31回 2009年8月登山
(大菩薩嶺 2057m)
開催日: 2009年8月8日(土)
参加者: 6人
コースタイム:
ロッジ長兵衛山荘(09:10)→雷岩(10:40/11:15)→大菩薩嶺頂上(11:35)→大菩薩峠(12:20/12:50)→ロッジ長兵衛山荘(14:00)
頂上
体験記
今回はウッチーのお友達のWさんが初参加でした。前日の天気予想では快晴でしたので、期待し到着した登山口である長兵衛山荘では曇り空で、晴れは望めそうもない感じ。雨が降らなければいいかなと、あきらめの登山開始 登り始めてから30、40分過ぎから徐々に明るくなり晴れ間も見えはじめ(雲と同じ高さになったから?)、景色がいいかもしれないと思い、頂上手前の雷岩に到着したのが約1時間30分後でした。途中、このコースの中では一番きつい坂が続いていたので、半そでの登山でも目に汗が入るほどのでした。 当初、まず頂上の大菩薩嶺に行くことを計画していましたが、休憩を兼ねてごつごつの雷岩を登ると、青々とした上日川ダムがきれいに見え、また雲も取れ始め、下界の町並み、雲の先の上には八ヶ岳連邦もわずかに見え、特に登山口付近から頂上までの高さはすべてきれいに見渡せたのは最高の景色でした。みんな感動のため腰を上げられず、見とれていました。ここが目的地点のような感じです。実際にはこの後にさらに登ったところが大菩薩嶺で、木々に囲まれ全く展望がきかず写真だけをとりすぐに降りてきてしまいました。 この雷岩で塩山町は塩が取れたわけでなく、塩山という山があることからそのような知名になったとのことでした。ここの山を境にして南北で塩の交流があったとか。 雷岩から大菩薩峠までの道のりは、ゆるやかな稜線を下る非常に景色のよいハイキングです。Kさんが『アルプスのハイジ的な雰囲気』と言ってまして、まさに雄大な草原を散歩するという感じです。 大菩薩峠から長兵衛山荘まではゆるやかな下りで非常に楽なものでした。今回のコースは初心者コースとなっていましたが、この下りを登りに使うとさらに楽だったかもしれません。途中、福ちゃん荘で話しずきのおじさんに岩魚を焼いてもらい、美味しかったです。ここの岩魚は湧き水で飼っていて、その冷たい水も水道とは違った味で飲ませてくれました。 今回の登山は非常に楽な登山で、きついのは最初の登りの30分ぐらいなものです。心配していた雨にも降られず、頂上では期待していた通りの下界の景色と塩山町が夏の真っ白い雲と調和し、とてもきれいでした。富士山は見えませんでしたが、北側、西側の山々は雲海の合間に見えていました。大パノラマ展望ではなかったものの、まあまあの登山ではなかったかと思います。ちょっと問題が出たのがTさんがステッキを出発点のベンチに忘れ、途中気づき下山後に同じ場所に置いてあったこと。登山者は悪い人はいないのですね。Hさんは下山後の温泉センターまでの坂道をサイドブレーキを引いたまま、降りたためにタイヤから白煙がモクモクと上り心配したが、大事にいたらなったことでした。