78回 2015年6月登山
   (甲武信岳 1955m)

開催日: 2015年6月7日(土)
参加者: 5人
コースタイム:

毛木平駐車場(6:50)→ナメ滝(8:15)→千曲川水源地標(9:15/9:25)→甲武信岳頂上(10:00/10:20)→三宝山(10:50/11:20)→大山(13:05/13:20)→十文字峠(13:50/14:00)→毛木平駐車場(15:20)

体験記

 日帰りコースとして使われている毛木平駐車場に6時30分に着いた時にはすでに満杯状態で、仕方なく道路に駐車。ここは水洗トイレもありとても整備された駐車場で、さすが百名山は違うな、と思いました。
 ここから沢沿いの緩やかなコースを登っていきます。最初はハイキング気分で楽に歩けます。左側には綺麗な水が流れ、沢の音を聞き、マイナスイオンを浴びると日頃の疲れが癒されます。 ナメ滝を経由してさらに登っていくと徐々に沢の音が静かになってきます。ほとんど聞こえなくなったところに、千曲川・信濃川の源流地点があります。 ここではその源流の水を飲むことができ冷たくておいしいです。この水が日本海まで流れていると思うと、感慨深いものがあります。 この地点から本格的な登山になり、登りも急坂になってきます。そして周りに変化が出てきます。苔むした木々が現れ、多数の根が道を作り、まだ開花前のシャクナゲも生えていました。 耳を澄ますと各種鳥も鳴いています。しばらく歩くとやっと稜線に到着。しかしガスっていたために、全く視界なし。 このまま気持ちの良い稜線を歩き、最後のガレ場の急登を登りきると百名山の甲武信岳に到着しました。
 ここでは多数の人が休憩しながらガスが取れるのを待っているようでした。我々もしばらく待っていましたが、晴れる期待も少ないため、早々に下山をするか、または周回コースをとり次の山々を楽しむかを迷い、次の頂上で景色のよい大山に期待し、周回コースを選択しました。
 頂上から30分で埼玉県の最高峰である三宝山に到着し、ここで昼食。ここからが下ったり登ったりを繰り返すハードな道を耐え、大山に到着したが、ここでもガスの中。この先はクサリを使い降りて行きます。 途中にシャクナゲの群生地帯になります。この場所がピンク、赤の綺麗な花が見れ、今回の登山の一番のよいところだったかもしれません。 十文字峠を過ぎ、駐車場までは変化にとんだ岩場、苔の道、崖路、等の飽きることのない長い長い道を下山し、沢にかかった橋に到着すると、ここが駐車場から出発した時の分枝地点であること、下山したことを感じほっとしました。 この周回コースは意外とハードなもので、かなりの筋肉を疲労したと思いました。