52回 2012年10月登山
(三本槍 1916m)
開催日: 2012年10月13日(土)
参加者: 5人
コースタイム:
マウントジーンズゴンドラ口駅(8:55)→頂上駅(9:20)→赤面山分岐(10:25/10:35)→途中登山断念(10:45)→展望台→頂上駅(11:40)→頂上駅)→マウントジーンズンゴンドラ駅
ロープウェイ駅
体験記
昨年、登った那須ロープウェイ駅より東側にあるマウントジーンズゴンドラ駅からゴンドラを使って登るコースを選定し、那須連邦の最高峰である三本槍岳を登ってきました。 家を出る時には星空、三日月が見え晴天を予感させるものでした。しかし頂上駅に到着すると曇っていて、周り駅に到着時典では山はガスにおおわれていました。それでも頂上に立つ頃には高展望になることを期待し登り始めます。 ここは新しくできたコースらしく、よく整備されとても登りやすく初心者コースと思われました。途中、左側には紅葉の絨毯に覆われた斜面が綺麗に見え、つい見とれてしまいます。 ここで集合写真をとり、さらに頂上を目指して歩を進めても一向に晴れる気配はなく、ガスに覆われています。風もかなり出始め寒さも増して、耳、手が痛くなってきました。 下山してくる登山者に聞くと途中で登頂を断念した、という人が出始め、そんな酷い状態かと不安になってきました。その時は頂上がどのような状態になっているかが想像できませんでした。 赤面山の分岐にて休憩していると下山したおじさんが、私にそんな格好では、寒くて耐えられないよ、と注意してくれます。 その分岐から10分ほどで、両側の風をさえぎるものがなくなり広い台地(清水台)に足を踏み出すと、体がぐらつき歩くことができないほどの強風が吹き荒れていました。 他のメンバーは身の危険を感じ座り込んでしまったほどです。もうこれ以上は進むことは不可能であると感じ、止む無く下山することにしました。途中、私の手は悴んで手の感覚がなくなっています。 頂上駅に着く頃には、麓方向には青空が見え、暖かな紅葉日和です。駅付近の展望台にて、紅葉している朝日岳、茶臼岳をバックにして写真をとり、2時間で登山が終了しました。 今回の登山は、下界は晴れていたが、北側(からかな?)からの雲、ガスによって視界なしの状態、そして歩くことができないほどの強風(風速40m/秒?)を体験し、登山途中の左斜面に見れた綺麗な紅葉が見れたことにより、自然界のすごさを感じることができました。 あと30分で大展望と言われている頂上に着ける手前で断念してしまったことは、非常に残念でした。