168回 2024年5月登山(川苔山 1363m)

開催日: 2024年5月11日(土)
参加者: 11人
コースタイム:

川乗橋バス停(9:00)→登山口(9:50)→(10:40)百尋の滝(10:50)→(12:40)川苔山 頂上(13:40)→ 下山口(16:10)→(16:20)鳩ノ巣駅

体験記

 奥多摩駅からバスで川乗橋バス停に行き、そこから登山開始。車道をしばらく歩くことに飽きた頃に登山口に到着。その途中で蛇に遭遇しびっくりしましたが、縁起がいいと思いました。 登山口からはこれまでの車道とは当然ながら一転して細い道を登っていきます。時折右側が崖になっっているところもあり慎重をきして歩きます。 川沿いに歩く道になり木の橋を何度も渡り、川を右側に、左側に交互に見て、これを数回繰り返しながら登っていきます。川は透き通った綺麗な水を流しています。 また歩きながら何度も滝を見ることができ、その都度百尋の滝(ひゃくひろのたき)と思わせるものでしたが、どれも規模が小さいものでした。 新緑に覆われた川沿いの変化のある道なので車道と違って飽きることなく登れます。 約1時間で川沿いから離れ奥に入る分枝に来たところが、百尋の滝でした。 落差40mもあり細かい筋を描いた水量豊富な滝で、清涼感を非常に感じられ、見事えのあるものでした。今日はここで登山を止めてしばらく見学しようと思ったくらいです。
 この場所から急登が続き、一気に厳しくなり約2時間、この状態が続き疲れがでてきます。しかし陽に照らされた新緑はとても綺麗で、心が洗われ元気をもらうことができます。また時々木々の間から遠方の山並みの景色を楽しませてくれます。 さらに登り頂上に近づくにつれ岩だらけの道では両手両足を使いながら、またロープを使って登るとろもありました。急登に耐え登り続けると開けたところにでて、ここが下山との分枝点で、この上が川苔山の頂上であることがわかりほっとしました。 頂上に着くと既に10数人の人が休憩しています。広い頂上には立派な大理石の頂上標識があります。数人が南西方向を見ていたので、それにつられて覗くと木々の間から富士山(上半分)がよく見えました。写真は木々が邪魔して取れないのが残念です。 北方向の気色も十分に楽しめ、雲取山、鳩ノ巣山などまで見ることができました。約40分の休憩後に鳩ノ巣駅に向けて下山開始しました。
 下山ルートは登りとは全く違い林の中の広い道をなだらかに降りていきます。徐々に狭くなっていくもののとても歩きやすいところです。しかし距離が長いので楽ではありません。 またこの下山中でも蛇が足元の前に現れ危うく踏みそうになり再度びっくりしました。(二度も会うなんて、珍しい日でした) 途中に白い花(ガクウツギ)をたくさんつけた木がところどころにあり、数少ない花でしたので特に目立ちました。このルートは途中にベンチもあり休憩しやすくなっています。 しばらく歩くと落ち葉がたくさんひき詰められた道にくると、蒸し暑さを感じ始めまもなく登山口に近づいていることが分かり正面に神社を見つけると、そこが下山口でした。