110回  白毛門(1720m)

登山日:2024年10月11日(金)
累積標高差:1056m
コースタイム:

白毛門登山口駐車場→登山口(8:00)→(10:30)松の木沢の頭(10:40)→(11:25)白毛門(12:15)→松の木沢の頭(13:00)→(14:50)登山口

体験記

 関越道で現地に向かい、青空、山並みが綺麗に見えてます。しかし現地に近づくにつれ雲が増え始め頂上の天候が少し心配になってきました。 駐車場は平日でも沢山の車が止まっていて、大半の人は白毛門に向かうのか、と疑問に思いました。(下山後にそうではなく、ここに停めて西黒戸尾根ルートに向かう人もいるのだろうとわかりました)
 スタートは川を渡り林に入っていくと、徐々に急な登りになり、この状態が最後まで続く険しい登山になりました。ジグザグに登れれば楽なのですが、ほぼ直登で登る感じです。標高が上がるのつれ、ロープウェイ頂上駅、トマの耳方向の視界が開け、さらに登ると反対側の赤城山、武尊山、白毛門方向が見えてきます。とても雄大な景色です。期待していた紅葉はまだ早くほとんど紅葉していません。
 やっと松の木沢の頭にくると、大展望が待ってました。このあたりから少し紅葉が始まりかけています。トマの耳の頂上は雲に覆われ見えませんが、それ以外は大展望を楽しめます。ここからは稜線を歩くようになります。岩場が多く、両手、両足を使い、またロープ、クサリも使いながら這って歩くところもあり、徐々に筋肉の疲れが出てくるのが分かります。でもこの辛さより非常に気持ちのよい歩きを楽しめます。 頂上が見えそうなので、これで登頂と思っていくとまだ先であることが、3度もあり、やっと登頂しました。
 頂上はそんなに広くはありませんが360度の大展望で、一の倉沢の岩壁が見えています。この壁を登れるのかとても信じられないほどの急峻な状態です。頂上から朝日岳方向の稜線は紅葉が始まり綺麗でした。相変わらずトマノ耳から茂倉岳までの頂上が雲に隠れ見えません。逆に南側は浅間山から至仏山まで見え大展望状態です。ここで景色をみながらランチ休憩して1000mの下りを下山しました。下山も同様にまっすぐに降りていくので、降りるにつれ筋肉が疲労しているのがよくわかりました。