130回 2020年8月登山
  (北横岳2480)

開催日: 2020年8月29日(日)
参加者: 4人
天候:晴れ
コースタイム:

大河原峠→登山口(7:50)→双子山(8:10)→双子池(8:45/8:55)→大岳(10:20/10:30)→北横岳北峰(11:20)→北横岳南峰(11:3/12:00)→北横岳北峰→亀甲池(13:00/13:10)→天祥寺原→大河原登山口(14:05)

体験記

8時前に大河原峠に着いたところ、駐車場は満杯で最後の1台だけに置くことができました。車からでると青空の快晴です。蓼科山方向から浅間山方向までの山々が見えています。 大河原峠から広大な草原広場である双子山にあっという間に到着。ここでも蓼科山、少し雲のかかった北アルプスまで見えています。 ここから笹が生い茂った歩きやすい道を双子池まで登っていきます。双子池は名のとおり二つの池があり、透明度の高い水を蓄えています。 紅葉シーズンにくると、素晴らしい景色になっているのではないかと思いました。 ここから大岳までの道のりは大きな岩と苔むした岩の連続で、両手、両足を使い、岩と岩の間の穴に落ちないように飛び越えたり、足を持ち上げたりと厳しい登山が続きました。 ところどころで周りの雄大な景色や八ヶ岳ならではの苔の絨毯を楽しむことができ疲れを取り除いてくれます。大岳に着いた時には雲が出始めて、蓼科山方向等の一部の眺望に変わってしまいました。 それでも360度の大展望です。途中、このような険しい岩山に4歳の子供が登っていたのは驚きでした。 さらに続く岩山を登ること約1時間で北横岳に到着。北峰と南峰の2つに分かれていて、どちらもロープウェイ側から登ってきた多数登山者(30人以上いたのでは)が眺望、昼食を楽しんでいました。 しかし、あいにく近くの山(縞枯山)と白樺湖付近の街並みしか見ることができず、赤岳、浅間山等の山は見えなく残念でした。 徐々に雲が厚くなってきそうな感じで、予報でも14時くらいから雨となってましたので、30分程で亀甲池に向けて下山しました。往路と違い、岩は少なく一般的な登山道で歩き易かったです。約1時間で池に到着しここで小休止。 ここまでくると登山口までわずかですが、ここで雨がぽつり。 これは登山口まで持たない予感がしてきましたが、その通りになってしまい、途中の笹に覆われた登り道でかなりの雨に降られてしまい、止む無くカッパをきて登山口まで下山しました。 登山口では雨も上がり、車で平地に降りたところでは晴れていましたので、標高2000m以上が雨だったと思われます。 今回の登山は快晴から雨の天候、草原から岩道まで変化にとんだ登山道、雄大な展望から静かな綺麗な池まで楽しむことができたのではないかと思います。