47回 阿弥陀岳・中岳・赤岳(2899m)/p>

登山日:2015年8月7日(金)
天候:晴れ
コースタイム:

<八ヶ岳縦走>(1日目)
美濃戸登山口(7:30)→(9:40)行者小屋(11:00)→(10:45)分枝(11:00)→(11:20)阿弥陀岳(11:30)→(11:50)分枝(12:30)→(12:35)中岳(12:45)→キレット分枝→(13:50)赤岳頂上→赤岳山荘

体験記

 標高1780mの登山口は朝7時では肌寒く都会の蒸暑さと違うと思いながらスタートしました。苔むしたシラビソの木々に囲まれた道を緩やかに登りながら進んでいきます。 途中、沢を何度も渡り、広い河原を通ると目の前に大きな山が見えてきます。すると間もなく行者小屋に到着。ここでは冷たい水を補給し小休止。 上空を見上げると、横岳、赤岳、阿弥陀岳がそびえて見えます。ここから徐々に急な登りに変わり息を切らしながら登っていると、右にカモシカを発見。逃げようともせずこちらとニラメッコ。 行者小屋から約40分で分枝に到着したが、周りはガスに覆われ視界はほとんどありません。
 小休止したあとに、リュックをここにデポして阿弥陀岳に挑戦。まさに岩登りというくらいの険しいところです。 途中振り返るとこれから登る赤岳方面の稜線のガスが取れ綺麗に見えてきました。しかし、この頂上ではガスに覆われ全くの視界なし。 しかたなくさっさと下山し中岳方面に向かう途中で、ほとんどのガスがとれ、快晴状態に変化。中岳頂上ではほぼ360度の大パノラマ状態になったことに感動し、しばらく立ち去ることができませんでした。 ここから赤岳までの稜線歩きでは素晴らしい景色を見ながら、砂道、岩道、ガレ場、ザレ場、クサリ、梯子を通り最後の急登を登りきると約3000mの赤岳に到着。 狭い頂上であったが、遠方は雲に覆われていたものの、それでも十分に満足できる眺望を与えてくれました。