70回 2014年10月登山
(玉原高原)
開催日: 2014年10月25日(土)
参加者: 7人
コースタイム:
センターハウス駐車場(9:30)→鹿俣山(11:30/12:30)→長沢三角点(13:40)→ブナ平(14:00)→尼ケ禿山(14:50/15:10)→センターハウス駐車場(15:40)
鹿俣山
尼ケ禿山
体験記
広いセンターハウスに到着時には多数の車が止まっていました。登山客は既に登っているのではとその時には思っていましたが、後ですれ違った人の数を考えると、ほとんどの人はブナ平、湿原だけのハイキングと思われます。
私たちは当初、右回りの尼ケ禿山から鹿俣山への周回コースをとる予定でしたが、最初に高い所に行って景色を見ることを選択し左回りに急遽変更しました。ほとんど斜度のない緩やかなブナ林の落ち葉を踏みしめながら歩いていきます。途中、真っ赤に紅葉したカエデに見とれ、また白くまだら模様のブナも多数見られ自然を楽しむことができます。
しばらく歩くと広大なスキー場が現れ、そこを横切りるとキャンプ場、そして林の中を進み、再度、スキー場の草地に入り、急な斜面をゆっくりと登り高度を上げていくと、リフトの最上部に到着。
ここから10分程で鹿俣山頂上に到着。すでに4、5人が寝そべり半袖一枚でも十分なポカポカ陽気の中、景色を見ながら休憩していました。
頂上ではすぐ目の前に上州武尊山がそびえ、赤城山、榛名山、谷川岳も見えています。また遠方に白く覆われた富士山が見えたことに感動しました。
これほど遠いいところでも富士山が見えるのは、今日はよほど空気が澄んでいるのかと思いました。また下界には玉原湖とスキー場の斜面が、うまく調和した景色を楽しませてくれます。
私たちはここで、いつものラーメンを作り、食後にはコーヒーを飲み山の楽しみを味わいました。
頂上からはブナ平経由で湿原に入るが、湿原の草花は時期的にほとんどありません。ここで女性達はそのままセンターハウスに向って下山し、男性達はもう一つの尼ケ禿山に向かいました。
女性達を待たしては申し訳ないと思い、80分のコースタイムの半分の40分で登ったので、今回のハイキング程度の軽い登山で終わる予定でしたが、ここで一番の筋肉を酷使したものになってしまいました。
この頂上では、一部が見えないものの約300度の展望ができ、鹿俣山とは違った雄大な景色でした。
約10分の眺望を終え、急ぎ30分程で下山しました。今回の登山では紅葉見学が一番の目的で、スタート地点から1400mの高度までは赤、黄色の綺麗な紅葉を楽しむことができ、参加者は十分に満足したことと思います。