152回 2022年9月登山
  (日光白根山 25786m)

開催日: 2022年年9月11日(日)
参加者: 10人
天候:晴れ
コースタイム:

9:40ロープウエイ山頂駅→不動岩→大日如来→12:13白根山13:20→弥陀池分枝→15:20七色平→15:55ロープウェイ山頂駅

体験記

数ある登山ルートの中でロープウェイを使用するコースにて登山しました。丸沼高原に観光に来ていた人が簡単にスニーカーで登れるルートであると思っていましたが、そんなことはなく思っていたよりハードな本格的な登山道でした。またこの山は関東で一番標高が高い山で展望がよく道も整備されているので人気があることも分かりました。
ロープウェイ山頂駅を出ると、とても広い場所になっていて、足湯、カフェ、レストラン、展望場所、散策場所などがあり、ここだけでも十分に遊べるようになっていました。展望場所では青空に浮かんだ上州武尊山、至仏山、燧ケ岳が綺麗に見えていました。
山頂駅から舗装された道を歩き始めると立派な神社があり、そこで本日の登山の安全を祈願して登山開始しました。苔むした白樺林の登山道をゆっくり歩いていきます。
約2時間の登山道を高度を上げながら登って行くと、途中大勢の登山者で渋滞になっているところが何ケ所もあり改めて人気の山であることを実感しました。 時々、北方向の展望が開けるところがあり、前述の展望場所で見れた山々が雄大に見えています。さらに進むと景色が一変して森林限界に達すると木がほとんどなくなり、岩、砂利だけの斜面に変わってきます。 目の前に白根山の頂上が見え展望がよい山であることがこの場所からもよく分かります。ここでは秋を感じる涼しい風を浴びて、そしてトンボも飛び交っていてとても気持ち良さを感じます。 歩きづらい砂利道を進むこと約40分で大きな火口に到着。ここから頂上まではもう一息ですが、頂上で記念写真を撮る人によりごったがえしていたので順番待ちを余儀なくされました。 やっと撮り終わった後にエメラルドグリーンの五色沼が見えるそそりだった尖がった穂先に行き、ここで各自がポーズを決めてその場所を楽しみました。 昼食は周りの大展望を見ながら簡単に済ませ、中禅寺湖、五色沼、男体山が見えるところに移動すると、五色沼を中心とした周りの山々の山容が非常に綺麗な景色をしばらくうっとりと見とれてしまいました。 予定では五色沼を周回して下山予定でしたが、徐々に西方向から雲がわくわくと湧きあがってきていたこと、及びロープウェイの終了時間に間に合わなくなりそうでしたので弥陀池方向に下山することにしました。 この下山ルートは登ってきた砂利道とは全く違い、非常に険しい山肌を見れ、下山方向は急な斜面でありながらも五色沼、男体山、女峰山、太郎山の山容を見ながら降りられ楽しめる道でした。 弥陀池分枝まで降りると、もう後は楽な下山になり、すぐに樹林帯に入り往路と同じルートに出て無事にロープウェイ終了時間前に到着できました。 ゴンドラは真っ白な雲の中を通過して山麓駅に到着しましたので、登山中は晴天でよかったと思いました。