29回 2009年7月登山
 (尾瀬沼ハイキング)

開催日: 2009年7月18日(土))
参加者: 2人
コースタイム:

なし

体験記

今回は新宿からバスツアーで行く尾瀬沼周辺散策ハイキングです。新宿に22時に集合し22:30出発。東北自動車道経由で4:30に御池駐車場に到着。ちょっと肌寒くウインドウブレイカーを羽織りハイキング開始です。 歩き始めてまもなく雨が降り始めカッパを着ることになりました。尾瀬沼に到着する頃には止むだろうと願って再スタート。 すぐに白い花のカラマツソウとゴゼンタチバナが出迎えてくれました。沼山峠はわずかな登りになりますが、峠を越えるとまもなく大江湿原に到着し日光キツゲがちらほらと見え始め、期待を高めてくれます。 湿原には、小さな赤い花のサワランやヒメオウギアヤメやカキツバタも咲いていました。さらに尾瀬沼に向けて進むと、キツゲの群生に会い、ちょうど見ごろを迎えていました。 今回の目的の一つを達成でき、遠いところまで来た甲斐がありました。木道の周囲に多数の黄色の大きな花を咲かせハイカーを十分に楽しませてくれてます。 これで周りの山がよく見え、上空が青空だったら最高でしたが、そこはあきらめ花に集中です。 尾瀬沼には6:30に到着し、ここで朝食です。一昨年の尾瀬ヶ原と違い本当に少ない人です。やはり遠いルートだからでしょうか。その分、花の観賞も歩行もゆっくり可能です。 朝食後に尾瀬沼一周を行い、期待に反し回りの山々の景色は、全く見えず、時々見える湖畔だけを楽しみにして、すべりそうな木道を黙々と歩くだけのハイキングです。 沼尻峠休憩場所での発見として、ウオッシュレットがあったのには驚きです。紙の使用を少なくするためかな、と思います。この峠からぬかるんだ道を延々と歩き、大清水峠の分枝の三平下に到着したのが、まだ10時です。 景色が見えなく、湖畔もモヤッとしているので、感動の薄いハイキングとなってしまったので、疲れもでて時間が経過したように感じたのだと思います。 三平峠で小休止し、大清水峠までの下り坂をここも延々と歩き、13時に到着し、帰宅のバスが15時なので、2時間も早く着いてしまったことになります。 今回の尾瀬沼ハイキングは日光きつげがちょうど満開で、またこの時期に咲く多数の花が見れました。しかし周りの山々は燧岳を含めて全く見ることができず、花以外の景色を堪能することはできませんでした。 降り続いた雨とぬかるんだ泥道とすべる木道を注意して歩いたので、ハイキングの割には疲れたものになりました。