体験記

今年の登り初めは富士山の眺望がよい杓子山にしました。集合場所の忍野ふれあいホールに着いた時の気温は２度でも、そんなに寒くはありません。 ここからでも雄大な富士山が眺められ、頂上での眺望がさらに楽しみになってきます。 スタートからすぐに雪道を登ることになり、アイゼンがないと登れないと判断し、すぐに装着。久々のアイゼンの感触を確かめながら登り、稜線上にでてから振り返ると富士山の眺望を楽しむことができました。
　まずは最初の高座山に到着。ここで小休止し、すぐに杓子山に向けて登ります。ここからが急登の連続でかなり脹脛に負荷がかかり悲鳴をあげています。 頂上に近づくにつれ岩場を雪で覆ったような状態になってきてから慎重に登り、約３時間で頂上に到達。到達した途端に３６０度の大パノラマ展望が目に飛び込み感嘆の声がでてしまうほどので展望を邪魔するもののない素晴らしい最高の景色でした。富士山は頂上に雲がかかってはいるものの、裾野にかけて雪をかぶった綺麗な山肌がよく見えます。南側の富士山を中心に東側からぐるっと西側までの山々もくっきりと見せてくれました。 頂上での昼食は肉うどんを作り、平地ではとても味わえない自然が作り出した素晴らしい眺望による感動と、頂上で食べないと分からない肉うどんの美味しさ、の両方を味わいながら、体ぽかぽか、お腹満腹に満足しました。約１時間の昼食のあとは右回りの子ノ神経由で、登りよりさらに深い雪道を踏みしめながら、約３時間で下山しました。
【立寄温泉】紅富士の湯