53回 2012年11月登山
(明神ケ岳 1169m)
開催日: 2012年11月11日(土)
参加者: 6人
コースタイム:
強羅駅(9:30)→登山口(10:20)→大文字焼き広場(10:50/10:55)→分岐(11:10)→明星ケ岳(11:20)→鞍部・分岐(12:00/12:20)→明神ケ岳(13:00/13:50)→分岐(14:20/14:30)→登山口(15:10)→宮城野バス停(15:30)
明神ケ岳
体験記
日曜日の登山予定でしたが雨予想により、土曜日に変更したことによって最高の天候に恵まれた登山となりました。自宅を出る時、三ケ月と多数の星がでて、強羅駅到着時点でも真っ青な雲一つない状態でした。 こんな好天候も最近の登山にはなかったことです。参加者は当然頂上での素晴らしい景色を期待しての登山開始となりました。 強羅駅から舗装道路をしばらく歩き登山口となります。そこから少し歩くと、半分から上部が真っ白な富士山を見ることができます。 そして数10分で大文字焼き広場に着き、眼下には箱根全体の街並みと雄大な富士山を眺められ、ここで小休止をとりました。 さらに歩を進めると、まもなく明星ケ岳への分岐があり、多数の花を咲かせた大きな木があり、ここが分岐だよと教えるように立ち、右方向の明星ケ岳への平坦な道を進むと木に囲まれた祠があるだけで頂上らしくないところに到着。 少し横にずれると相模湾らしい海が少し覗くことができます。 展望のない明星ケ岳をバックにして元の道に戻り、分岐経由で明神ケ岳を目指して歩いていくと、途中、何度も大きな富士山を見せてくれ、ぐっと近くに姿が迫り見えてきます。途中の鞍部で昼食休憩をとり、 そこから頂上まで最後の坂を上ったり下ったりしながら登ります。頂上に到着すると、どこから集まってきたのか、多数の人が富士山等の山並みを眺望しながら思い思いの休憩をしています。 富士山を眺められ、眼下の箱根の街、そして駒ケ岳、神山等の箱根外輪山を見るには最高の場所です。広大な広場になっているので、多数の人がいても場所取りに全く困りません。 富士山の左横には絵に描いたような雲が少しかかり、一際大きな富士山を下山終了まで変わらずに見せてくれ、参加者全員が感嘆の声をあげ満足していました。 KMT登山の二回目の参加となった女性のHさんも少し辛い登りと言いいながらも、これだけの光景を見ると、もうその登りの辛さはなくなったと思います。 頂上では男性のHさんがジェットボイルという湯沸し機を使いコーヒーを飲ませてくれ、雄大な景色を見ながら飲むことができ、最高の一時を味わせてくれました。 今日の天気は予想通りの好天で、暖かく私とKさんは最後まで半そでTシャツで登れるほどの陽気が続き、11月中旬としては珍しいものだと思いました。 名残惜しい景色を後に下山しましたが、途中、湘南海岸の綺麗な弧を描いた海岸線が見え、山容だけでなく海の景色も見れ、これまた今回の登山のよいところでした。 その後は景色のない山間を黙々と降り、バス停留所に到着。この後が大変でした。やっと2台目のバスに乗れたが超満員で、かつ道路も渋滞でしていたので箱根湯元に着いた時には、メンバーは疲れきっていました。 今回の登山は非常に好天に恵まれ、富士山の大展望を見ながら頂上でゆっくりできたことは最高の喜びでした。