体験記

　今年最後の忘年登山は場所の選定に非常に悩んだ末に、高尾山の一丁平に決定しました。この日は冬とは思えないほどに温かく快晴となり、今年一番の好天気になったと思います。 　スタートは忘年会を行うための場所取り班が先に出発しました。またバスで行かずに登山口まで歩いて行く班、そして荷物をもってバスで行く班にの３班に分かれました。登山口では歩行班と合流して登山開始します。 舗装道路を登っていくとキャンプ場があり、ここで準備運動を行い、ここから気合をいれて再スタート。紅葉も終盤になり落ち葉が落ち始めている道をゆっくりと登っていきます。 高尾山の登山ルートとしてはマイナーな道なので人通りの少ない静かな道です。暑くも寒くもなくちょうどよい感じです。 わずか１時間足らずで目的地の一丁平に到着。すぐに料理に取り掛かろうとしましたが、まだ１０時前なのでこの上の高台に登り展望を楽しむことにしました。 この日の展望は期待通り富士山をはじめとして遠方の山々まで綺麗に見えてます。上空は雲一つなく風もなく綺麗な青空でした。ここで数人が恒例のヨガポーズをとると、景色にとてもマッチしています。 　景色を楽しめた後に、忘年会の鍋料理の準備にとりかかります。材料、機材、水の提供をしてもらい、いよいよ料理開始となります。女性を中心とし調理が非常に手際よく、見る見るうちにできあがっていきます。 そこに１人の鍋奉行の男性がいて指導していたのがよかったのかもしれません。 空気が澄んだ青空の下で出来上がった芋鍋はとてもいい匂いがしておいしく食べられ、全員が満足した感じです。 　この後は持ち寄った酒（ワイン、ビール、日本酒、焼酎）を飲みながら、今年の忘年会として登山、ハイキングなどの話題で楽しく盛り上がって一時を過ごし、ほとんど酒を飲み切った感じです。 私もそのために帰りは千鳥足となってしまいました。最後にこの場所を何度も下見をしてくれ、また先発隊でテーブルを３つも確保しこの登山に多大な貢献をしたウッチーの締めで楽しかった忘年会を終えて下山しました。 　下山も３ルートとして、同じ道を下山する人、高尾山経由で歩いて下山する人及びケーブルカーで下山する人に分かれました。高尾山に近づくと観光客でごったえしていました。 下山中の紅葉はまだまだ見ごたえがあり、陽に照らされて黄色、赤色が輝いています。 ケーブルカー駅に着いた時には２０分程待たされましたが、無事に高尾山口駅に着き今年の登山は無事に終了しました。