172回 2024年9月登山
(四阿山2357m&根子岳 17521m)
開催日: 2024年9月7日(土)
参加者: 10人
コースタイム:
菅平牧場管理事務所(9:00)→(10:15)小四阿山(10:23)→長池分枝(11:38)→(12:07)四阿山912:56)→(10:10)鬼遊びの庭(14:31)→(14:41)根子岳(14:58)→(16:17)菅平牧場登山口
登山開始
笹林
頂上手前の祠
<--四阿山 頂上
四阿山 頂上-->
頂上の近下でランチ
根子岳に向かう途中の鞍部
<--中根子岳
中根子岳-->
根子岳
根子岳
エゾトリカブト
イワオトギリ
シラタマノキ
オヤマリンドウ
ガマズミ
ウメバチソウ
キリンソウ
マツムシソウ
体験記
9時に菅平牧場駐車場に着いた時には、すでに満杯状態で路上駐車に誘導された。空を見上げると向かう運転中に見た空は曇っていたが、ここでは晴れていたのでどうにか一日持ちこたえてほしいと願って登山開始。
午後からの雨予報を考慮して当初計画の根子岳から四阿山へのルートに変更、つまり計画を逆コースにした。大きな牧場には沢山の牛が放牧され、のどかな感じです。登山口から林に入ると蒸し暑さを感じます。周りの木々がなくなってくると笹林になり道が笹に覆われ、また背の高い笹道では肩くらいまであり、歩きにくく腕が痒くなります。時々視界が開け遠方の山々が見えます。
マツムシソウがところどころ現れ、これがその後にもこの山全体に見られました。稜線にでるとヒンヤリした気持ちよい風を感じます。途中の展望可能なところでは登ってきた牧場方向、さらにその左側の根子岳もわずかな青空に照らされよく見えてます。さらに進むとまた笹原となり、もうこの中を歩くのを勘弁してと思うと、また視界がよくなり階段状の木道を景色を見ながら歩くことができました。
まもなく登頂できるかと思うが、なかなか着かずスタートから約3時間で四阿山に到着。
頂上はそんなに広くはなく横に広がり、すでに沢山の人が場所を確保して休憩ランチしています。景色は全体がガスに覆われ全くの展望がなく少しがっかりです。
ここで我々の場所確保(10人参加なので)が難しかったので、登頂写真だけをとり頂上のすぐ下に設置されていた祠のある展望広場で休憩ランチすることにしました。休憩中も時々わずかにガスが取れ下界方向が見えましたが、残念なことにほとんど見えず楽しみは半減しました。
休憩後はかなりの急な下りで足元の見えない笹原を滑らないよう降りていきます。距離も長くかなり疲労しているのを感じます。鞍部まで来ると、前方の根子岳に向かう稜線が綺麗に見え、今日の一番の大展望が見えるのではないかと期待感がでてきます。頂上までは南側の景色を見ながら歩けるので、今回の絶景ポイントで楽しめます。斜面には沢山の白、青色の花が咲いて、まさに花の100名山と言われる通りの山だと思いました。小根子、中根子を経由して進むと大きな岩に挟まれるところを抜けていきます。メンバーの一人が子猫、化け猫と続くのかなと言われ、笑いを誘えるような変わったところでした。さらに進むとガスがわき始めてくる頃には根子岳の頂上に到着しました。
まずは到着したことを喜ぶように設置されいた鐘を鳴らし青空を呼びましたが、最後まで雲に覆われわずかな展望だけを楽しみ、下山することにしました。
根子岳から牧場方面に降りる途中の林の中で、空が暗くなり怪しくなってきましたので速足になって下山すると、多少ポツリと雨を感じましたが、それ以上降られることなく牧場まで無事にカッパを着らずに下山できました。駐車場に降りる前に牧場の雄大な景色とお花畑を見学してから日が暮れそうになってくるのを感じながら駐車場に着きました。
今回は百名山の四阿山、花の百名山の根子岳を日帰りで楽しむ贅沢な計画でしたが、上記のように頂上における展望を見れなくまたリベンジしたいと思います。