楽しそう感じではありません。その原因はここでも全く富士山方面はガスっていて全く展望ないためでした。ここでの昼食は景色を見ながら各自、おにぎりやカップ麺を食べていると、またもゴロゴロなりはじめ、これはやばいかもと思い、早々に切り上げ下山開始します。
この下山が非常に急な下りで慎重に降りないと転げてしまうほどです。急な下りが終わり、さらに徐々に高度を落としていくと沢沿いの道になり、森林浴と沢のマイナスイオンをたっぷりと浴びて下山となりました。
今回の登山は出発時点では晴れでしたが、途中から曇り、そして雷が鳴りはじめ雨もポツリとなりましたのでカッパを着ました。でもそれほどの雨にならず、景色はいまいちでしたが、新緑を楽しめる山行でした。