29回 谷川岳馬蹄形縦走(1720m)

登山日: 2013年10月11~12日
天候:雨のち晴れ晴れ
コースタイム:

●1日目(10/11) 土合橋駐車場(4:50)→松の木峠沢の頭(7:40)→白毛門(8:40)→笠ケ岳(10:00)→朝日岳(12:00) →ジャンクションピーク(12:45)→白崩避難小屋(14:30)
●2日目(10/12) 白崩避難小屋(5:20)→大源太山分枝(6:20)→七ツ小屋山→蓬ヒュッテ(7:20)→武能岳(8:10)→茂倉岳(10:25)→一ノ倉岳(11:00)→オキノ耳(12:00)→トマノ耳(12:10)→(15:30)谷川岳ロープウェイ

体験記

谷川岳馬蹄形縦走と言われている山々(10個)を回りました。非常にきつい登山でした。初日は曇り予想でしたが、出発早々から雨になり濃いガスの中を急斜面を息を切らしながら登っていきます。 何とか白毛門に到着したものの何も見えません。このままでは次の山も期待できないながら、登っては下りまた登るというようなもので、非常に辛く4人とも黙々と登山しています。 次の笠ケ岳も全くガスの中、もう今回の登山を止めたい気持ちになってきます。しかし次の朝日岳に向かう途中に急にガスがとれ、雄大な谷川連峰、綺麗な紅葉、山肌、そして遠方の山々が見え始め、これまでの辛さが吹っ飛ぶ程の景色でした。 そこから日の入りまで快晴に恵まれ、とても気持ちの良い稜線歩きを満喫しました。 目的地の避難小屋に着いてから、近くの水場で今晩の水を取水しました。これはとても美味しい冷たい水です。 小屋の前で雄大な景色を楽しみながら、取水した水で水割りを飲みながら最高の時間を過ごしました。 夕食はここまで運んだ野菜、肉を使った鍋料理をたらふく食べ、満足な一日を終え夜19時には就寝です。 2日目は暗いうちから出発し昨日と同じようにガスの中を黙々と進み、大源太山分枝を過ぎると、谷川岳方面のガスが取れ、険しい山々、そして紅葉した斜面を楽しむことができ、これから登る5個の山の展望を期待しました。 しかし、その後はガスがかかり何も見えず。最後のトマノ耳でも展望なく早々に下山してしまいました。 ここからの下山では、これまでの登り、下りで足を使いきってしまったために、とても辛いものでやっとロープウェイまでたどり着いた時には、もう余力がほとんどなくなっていた感じです。 今回の登山コースは全工程が晴れていれば、最高の登山ができたと思います。初日の後半だけでも快晴となってくれたので素晴らしい景色を楽しむことができ、感動も味わうことができました。 しかしこれほど辛い登山になるとは予想もしませんでした。