154回 2022年11月登山
(小楢山 1712m)
開催日: 2022年年11月5日(土)
参加者: 8人
天候:晴れ
コースタイム:
9:20焼山峠駐車場→9:50的石→10:45小楢山11:00→11:30幕岩12:00→12:10大沢山頭→12:45昼食場所13:25→幕岩→14:10焼山峠駐車場
登山口
お預け地蔵
火災延焼防止緩衝地帯
怪力の3人
<--小楢山 頂上
小楢山 頂上-->
<--幕岩
幕岩-->
<--大沢山頭
大沢山頭-->
体験記
焼山登山口に到着時点では3台の駐車しかなく、ひっそりとした感じの山でした。でも山梨100名山になっているので、それなりに楽しめる山だろうと思います。 今回は予定時間に全員集合して登山開始。上空は雲に覆われ少し不安なスタートでした。 スタートしてすぐに小さな沢山のお地蔵さまが無造作に設置され、子供を預りたい人が来るところでお預け地蔵と言われてます。すでに木々の葉はほぼ落ちてしまい、一面落ち葉だらけになっていました。 道は広く火事を広げないような緩衝帯造りの道が続いています。登ったり下ったりを4、5回繰り返して高度を上げていきますが、楽な道でハイキングに来たのって言われたメンバーがいました。 途中、黄色、赤色に色づいた残り少ない紅葉をところどころで楽しむことができます。 目の前に大きな板の岩が立てかけられ、的石(まといし)と書かれていました。参加者の1人が大きな石が落ちてきた時に綺麗に板状に割れたものでは、と話され思わず納得してしまいます。 さらに落ち葉をふみしながら登ること、約1時間で広く邪魔するもののない大広場に着きました。ここが小楢山でしたが、残念なことに雲が覆いかぶさり周辺の山、塩山市街、勝沼市街しか見えませんが、それでもこの展望に満足できます。晴れていれば目の前に富士山が見え、その周りには沢山の山々が見えたと想像できます。(金峰山の五丈岩も見えるとのこと) 予定ではここで昼食でしたが、まだ早すぎるので、次の大沢山頭方面に移動しました。その途中で麓から中腹にかけて紅葉しているところが見え、緑の木々と紅葉とのコントラストにより、今回の一番の紅葉見学ポイントでした。 大沢山に行く途中に大きな屏風のような岩が見え始め、クサリがかかっているところが目に入り、ここが幕岩でした。この上にクサリを使っていくことができそうなので登ることにしました。もしこれを見逃していたら後で後悔するほどの良さを味わうとはこの時にはわかりませんでした。 ほぼ垂直のスリルある岩を20m程登って行きます。足をかけるところを選び三点確保してゆっくりと登りきると、さらに上にあがれるようになっていて、滑ったら転落死しそうな危険な岩を超えていくと、今回の一番の絶景ポイントになっていました。360度の全景が見れます。 小楢山の時は曇っていましたが、雲も薄くなり非常に気持ちの良い雄大な景色を楽しむことができます。周りは崖になっていましたので、危険と背中わせの楽しさです。ここで集合写真を撮るほど広くなく、とても危険な状態でしたので、順番に入れ替わり景色を見ました。また降りる時も油断せず、ゆくり降り次の大沢山頭につきました。ここは木々に覆われ展望がないためにすぐに下山開始です。 まだ昼食をとっていなかったので、再度頂上にいくか、別な下山中の場所を選定するを検討し、下山途中の紅葉が見れる小さな広場で昼食をとりながら景色を楽しみました。 約1時間も休憩し活動していないと、寒く冷えてきます。 昼食後は来た道を約1時間で駐車場に着きました