27回 白馬三山縦走(白馬岳(2932m)、杓子岳、白馬遣ケ岳)
登山日:2013年8月8日(木)~10日
天候:曇り
コースタイム:
①8日(木) 猿倉(7:15)→(8:15)白馬尻小屋(8:30)→(9:20)白馬大雪渓(9:30)→岩室跡→(13:45)白馬岳頂上宿舎(14:10)→(14:35)白馬山荘
②9日(金) 白馬山荘→白馬岳頂上(6:00)→(8:30)杓子岳(8:40)→(10:10)白馬遣ケ岳(10:45)→分枝→(13:30)白馬遣温泉小屋
10日(土) 白馬遣温泉小屋(6:00)→双子岩→(10:00)猿倉
猿倉登山口
大雪渓
救助ヘリ
山荘
杓子岳
白馬岳
白馬槍岳
白馬岳
露天風呂
ミヤマウツボグサ
ミヤマキンボウゲ
体験記
今年の白馬岳は雪が多かったので、大雪渓歩きを経験できました。白馬尻小屋を過ぎると、すぐに雪渓にたどり着き、軽アイゼンを装着。慎重に約2時間30分かけ、途中の大きなクレパスを避け登り切りました。
頂上に近づくにつれ多種多様な花が増えてきます。途中、滑落された人を救助するヘリがきましたが、ガスっていたためにすぐに近づけず何度もトライしてやっと救出した場面に遭遇。
初日の目的地である白馬山荘に到着し疲れをいやしながらビールを飲み初日の登山終了。
これが今回の登山の誤算(初日に行くべきでした)となり、翌日の白馬岳はガスに隠され、全くの展望がなくがっかり。
仕方なく、次の杓子岳へ向けての稜線を歩くが、吹き飛ばされそうな強風とガスに覆われ、全く景色が見えそうな気配なし。
ところが、次の白馬鑓ケ岳に近づくにつれ、一気にガスがとれ、周りの山々が見え始め、きれいな稜線がくっきりと見えてきました。
ここからが最高の展望を提供してくれました。眼下には雄大な斜面と雪渓、水平線上は白馬岳、杓子岳等を結んだきれいな稜線、そして遠方には、剣岳、立山連峰、槍ヶ岳、穂高連峰、さらに上空は青空になっています。
鑓温泉に下る途中には、お花畑、雪渓が多数あり、下山を楽しませてくれます。到着した鑓温泉小屋では湯量豊富な露天風呂に入り疲れをとることができました。3日目も30分ほどの下りの雪渓にアイゼンを使用し、約4時間かけて無事下山。