38回 上州武尊山(2158m)

登山日:2014年9月20日(土)
天候:晴れ
コースタイム:

武尊神社駐車場(5:40)→第2駐車場(6:10)→分枝(6:26)→小屋分枝(7:25)→ビューポイント(8:40/8:50)→武尊山頂上(9:15/10:10)→剣ヶ峰(11:25/11:50)→分枝(13:45)→駐車場(13:45)

体験記

 5時頃、広い駐車場に着くとすでに6台の車がありました。ここから第2駐車場まで歩き、登山道に入ります。
当初、緩やかだった道も分枝を過ぎると、息が切れる急登が避難小屋のある分枝まで続きます。ここを過ぎると徐々に景色もよくなり頂上、周りの山の斜面が見え始め、山の楽しみが湧いてきます。 途中の崖っぷちのビューポイントでは紅葉し始めた2000m付近の斜面に感動し疲れが取れてきます。
 ここからは岩場にかかった多数の梯子、クサリ、ロープを使い登りきると、360度の大パノラマ展望である頂上に到着。すでに2人の登山者が遠方の山々を確認していました。 燧岳、至仏山、八海山、谷川岳が見ています。特に至仏山の太陽に照らされ映えた綺麗な三角形の容姿、そして白い岩肌を出した険しい谷川岳は共によく見えています。
しかし、数10分後には南から東にかけて、ガスに覆われ全く展望がなくなってしまいました。ここで昼食、コーヒタイムを約1時間とり頂上の景色を満喫。
 頂上から剣ヶ峰までが、最高の景色の連続でした。約1時間の稜線を歩きながら、まだ始まったばかりのきれいな紅葉とハイマツの緑色によって絵に書いたようなコントラストを楽しめ、目を飽きさせません。 剣ヶ峰の頂上は狭いながらも、360度の豪快な展望を見せてくれました。先程の頂上と違い、谷川岳もぐっと迫ってきます。
約30分の眺望を楽しんだ後に待っていたのは、滑りやすい長い長い急坂でした。これは足、膝に非常に負担があり苦痛の連続でした。 何とか降り切り無事に駐車場に到着したのはまだ日の高い13時過ぎでした。雨を心配しましたが、曇ったり晴れたりの天候でしたが、満足できる楽しい山旅でした。