170回 2024年8月登山(半月山 17521m)

開催日: 2024年8月10日(土)
参加者: 4人
コースタイム:

県営南駐車場(7:30)→イタリア大使館別荘記念公園(7:45)→狸窪根(8:10)→(9:10)半月峠(9:30)→(10:10)展望台(10:20)→半月山(10:30)→(10:20)中禅寺湖第一駐車場(10:30)→狸山(11:40)→(12:10)展望台(13:10)→明知平分枝→茶ノ木平(13:40)→茶ノ木平登山口(14:30)→(14:50)県営南駐車場

体験記

 夏山の宿泊登山として、魔女の瞳と言われている一切経山から見る五色沼見学を期待し計画しましたが、台風接近に伴い雨予報になってしまい、急遽、日光の半月山登山に変更しました。三連休の渋滞予想を心配し東北道を走りますが、ほとんど渋滞なく早朝の中禅寺湖に7時前に到着。これまでの下界の暑さと違いさわやかな気温でした。予定より早めに到着したので7時30分にスタートしました。 まずは青い水湛えた静かな湖畔のハイキング道を歩いていきます。途中、イタリア大使館記念公園、遊覧船の桟橋を過ぎると登山口に着きました。ここから林の中に入ります。登山道は高度が上がるにつれ斜度も急になっていきます。低い笹が一面に生えています。途中で突然、展望が開け、展望がよい場所が何度も現れます。その都度、遠方までよく見える大展望に感嘆してしまいます。社山方向から左に皇海山、庚申山、袈裟丸山などの山並みからほぼ180度以上見えています。富士山も見えているような気もしました。また足尾銅山の削られた茶色の岩肌に凄みを感じます。 さらに高度を上げると中禅寺湖側が見え、その上に大きな男体山が聳えているのが分かります。左方向には少し雲のかかった日光白根山もみえます。一番の高さを誇りとがっています。そろそろ展望台が近いと感じ、上を見上げながら歩くと櫓で囲まれた展望台があり、そこにあがると、本日の一番の大展望状態が待っていました。後から来た若者集団が『おお~すごい』と言ってしまったほど、展望の素晴らしいところでした。まだここでランチするには早い時間でしたので、次の展望台に向けて進みます。半月山の頂上に近づくにつれて大きな岩が周りに見え、整備された木道があります。ここを登りきると頂上に達しますが、展望は全くなく標識があるだけです。写真だけをとり次の展望台に向けて稜線を歩いていきます。上空を見ると晴れ間がなくなり、雲が増え少し暗くなってきたのを感じ、自然と速足になります。風を受けると涼しさを感じます。  一度車道に降りてその先に展望台が現れ、上空は青空になり、中禅寺湖、、男体山、白根山、そしてその左方向の山並みがよく見えていて、まさに大パノラマ状態でした。この大展望場所で我々だけの優待席を確保したように優雅なランチを楽しみました。しばらくここにいたい気持ちを振り払って下山します。少し登っては降りて、広大な茶ノ木平で来ました。ここにはもみの木を熊、鹿から防護していました。この場所に熊の注意点があり、足跡(長さ18cm)を見るように記載されていました。ここを過ぎると下山口が見え、登山終了となりました。 (今回、体験登山に参加したSさんは山をよく知り体力もあり気さくな明るい方で、登山を楽しんでくれたと思います。)