17回 2022年9月ハイキング(勝沼ぶどう郷)

開催日: 2022年2022年9月17日(土)
参加者: 6人
コースタイム:

10:15勝沼ぶどう郷駅→10:55鳥居焼→11:05大善寺(ぶどう寺)12:1→12:45勝沼氏館跡12:55→13:00ぶどう狩り(古寿園)14:00→14:05旧田中銀行跡14:15→14:2014:50原茂ワイナリー14:50→15:20ぶどうの丘15:4016:00勝沼ぶどう郷駅(解散)

体験記

 特急かいじの車両故障(大月駅で前3両切り離し不可に伴う勝沼ぶどう郷駅でのホーム長問題)により15分程の到着遅れでハイキングスタートしました。台風14号の接近により雨を覚悟していましたが、スタート時点では雲は多いものの太陽は出ていてまだ晩夏の暑さでした。まずは大善寺を目指してぶどうの道(道の両側のぶどう畑には沢山のぶどうが垂れ下がってます)を通ります。美味しそうぶどう見ると思わず手が出てしまいそうな気持ちを抑えて歩きます。また高台を歩いているので、勝沼市街、中央アルプ方面の山並みが見え、とても気持よく散歩できます。ふと左側を向くと鳥居の形をした大文字焼きのような斜面が目に入りました。(ここが鳥居焼)
ここから国道20号に出ると、ぶどう寺と言われている大善寺(国宝)に到着。入場料(500円)を払い長い階段の先にある藥師堂から見学を開始しました。この寺は関東では一番古い木造建築とのことで立派な建物でした。中に薬師三尊(薬師如来、日光菩薩、月光菩薩)が安置され、十二支の彫り物も設置され、その個々の前に賽銭箱が置かれていたので、私は猿の前で本日のハイキング安全を祈願しました。隣の庭園に移動すると、ワインが飲めるカフェがあっていて、ぶどうがつまみになっているワイン(300円)を飲みました。
次の場所は勝沼氏館跡に行く計画でしたが、道が分からなくなり綺麗な川沿いの道に入り行き止まりになってしまいました。仕方なくぶどう畑を通り抜け、どうにか一般道にたどり着いたところが勝沼氏館跡堀、建物跡でした。辛うじて藁ぶき屋根の建物が残っていて中に入ると、藁ぶき屋根の涼しさを感じることができます。この時点で12時を既に回っていたので、近くのぶどう園(古寿園)に入り、早速、食べ放題、またはぶどう狩りのどちらかを選択するかを考えましたが、食べ放題はやっていなく狩ったぶどうを買い上げする方法だけでした。(今年の8月上旬にコロナ一次終息した後の大勢のお客様が押し寄せてぶどうがなくなってしまったとのこと)案内してくれたお兄さんに甘いぶどうの取り方を教えてもらい、その園のテーブルにて撮ったぶどうにてランチしました。(甘いぶどうは黄色くなっているもの、また枝に房が少ないもの)
この後は旧田中銀行博物館(無料)の古い建物(明治後期建築)を見学してからぶどう丘に向かいました。この時点でもまだ上空は時々太陽が顔を見せるほど明るく暖かい日が続いていました。
最後の見学場所であるぶどう丘にあがる道が今回の一番の急な坂で息を切らしながら登り切ると、勝沼市街、遠方のアルプス方面の山々の大展望で、ここでお土産を買って勝沼ぶどう郷駅に無事に16時頃に雨に全く降られずに到着できました。