109回 2018年7月登山
  (天狗岳 2646m)

開催日: 2018年7月27日(金)
参加者: 6人
天候:晴れ
コースタイム:

唐沢鉱泉駐車場(08:20)→唐沢・渋の湯分枝→黒百合ヒュッテ(10:15/10:30)→天狗の奥庭(11:00)→東天狗岳頂上(12:10/13:00)→西天狗岳(13:20)→第二展望台(14:10)→第一展望台→下山口(16:20)

体験記

 7月のKMT登山は南アルプスの甲斐駒ヶ岳&仙丈ケ岳予定を1泊2日の計画でしたが、3日前に予想もしなかった台風12号が発生し、関東への直撃予想になってしまったことにより、急遽計画変更しできるだけ台風の影響が少ないと思われる八ヶ岳の天狗岳にしました。当日、現地に到着するまでは、予想通り晴れるか非常に気にかかかりました。中央道の笹子トンネルを抜けるまでは曇っていて晴れ気配は全くありません。しかしトンネルを抜けると晴れ間が見え始め、登山口では快晴でした。
 コースは黒百合ヒュッテを経由する右回りコースで登っていきます。道の両側に敷き詰められたような八ヶ岳エリア特有の苔を見ながら、また水のない沢道を延々と歩いていきます。ヒュッテに着いた時は広い広場に青空が広がって、天狗岳方向には岩の道が見えてきました。 ここからは岩山になり木々も少なく展望が広がります。上空を見上げると八ヶ岳エリアにはほとんど雲がありません。振り返ると蓼科山、縞枯山、ニューが見えています。高度を上げていくと坂がきつくなってきましたが、頂上の大展望を期待し苦しさを我慢して登っていき、途中頂上らしき場所に騙されながら、さらに先に行くとやっと東天狗岳頂上の標識が見えました。頂上では登った達成感にほっとする間もなく、赤い斜面で三角形の八ヶ岳一番の名峰である赤岳を、その両側には、根石岳、中岳、阿弥陀岳に、そしてこの次に行く西天狗岳への稜線に我々はしばらく見とれてしまいました。 こんな素晴らしい展望をみながら昼食をとってから西天狗岳に登っていきます。急な下り、急な登りでしたが、あっという間に到着でき、またまた八ヶ岳連峰の展望を楽しませてくれました。同じ頂上でも全く違い、こちらは土の頂上、東天狗は岩の頂上でした。
 下山は登りと違い木々に囲まれた間を下りていきます。途中2ケ所の展望台で、再度八ヶ岳連峰を、さらに北アルプス、中央アルプが見えています。アルプス方面は雲がかかっていましたが、この時間になっても八ヶ岳には雲がかからないという天候に恵まれ、最高の登山ができました。 (立寄り湯:唐沢鉱泉の湯)