第78回 2015年6月登山(甲武信岳 1955m)

甲武信岳

毛木平駐車場

甲武信岳

千曲川・信濃川水源地

甲武信岳

甲武信岳

甲武信岳

甲武信岳

甲武信岳

甲武信岳

甲武信岳

甲武信岳

甲武信岳

甲武信岳

甲武信岳

ナメ滝

甲武信岳

甲武信岳 頂上

甲武信岳

甲武信岳

甲武信岳

甲武信岳

 <体験記> 

 甲武信岳登山の日帰りコースとして使われている毛木平駐車場に6時30分に着いた時にはすでに満杯状態で、仕方なく駐車場手前の路上に駐車します。ここは水洗トイレがありとても整備された駐車場で、さすが百名山は違うな、と思いました。
 ここから沢沿いの緩やかなコースを登っていきます。最初はハイキング気分で楽に歩けます。左側には綺麗な水が流れ、沢の音を聞き、マイナスイオンを浴びると日頃の疲れが癒されます。 ナメ滝を経由してさらに登っていくと徐々に沢の音が静かになってきます。ほとんど聞こえなくなったところに、千曲川、信濃川の源流地点があります。 ここではその源流の水を飲むことができ冷たくておいしいです。この水が日本海まで流れていると思うと、感慨深いものがあります。 この地点から本格的な登山になり、登りも急坂になってきます。そして周りに変化が出てきます。苔むした木々が現れ、多数の根が道を作り、まだ開花前のシャクナゲも生えていました。 耳を澄ますと各種鳥も鳴いています。しばらく歩くとやっと稜線に到着します。しかしガスっていたために、全く視界はありません。 このまま気持ちの良い稜線を歩き最後のガレ場の急登を登りきると、百名山の甲武信岳に到着しました。
 ここでは多数の人が休憩しながらガスが取れるのを待っています。我々もしばらく待っていましたが、晴れる気配も少ないため、早々に下山をするか、または周回コースをとり次の山々を楽しむかを迷った結果、次の頂上で景色が期待出来る大山に行くために周回コースを選択しました。
 頂上から30分で埼玉県の最高峰である三宝山に到着し、ここで昼食します。ここからが下ったり登ったりを繰り返すハードな道を耐え、大山に到着しましたが、ここでもガスの中でがっかりします。この先はクサリを使い降りて行きます。 途中にシャクナゲの群生地帯になり、この場所でピンク、赤の綺麗と思わせる花がたくさん見れ、今回の登山の一番のよいところでした。 十文字峠を過ぎ、駐車場までは変化にとんだ岩場、苔の道、崖路、等の飽きることのない長い長い道を下山し、沢にかかった橋に到着すると、ここが駐車場から出発した時の分枝地点であること、及び下山したことにほっとしました。 この周回コースは意外とハードなもので、かなりの筋肉を疲労したと思いました。