体験記

　関東三大梅林の一つである越生梅林見学を目的にハイキングしてきました。
越生駅から梅林に向け川沿いを歩いていくと越辺川に白鳥がいたのに気づき、こちらに顔を向けハイキングを楽しんできてねと言っているようでした。 左側の山並み方向を見上げると、テッペンが途中で二つに別れているところがあり、不思議に思っていました。（ここは大高取山に登頂した時に展望がよいように伐採したとのだろう思いました）
梅林に近づくにつれ、道の両側に白梅の木がたくさん植えられていて、越生は梅の街であることがよく分かります。
梅林では既に多数の人が入園していて、ほぼ満開に近い白梅が咲き乱れた中をゆっくりと歩くことができます。 園内のお土産屋台のある休憩所では賑わいをみせ、少し冷えた体を甘酒で温めてから大高取山に向かいました。
登山口からいきなり急な坂を登ります。途中、高校の父兄会の大団体（50人程）とすれ違い、約1時間ほどで東方向が開けた頂上に到着しました。この山は越生町の１０名山と表示されています。 坂戸、越生の街並みが見えますが、遠方は霞んで見えません。それでも展望はとてもよいです。ここでランチ休憩をして下山ルート上では3つの展望台に立ち寄り景色を楽しむことができました。 特に最後に立ち寄ったさくら山（ここも越生町の10名山の一つ）は寒桜も咲き、また展望もよいです。
この場所からのどかな春が近づいているような陽気を感じながら一般道にて駅に向かいました。