体験記

　先週に続き真っ青な快晴の登山となりました。標高５００ｍの坂本登山口から沢沿いに登り始めます。 急坂であるが、新緑の中を気持ちよく涼しさを感じながら登れます。徐々に高度を上げるにつれて汗が噴出してメガネがぬれてきました。 登山道の周りを見ると可憐なニリンソウが咲き乱れています。股峠から鞍部経由で東岳を登っていくと岩山に変わり、途中、鎖を使いながら慎重に登り約３０分で頂上に到達しました。 頂上の展望は目の前の険しい両神山が見え、これから行く西岳が尖がって見えています。その時、登ってきた若い山ガールはこの山は厳しい岩山であるにもかかわらず『楽しいと』言いながら登っています。 登ってきた山を一度降り、鞍部から西岳に向かいます。こちらは東岳どころの岩山ではなく、急な坂、狭いがけ道を登って行きます。 落ちたら間違いなく死にそうなところです。約３０分で頂上に到達すると、絶景が広がっていました。八ヶ岳、瑞垣山まで見え、東岳方面を振り返ると三角形の武甲山が見えます。そして頂上からが大変で、痩せ尾根といわれる狭い岩稜を下ったり上ったりしながら歩きます。 下山ルートは魚尾道峠経由で行くところが、気づいたら股峠経由で降りしてしまいました。１０００ｍの低山の割には険しい山ですが、景色は最高で楽しめました。